東電福島第一原発3号機 毎週月曜「燃料交換機本体」撤去作業中 月曜日の空間線量にご注目をhttp://www.tepco.co.jp/nu-news/2014/1235960_5878.html
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必読!『田中角栄の資源戦争』(山岡淳一郎 草思社文庫)より。
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もはや、原子力はTHE END!
完全に終わっています。
日立製作所は台湾への輸出を画策しましたが、
運転開始が延長に次ぐ延長に次ぐ延長。
そして、昨日。台湾で反原発大デモ!
日立製作所は台湾でほぼ完成している
原発の図面を明らかに隠ぺいしています。
ABWRには「コアキャッチャー」がついていないからです。
建屋に亀裂が入り、メルトスルーが起きたら、
どういう対策をするつもりなのでしょうか?
日立製作所の説明はこうです。
コンクリート製の建屋を水浸しにします。
???????????????
これって、東電福島第一原発で
3年間続いている状況じゃないの!?
汚染水だだ漏れになるだけです!
ロシアでは20年以上前から、新設原発には、
「コアキャッチャー」の設置を義務づけています。
インドで建設中の原発にも
「コアキャッチャー」がついています。
これは隣国に対する犯罪です!
運転できるわけがない!!
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ルカシェンコさん、ご家族のことをお伺いしたんですけど。
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「アレクサンドル・ルカシェンコは独裁者であり、国際原子力マフィアのなかでも最も危険な人物だ」
私もそう思っていた。
昨年10月。ルカシェンコ大統領とベラルーシ警察に「イグノーベル賞」(ダメだけど笑える業績をたたえる年中行事)平和賞が送られた。理由はこうだ。
<公共の場で拍手喝采することを違法にしたことに対して>
<片腕しかない男を拍手喝采した罪で逮捕したことに対して>
2011年7月。厳しい集会規制を逃れるために「プラカードなし」「コールなし」「拍手のみ」で独裁に抗議するフラッシュモブが行われた。
ベラルーシ警察は、ただ拍手していた人々に襲いかかり、350人を拘束。取材していた報道関係者25人も警察車両に放り込んだ。
逮捕者の中には片腕の男もいた。「物理的に拍手は無理」なのにベラルーシの裁判所は有罪判決を下した。
……無茶しよる。
ベラルーシのジャーナリストは嘆く。
「過去には聾唖者の女性が『政治的スローガンを叫んだ』ことで逮捕されたこともあった。この国の法廷では奇跡が起きる」
……本当に無茶しよる。
大統領の多選禁止の憲法を自分で作っておきながら、自分が大統領になると憲法を変えてしまう。
1994年7月から、ずうっと「初代大統領」であるルカシェンコに対し、ジョージ・W・ブッシュは、
「ベラルーシは打倒すべき最悪の独裁国家だ」
同様の批判をしたドイツのギド・ヴェスターヴェレ外相に対し、ルカシェンコはこう言い放った。
「ゲイより独裁者のほうがましだ」
アドルフ・ヒトラーについては、
「彼のおかげで(ドイツは)残骸から立ち直った」
ユダヤ人迫害については、
「ユダヤ人はボブルイクス(ベラルーシの一都市)を豚小屋に変えた」
……おいおいおい! 360度どこから見ても完全なヘイトスピーチ。
誰かこいつを捕まえろ! 鉄格子の中にしゃがませろ!
