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2014年6月12日 (木)

福島第一原発3号機爆発 自衛隊負傷被曝事件「給水車7台」東電「給水車2台」自衛隊 情報がまるでくい違っている!

 除染作業後、「明日の計画」を決める会議に出席した岩熊真司隊長は開口一番。

「冗談じゃないっすよ!」

<それでも安全を考えて化防車で行ったほうがよかったのではないか、と聞くと、岩熊はこう答えた。

「第1原発敷地内がどれだけ汚染され、どれだけ危ないかわからない状況でした。>(前出『自衛隊と東日本大震災』)

 自衛隊は、指揮内の線量を知らせるよう、何度も東電に要請していたが、情報は共有されなかった。

<それなのに、隊員たちだけ行かせて、『いいから黙って給水せよ』とは言えない。だから、隊長である私が先頭に立って入る。それに後続の水タンク車は屋根が布の幌なんです。私だけ安全な化学防護車というわけにはいきません」>

Photo_5

 やはり、自衛隊こそが決死隊であり英雄だったのではないか?

「東電テレビ会議」ののんきな会話とくらべると、気が遠くなる。

<3月14日朝。現地対策本部の要請を受けた中特防の隊員は、すぐさまオフサイトセンターから5キロ離れた福島第1原発に向かった。岩熊は三菱自動車のパジェロを改造した幌付きの車両を指揮車にして乗り込み、そのあとに5トンの水を運べる水タンク車2台が続いた。それぞれに隊員2人が乗り込み、総勢6人だった。>

 ところが……。

(東電テレビ会議より)

「1Fからの給水車の運転手は、1Fの正面ゲートで待機してもらえませんでしょうか。1Fの正門前で(自衛隊から)引き渡します」(オフサイトセンター)

「ちょっと待って。ごめんなさい。どこから誰に言っているか、言ってくれない?」(吉田所長)

「はい。オフサイトセンター(ピー音)です。本部にお願いします。本部および1F、お願いします」

「はいはい」

「とりあえず、給水車の運転手7名ですが、1Fの正門ゲートでお願いします」

「給水車7台」と東電は言う。3号機が爆発するまでずうっと。

「1Fの正門ゲートで引き渡すということ?」(吉田所長)

「引渡しです」(オフサイトセンター)

「引渡しね?」

「はい。よろしいでしょうか?」

「あの、それ、自衛隊の人でしたっけ?」

 吉田昌郎所長は念を押している。

「自衛隊を敷地に入れないんだな?」

「正門で給水車だけぶんどるんだな?」

 翻訳すればそうなる。

<前日、ほぼ徹夜で福島第2原発への給水をしており体はふらふらだったが、そんな疲労感を訴えている状況ではなかった。>(『自衛隊と東日本大震災』)

 東京電力よ!!

 福島を返せ!!

 美しい日本の国土を返せ!!

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