<福島原発・臨界爆発事故の詳細>槌田敦さん 必読!『科学技術は大失敗だった』
槌田敦『福島原発事故3年 科学技術は大失敗だった』(たんぽぽ舎)より
<3月12日の1号機の爆発、3月14日の3号機の爆発、そして3月15日から数日間続いた4号機の爆発について、東電はいずれも水素爆発とした。共通点はただひとつ、建屋最上階で起こったということだけである。
1号機は明らかに水素爆発だが、3号機は中性子の発生をともなっており、使用済み燃料プールで起こった臨界爆発である。4号機は消去法により推測すれば、爆発は蓋の開いた原子炉の中で起こっており、やはり臨界爆発とする以外にない。これらをすべて水素爆発とするすべての事故調の結論は不合理である。
使用済み燃料プールが臨界となり、水蒸気爆発した3号機
【3月14日】
(6時頃) 正門付近で中性子異常。しかし、これを0・001μSv/h未満と表現
(6:40-8:40) 中性子線量発表せず
(8:50-17:10) 中性子線量0μSv/hと発表
この中性子計測の発表経過は異常である。特に0μという表現は、よほど表現に困っていたことをあらわしている。>
(つづく)
| 固定リンク
« 東電福島第一原発2、3号機 電気がなくても動く「蒸気凝縮系」非常用冷却装置が取り外されていた!! | トップページ | 東電福島第一原発3号機<オレンジ色の閃光は爆発が3000℃程度><核爆発しか考えられない>槌田敦さん »
この記事へのコメントは終了しました。
コメント