ナチス・ドイツのような独裁国家では、ハンディキャッパー、病人も差別され迫害されるはずなのだが……。
2011年10月。『日刊ゲンダイ』の取材に対し、「ベルラド放射能安全研究所」副所長のウラジーミル・バベンコはこう語っている。
「ベラルーシでは国家予算の約2割(約1200億円)がチェルノブイリ事故の対策に費やされている」
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ユーリ・バンダジェフスキーは32歳の若さで
ベラルーシ中央科学研究所所長となった人物。
セシウムの内部被ばく研究の権威です。
1999年。学長を務めるゴメリ医科大学の受験生の家族から
賄賂を受け取った容疑で逮捕。
この事件が「ルカシェンコ大統領は独裁者」という
イメージを決定づけました。
「チェルノブイリ事故による放射線は人の健康にほとんど影響しない」
「ベラルーシ国内農地の4分の1が放射能汚染を理由に放置されていることは認めがたい」
「再入植しよう」
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「日本という国が崩壊しないよう導きたい。チェルノブイリ事故後、ウクライナでは健康影響を巡る訴訟が多発し、補償費用が国家予算を圧迫した。そうなった時の最終的な被害者は国民だ」
山下俊一 福島県放射線医学県民健康管理センター長 2012年8月
チェルノブイリ事故から28年。
ウクライナの首都キエフでは、トゥルチノフ大統領代行、ティモシェンコ元大統領らが、赤いバラを持って追悼集会に参加した。
「死の放射能から世界を守ろうと自らをささげた英雄を忘れてはならない。この悲しい日が国民の統一の日となるよう願う」(トゥルチノフの声明)
ふ・ざ・け・る・な!!
ウクライナの人々は怒り狂ったに違いない。
トゥルチノフが、なんのために大統領の椅子に座っているか、知っているからだ。
ウクライナ独立時、同時に生まれたのが「チェルノブイリ法」だった。
<被災者の医療は無料>
<家は無料>
<避難者は優先的に保育園に入れる>
<生涯被ばく量が80mSv以上になると想定される場所に住む18歳以下の子どもには避難する権利が取得できる>
1991年2月の法律制定時、ウクライナは国家予算の約2割をチェルノブイリ事故対策に費やしていた。
1986年、被災者の認定を受けた人は54万人だったが、1995年には320万人が認定された。
ところが……。
1992年。事故対策費は国家予算の15・7%に低下。
1993年。5・4%に低下。
1995年。3・4%に低下。
約束は守られなかったのだ。
被災者にお金は行き渡らなかったのだが……。
ただ1基の原発の爆発は、27年後、ウクライナを財政破綻に追い込んだ。
救いの手を差し伸べたのは、ロシアのプーチン大統領だった。
「ウクライナ国債150億ドルを購入する」
その直後に、トゥルチノフ、ティモシェンコら「欧米盲従派」が、「ネオナチ」と野合してクーデターを起こした。
欧米の要求はシンプルだ。
「ウクライナはIMFの支配下に入れ!」
「ウクライナを欧米の大金持ちが金儲けをしやすい場所に作り変えろ!」
キエフに乗り込んだヴィクトリア・ヌーランド米国務次官補は「IMF改革を受け入れろ」と暫定政権を脅した。
「以下のような要求を呑むなら、IMFが金を貸してやる」ということだ。
「電気とガス料金を倍に値上げしろ!」
「農地売買規制を撤廃しろ!」
「通貨を切り下げろ!」
「国有資産を民間に!」
「福祉予算を大幅に減らせ!」
ウクライナ最大の「福祉予算」が、チェルノブイリ事故対策費である。
トゥルチノフらが権力を握り続ければ、「チェルノブイリ法」は葬り去られるに違いない。
「ネオナチ」に牛耳られたウクライナ暫定政権に「英雄の死を悼む」資格などない。
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2005年。ジョージ・W・ブッシュはこう語っています。
「ベラルーシは最悪の独裁国家だ」
本当にそうなのでしょうか?
チェルノブイリ原発事故が起きて28年目。
ベラルーシは今も原発事故対策に
国家予算の2割を投入しています。
年間1ミリシーベルト以上の土地に住む国民に
「移住の権利を認める」チェルノブイリ法を
守ろうとしているからです。
日本はどうでしょうか?
2014年度の原発関連予算は、
「もんじゅ」の研究費を含めても
たった8247億円!
国家予算の0・86%!
この国は子どもを守らない!
守る気すらない!
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もはや論評する言葉もありません!
