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2014年6月11日 (水)

福島第一原発3号機爆発 自衛隊被曝事件 「部下を殺していたかもしれない」岩熊真司隊長の怒り爆発!「冗談じゃないっすよ!」

 吉田昌郎所長は同僚、下請け作業員を避難させ、

 超デンジャラスな給水作業を自衛隊に押し付けた。

 何も知らされず、3号機に「特攻」させたれた

 岩熊真司隊長の怒りが爆発した。

<水素爆発だ。自分たちがいるわずか20メートル先で起きた。瓦礫の落下が収まったと判断するとすぐ、岩熊はドアを蹴って、蹴破って、ようやく指揮車から抜け出る。運転席の隊員は首にけがをしている。後続は、水タンク車は?――横倒しになっている。鉄製のタンクがぼこぼこだ。部下は、あと4人は――いた! 着ていたタイベックスがぼろぼろに裂けている。足や肩を押さえているのは、落下物による負傷なのだろう。が、全員、よろよろと自分の足で歩けている。致命傷ではない。>(前出『自衛隊と東日本大震災』)

 20メートル離れた地上で、水タンク車を吹き飛ばしぼこぼこにした爆発は、果たして、水素爆発だったのだろうか!?

<爆発が収まって、隊員の安全を確認して離脱し始めるまで約1分。>

<そのあとは、東電関連会社の軽トラックに頼んで荷台に乗せてもらってオフサイトセンターに戻る。すぐさま除染にかかった。大量の水を使って放射性物質を洗い流そうとした。しかし、必死でごしごしこすっても完全には無理だった。放射性ヨウ素が難敵。医官が「大丈夫でしょう」と言うから、信じることにした。>

 大丈夫ではない!!

 除染は「信仰」にすぎない!

<白いタイベックスの下の戦闘服もガス状の放射性物質に晒されていた。あれを着ていれば安全とは言えないと実感する。いや、通常の現場ならそれでいい。20メートルの近接地にいたからだ。>

 東電の社員は逃げていた。吉田所長の命令によって。

<顔を体をこする。洗う、流す、そうしてひりひりする皮膚の痛みを実感として感じながら、岩熊は次第に冷静さを取り戻していた。退避行動は早くできた。浴びた放射線も影響ない程度だった。体が自然に動いた。自分たちの訓練が間違っていなかったと分かる。隊員たちを無事に連れて帰ってこられて本当によかった、としみじみ感じた。なぜか知らない、神に感謝しなきゃ、と思う。>

Photo_7

<あの場所で、3号機のそばで、部下を殺していた可能性があった。別の感情が湧いてきた。怒りだった。>

<隊員を医官に診てもらって再びオフサイドセンターに戻ったときに、会議が始まる、という連絡が入った。>

<岩熊は会議の冒頭、こう叫んだ。

「冗談じゃないっすよ!」>

(つづく)

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