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ふ・ざ・け・る・な!!
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まさに奇奇怪怪です!
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フローラSは9番人気以下がバンバン馬券になるレース!
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オイルショックの時代。日本人がトイレットペーパー争奪戦をやっていたまさにそのとき、日本の港に石油を満載したタンカーがあふれかえっていた事実をご存知だろうか?
1973年の石油輸入量は前年を上回っていた。備蓄タンクは満杯。石油を陸揚げできないので、タンカーがはしけの代わりに停泊していた。
倉庫には、庶民が奪い合っている生活必需品が山と積まれていた。
モノは溢れかえっているのに日本の物価は23%も上昇した。
大企業は軒並み、記録的な黒字決算を発表した。
「オイルショック」自体が壮大なウソ、巨大詐欺事件だったのだ。
現役通産官僚だった堺屋太一が書いた『油断』がベストセラーとなり、
「中東の石油に頼っていては日本人は死滅する」
「原子力こそ救世主」
ウソがばらまかれた。
オイルショックの直前、ロスチャイルド系の国際原子力マフィアが形成される。
<72年2月の第1週、ジロー長官の補佐役が、パリのフェデラシオン通りの豪壮な原子力庁本部にアメリカ以外のウラン生産国の代表を招いた。集まったのは、フランス、カナダ、南アフリカとリオ・ティント・ジンクだ。リオ社は、アメリカを除いた全世界のウラン埋蔵量の5分の1を支配していたので、主権国並の扱いだったのである。ロスチャイルド家の“格”が想像できるだろう。
この予備会談で「秘密クラブ」を結成し、ウラン価格を引き上げる作戦が話しあわれた。>(山岡淳一郎『田中角栄の資源戦争』(草思文庫)
なぜ、「秘密クラブ」が必要だったのか?
ナミビアのウラン鉱山「ロッシング」の開発に最初に乗り出したのは、南アフリカの「アングロ・アメリカン社」だった。ところが……。
1950年代末に山を掘り始めたアングロ・アメリカンはすぐに撤退してしまうのだ。理由は……。
天然ウランのビジネスは採算が合わない!
白人の21分の1の給料で黒人をこき使っても、ウラン鉱山はまったく儲からなかった。
理由は簡単。
オイルショック前、ウラン価格は1ポンド7ドルと低迷。経費がハンパなくかかるウラン鉱山は「掘ったら損をするだけ」だったのだ。
「闇カルテル」結成と「オイルショック詐欺」でどうなったのか?
1974年からウラン価格が急騰。スリーマイル原発事故が起きる1979年まで40ドルを超える高値で取引された。
逆の見方をすればこうなる。
ウソをつき、イカサマをやり、奴隷を使わないと原子力は絶対に儲からない!
もうひとつのナミビア鉱山「ランガーハインリヒ」を経営するパラディン社の取締役、J・ボルショフはこう語っている。
「オーストラリアやカナダは環境・労働関係法が厳しすぎる。ウラン採掘の未来はアフリカにある」
つまり、労働者の人権を認めたらウラン鉱山は儲からない、ということだ。
ナミビアのウラン鉱山労働には「安全基準」などハナッからなかった。
黒人たちは防塵マスク、手袋すら与えられず、放射性ダストの嵐の中に放り込まれた。
「他にこれといった産業がないから」
ナミビアではなんと、結婚前の女性までウラン鉱山で働いているという。今現在も、である。
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http://www.mag2.com/m/0001577514.html
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結局、「原発やめます」って言って、
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原発再稼動など絶対にできませんよ!
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http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYEA3101720140402
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<アレバとキュリオンという外国勢主体で設置が進められていた汚染水処理施設は、あちこちで汚染水漏れを起こし、作業を中断させていた。>
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20世紀、私たちは「名誉白人」だった。
アパルトヘイト下の南アフリカ。最大の貿易相手国が日本だったからだ。白人支配層にとって、私たちは「なんでも買ってくれる」上客だった。
同時に、私たちは「犯罪者仲間」でもあった。
第一次大戦後、ドイツの植民地だったナミビアに南アフリカ軍が侵攻。不法占拠。
ナミビアのウランが日本に密輸されていた。
そもそも、「人種隔離政策」アパルトヘイトはなぜ、生まれたのか?
1911年。「鉱山労働法」制定。人種により職種、賃金が制限された。
1970年代。反アパルトヘイト運動をリードし、30歳の若さで虐殺されたスティーヴ・ビコはこう語っている。
「白人の子どもは、バカでも利口でも白人社会で育つ。だが、肌の黒い子どもは、バカでも利口でもこの世界を抜けられず、そこで死ぬ」
隔離の始まりは鉱山だった。黒人は何年働いても熟練工にはなれなかった。いや、それ以前に、黒人は「労働者」にすらなれなかった。労働組合に入れるのは白人だけ。黒人は集会を開いただけで銃で撃たれた。
1970年代。黒人の工業労働者は白人の6分の1の給料でこき使われていたとされるが、鉱業労働者の格差はもっとひどい。黒人は白人の21分の1の給料しか与えられなかった。
アパルトヘイトは、侵略者が鉱山で大儲けをするために編み出された制度なのだ。
今年1月。南アフリカのプラチナ鉱山で始まったストライキは今も続いている。アパルトヘイトは終わってはいないのだ。
アパルトヘイトは、国際原子力マフィア、そして、戦争を放棄した国であるはずの日本の真の姿を浮かび上がらせる。
ナミビアでウランが発見されたのは1928年だが、「資源」としてのウランが注目されるのは第二次大戦時からである。
「原爆を手に入れるのは誰だ?」
広島、長崎での惨劇。最初の原子力災害を引き起こしたのはアメリカだった。
冷戦時。狂ったような核兵開発競争が繰り広げられるさなか、ナミビアにひとりの大富豪が乗り込んでくる。
大富豪の名は、ギー・ド・ロスチャイルド。
鉱山会社「リオ・ティント」のボス。「オイルショック」時、闇カルテル「核の秘密クラブ」を作って大儲けをした男である。
オイルショックの時代。日本人がトイレットペーパー争奪戦をやっていたまさにそのとき、日本の港に石油を満載したタンカーがあふれかえっていた事実をご存知だろうか?
つづきはメルマガで
http://www.mag2.com/m/0001577514.html
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映画『遠い夜明け』を観ました。
すごい映画だよね。
ナミビアのウラン鉱山のことを調べていて、
原子力は人種差別の上に成り立っていたことが
しみじみわかりました。
1911年の英植民地時代の南アフリカ。
「鉱山労働法」制定。
人種による職種や賃金を制限し、
熟練労働を白人のみに限定した。
1915年、南アフリカがナミビアに侵攻し、占領。
1928年、ナミビアでウランが発見される。
1960年代半ば、ギー・ド・ロスチャイルド率いるリオ・ティントが、
ナミビアでウラン採掘を開始。
白人の約21分の1の賃金で現地の人がこき使われる、
奴隷労働が始まった。
「3・11」までナミビアのウランの約20%が
日本に輸出されていた。
南アフリカへの経済制裁下でも、
日本電力会社がナミビアからウランを
「密輸」していたことをメルマガに書きます。
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阪神11レース
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さあ、皐月賞です。
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15時20分頃、地下鉄永田町駅に降り、
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【本日!大参集希望】『川内原発再稼働許すまじ!九州電力東京支社抗議行動』4月17日(木)19時半〜21時、九州電力東京支社前(東京都千代田区有楽町1丁目7−1 有楽町電気ビルヂング北館 7F)。川内原発再稼働絶対反対!九州電力に激烈なる抗議を!※呼掛け 火炎瓶テツと仲間たち
— 火炎瓶テツ (@tetsu_molotov) 2014, 4月 17
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http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A6%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%BB%E3%83%90%E3%83%B3%E3%83%80%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%95%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%BC
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欧米、特に日本のマスコミは、ウクライナの政変を「民主革命だ」と言いくるめようと必死で頑張っている。
しかし、反政府運動をリードしたのが「市民」ではなく「ネオナチ」だったのだから、「民主革命」と言いくるめるのは相当にむずかしい。
3月18日、ウクライナ国営第1テレビは、プーチン大統領の演説を放映した。
「クリミア半島をロシアに編入する」
直後、全ウクライナ連合「自由」の国会議員5人がテレビ局を襲撃。パンテレイモノフCEOに、
「辞表を書け! 今、すぐにだ!」
小突く、ネクタイを掴む、側頭部にグーパンチ……。
この動画がネットで流れ、ウクライナ暫定政権の正体がバレてしまった。
全ウクライナ連合「自由」は平然とこう主張する。
「共産党および共産系政治団体を禁止する」
「共産党系政治家、官僚の全員を罷免する」
……「結社の自由」の完全否定。
「国内身分証明書に『民族』を明記する」
「法律上で異民族に対する反ウクライナ主義的行為を罰する」
……そして、ヘイトクライム、人種差別。
しかし、こうも主張する。
「ウクライナの国益を追求し、ロシア連合にも、EUにも加盟しない」
しかし、「対欧米盲従」のティモシェンコ一派は、暫定政権に「ネオナチ」をどんどこ入閣させてしまった。
オレクサンドル・シチ副首相が「自由」。
イホール・テニューフ国防大臣が「自由」。
アンドレイ・パルビー国家安全保障・国防会議議長が「自由」。
オレフ・マフニツキー検事・司法総長が「自由」。
軍隊と警察と裁判所を支配下に置いたのだから、テレビ局襲撃、言論弾圧などへっちゃら。誰にも怒られない。捕まらない。
「欧米盲従」と「民族独立」の寄せ集め政権が長続きするわけがない。
だから、東芝は契約締結を急ぐ。
プーチンのビジネスパートナーを次々に逮捕する。
追い詰められているのはロシアではない。
経済会議「G20」でも新たな「ロシア制裁」はほとんど論議されなかった。
4月14日に「国連安全保障理事会が緊急会合」というニュースが流れたとき、私はこう思った。
「ロシアの国連大使が吊るし上げをくらうの?」
これがまったく逆だった。
会議を呼びかけたのはロシアのチュルキン国連大使で、アメリカ、ヨーロッパの大使に向かって、こう言ったのである。
「内戦を避けられるかどうかは西側諸国の出方次第だ」
「お前ら、どうするんだよ!?」と凄んだ、ということだ。
なんでこんなに自信満々、余裕綽々なのか?
日本ではほとんど報道されていないが、
「お前らはネオナチを支持するのか!?」
そう凄まれたらオバマ大統領も強くは出られない。
釈放されたティモシェンコをかくまっているドイツのメルケル首相は、ぐうの音も出ないだろう。
日本のマスコミは「ウクライナ人」「親ロシア派」でひとくくりにして、ウクライナの人々の心を想像しようともしない。
「親欧米派」も「ロシアは好きじゃない」という人も、おそらく、こう感じている。
「でも、今の政権はもっとヤバい」
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なんか、プーチンが正気を失って、自分でも
「何をやっているのかわからない」状態になっている、みたいな報道。
そんなわけはない!
「独裁者」プーチンは1ミリもぶれていない。
<ウクライナ「オレンジ革命」は、投資家のジョージ・ソロスらが豊富な資金を投入した「アメリカ製の革命」だった。
「アメリカ製」の特徴は、1920年代、第一次大戦時から続くウォルター・リップマン流のプロパガンダである。
「独裁者に弾圧される市民」
メディアを駆使し、そんな遠国のイメージをくりかえし流す。
革命時の最高権力者、ヤヌコビッチは、「独裁者」プーチンの盟友なのだから、当然、こいつも独裁者だ。
テレビ、マスコミの「バカみたいに単純化された構図」に、人類はコロリと騙されてしまう。
ヤヌコビッチは悪い人。
「人々は民主革命のために立ち上がった」
アメリカが介入しても、それは「民主化支援」であって「内政干渉」「侵略」ではない。
市民を代表するユーリヤ・ティモシェンコは、民主主義者、自由主義者なのだから、当然、いい人だ。
テレビの前にいる人たちは、彼女が「ガスの女王」と呼ばれていたことなど知るよしもない。調べないから。
不法コピーの米欧製ビデオのレンタル店で大儲けをした彼女は、30歳の若さでエネルギー関連企業の経営に乗り出す。35歳でウクライナ統一エネルギーシステムの社長になったティモシェンコは、ロシアからウクライナへの天然ガスの最大の輸入・卸売業者となり「ガスの女王」と呼ばれた。
ティモシェンコは、典型的な「オルガルヒ(新興寡占資本家)」なのである。
ソ連崩壊後、激烈な闘いが繰り広げられ、それは今も続いている。
ざっくりいえば、こんな闘いだ。
国家を運営するのは政治家なのか?
それとも、大金持ちなのか?
プーチンはもちろん、「政治家が一番偉い」と考えた。政界に進出しようとするオルガルヒを逮捕、追放(事実上の)、恫喝して、自分に従わせた。
ティモシェンコは、「大金持ちがさらに金を稼げるように国家は運営されるべきだわ」という考え方。
かくして、ユーラシア大陸最大の「犬猿の仲」が誕生する。
2004年の「オレンジ革命」時、プロパガンダは大成功したかにみえた。
市民の代表、民主主義者の「いい人」が、「悪い独裁者」に勝った。
民衆は大喜び。
しかし、今回の反政府運動は違う。
プロパガンダの金メッキはポロポロとはがれ、醜悪な実態が暴かれようとしている。
だから、欧米のメディアも「民主主義のリベンジ」とは書けない。ウクライナで起きたことは「クーデター」と書くしかない。>
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東芝の子会社、ウェスティングハウスとウクライナの
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この事件、動画によって、ウクライナの「革命」の正体がバレちゃいましたね。
ウクライナ国営第1チャンネルは、隣国、ロシアの プーチン大統領の演説を放映しただけ。
国民の「知る権利」に応えただけなのに、 極右政党である全ウクライナ連合「自由」の国会議員5人が局を襲撃。
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<グローバルな核の大惨事をひきおこしかねないウクライナ新政権>
4月13日。「ロシアの声」はこんな見出しを掲げた。
親ロシア派による庁舎、警察署への襲撃、占拠。暫定政権の反撃、ウクライナ軍の命令拒否……。大混乱が続くウクライナで、来週にも核燃料の新契約が結ばれようとしているというのだ。
当事者はウクライナの原発を独占する「エネルゴアトム」社。
もう一方は、ウエスティングハウス(WH)社だ。
「ロシアの声」は<米国のWestinghouse社>と報じているが、これは間違い。2006年2月。ウエスティングハウス社は東芝に買収された。昨年12月、同社の新会長に東芝電力システム社副会長の岡村潔が就任した。完全な「日本企業」なのである。
「ウエスティングハウス(WH)のビジネスって、本当は実体がないんじゃないの?」
長いことそう感じてきたが、「ロシアの声」の記事を読んで得心した。
<2012年、ウクライナ原子力監督庁はWestinghouse社の製品の使用を禁止していた。同社の製品は以前ユジノ・ウクライナ原発に供給されていた。ところが1年にも満たない期間で核燃料棒を使用した作業に支障が出始め、数箇所のブロックで作業の停止を迫られた。その修復のためにロシア人専門家らが呼ばれている。>
ウクライナで二番目に大きいユジノ・ウクライナ原発の原子炉はロシア製WWER。当然、ロシアから輸入した核燃料を装てんしなければ危険だ。
WHは、WWERで無理やり日本製核燃料を燃やそうとして失敗した、というのが「ロシアの声」の見解である。
おそらく、米国人も日本人もトラブルに対処できなかったから、ロシアに技術者に泣きついた。
裏の政治からみるとこうなる。
アメリカ製「オレンジ革命」に乗じて、日本企業WHがウクライナに乗り込んできた。
しかし、2010年の選挙で「革命戦士」ユーリヤ・ティモシエンコがヴィクトル・ヤヌコーヴィッチに敗北。
政権に返り咲いたヤヌコーヴィッチは「核の世界支配」を推し進めるプーチンの意向に沿って日本人、米国人を追い出した。
「ロシアの声」は当然、プーチン政権のプロパガンダ機関でもある。「やつらが流したい情報」なので、注意深く読まなくてはならないが、ウクライナにおける「日本人の大失態」(なのか?)批判は強烈だ。
<社会調査センターのウラジミール・エヴセーエフ所長は><「ウクライナ領内にあるすべてのエネルギーブロックはソ連時代に開発された型の原子炉を使っている。そのために必要とされる核燃料はまさにロシアが提供しているタイプのものであり、Westinghouse社は産業スパイを行えば、ロシアの作る燃料の形をコピーすることはできるだろうが、それでもこれはコピーにすぎない。これはオリジナルではない。米国製の燃料をウクライナが使った場合、事故が起きる恐れがある。」>
……「産業スパイ」とまで言うか?
しかし、これがロシアのプロパガンダだとしても、私たち、日本人は笑い飛ばすことができるだろうか?
東電福島第一原発3号機の欠陥原子炉にMOX燃料を入れることを黙認し、大爆発を目の当たりにし、日々、被ばくしつづける私たちは……。
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福島11レース
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競馬予想ができなくてスマンです。
桜花賞の傾向はわりとはっきりしてますね。
3年連続、ディープインパクト産駒が勝っていて、
今年は⑱ハーブスターただ一頭。
ダントツ人気もうなずけますが、今年もタフな流れになりますよ。
最後方から17頭ごぼう抜き? ちょっとイメージできません。
瞬発力より持久力が試されるレース。
腕っ節の強い地方競馬出身騎手、外人騎手の独壇場です。
さあ、GⅠです。内からいきましょう!
②ニシノミチシルベですが、バカにしちゃだめでっしょう。唯一の外人騎手。サフラン、アルテミスのラップも優秀。馬単のヒモ大穴。
⑥レーヴデトワールも人気ないなあ。白菊賞もタフなレース。福永先生は桜花賞で大穴が期待できる唯一のJRA騎手。ヒモ。
⑨フォーエバーモアはおさえます。サフラン賞のラップは優秀。ヒモ。
⑮ホウライアキコが来たら一体ナンボつくのでしょうか? デイリー杯はかなりタフなレースですよ。強い! 対抗に推す。
⑰ベルカントも強い。Fレビューのラップは優秀。ヒモ。
⑱ハーブスターはおさえます。お手並み拝見です。
そして、わしの本命は……。
⑭マーヴルカテドラルで10万円!
馬群の真ん中でびっしり折り合えば必ず浮上する!
人気がた落ち大歓迎!
一発頼むで、田辺先生!
阪神11レース
⑭単複
⑭-⑮⑰②⑥⑨⑱
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「グリーンラン」はなぜ、行われたのか?
中国新聞の取材に実験にかかわった
ジョージ・ロバーツさんはこう語る。
「ソ連の原発情報をつかむため」
<ソ連が初の原爆実験に成功したのが、1949年8月。この時点で米の核独占は終わる。「わが国はソ連の開発状況を常に把握しておかねばならない。そのため、ソ連と同じやり方を試しておく必要があった」とロジャーズさん。
本国のウラン燃料棒の冷却期間は、当時、平均90日。ヨウ素131(半減期8日)の放出を少なくするためには、それくらい冷やしてプルトニウム製造工場へ移した方がよいと考えていた。ところが、ソ連はわずか16日しか冷却していなかった。>
『世界のヒバクシャ』中国新聞
ここで大いなる疑問。
ヨウ素131は16日たつと、
「ないといってもいい」ほどの量になる、と私は教えられていた。
<「開発を急ぐあまり、期間を縮めていたらしい」とロジャーズさん。十分に冷えていない「青い燃料」という意味から、この追試実験を「グリーン・ラン」と名づけた。>
臨界停止から16日間水に浸かっていた使用済み核燃料からなぜ、
7780キュリーものヨウ素131がワシントン州に放出されたのか!?
1キュリーは370億ベクレルである。
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1989年連載開始の「世界のヒバクシャ」(中国新聞)には、
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1984年、「スボケーン・レビュー』紙のカレン・スチール記者に
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そのころ環境保護団体「スポケーン教育連合」もハンフォードを調べていた。連絡をとりながらエネルギー省(DOE)に資料提供を掛け合う。DOEのガードをくぐって秘密資料の入手に成功したのは2年後の1986年2月。1万9,000ページの膨大な資料を2週間がかりで分析したところ、目を疑うような事実が浮かび上がった。
「40-50年代の13年間に、53万キュリーの放射性物質ヨウ素131が、大気中に放出されていた」という恐るべき環境汚染。すぐ特ダネとして1面に掲載。全米の有力紙が後を追い、汚染問題は広く知れわたった。
<次の狙いは、秘密資料に1行だけあった「1949年にグリーン・ラン実施…」のなぞの解明。何か重大な実験らしい、としか分からなかった。
DOEは「国防」を盾に資料公開を拒否。行き詰まったスチール記者は、情報公開法に基づいて「公表」を求める裁判を起こした。1年半の審理の結果「勝訴」。「極秘」の印がある126ページの資料は想像を超える内容だった。
「原子炉から取り出した燃料棒から、故意に放射能を放出…」。これが「グリーン・ラン」と呼ばれる極秘実験の正体だったのだ。今年5月4日、スチール記者のスクープが再び朝刊を飾った。>
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<ただちに明白になったのは、人間と核技術における長年にわたる不条理な関係である。冷静に振り返れば、道徳的に狂気の2超大国が、互いに相手を壊滅させ、その他の国々も道連れにすると脅迫し合ってきたのだ。その異様な取り決めによれば、いわゆる「核抑止力」の「信頼性」を維持するために、ある条件、すなわち互いに相手が優位とみれば、両国とも核軍備の増強を絶えず続けなければならなかったのだ。
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久しぶりに本棚から取り出したら、止まらなくなった。
『鎮魂歌』冬木弘道
<俺は足が遅いから、どうやれば速く走れるんだろうっていつも悩んでた。そこでさっきの先輩に言われたんだ。
「速く走る必要はない。速く走っているように見せればいい」
ってね。じゃあどうやるんですかって訊いたらこれも明快だった。
「たくさん足を動かせばいい」
アントニオ猪木を見てみろ。ロープからロープまで移動する時は他のどのレスラーより足がたくさん動いてるだろ。だから、俺も突進する前にステップを踏むんだ。実際には動いていなくても動いているように見えるからなんだよ。
あとリングは四角いでしょ。俺が教えられたのが、腕をとってグラウンドに入った時、そこでそのままの体勢で東西南北を見ることなんだ。そうすると、なんにもしてないんだけど、俺と相手の身体がグルグル動いて白熱したサブミッション攻防に見えるんだ。
つまるところ、なんでもお客さんを中心に考えればいいんだ。自己満足で試合しちゃいけないんだよ。結局はお客さんに見せる商売だからな。
とまあ、ここまで深いところをわかっていたのはFMWでは大仁田だけだった。>
資本主義社会で生きる。
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「やった!」
「簡単!」
原子炉建屋に掲げられた横断幕の文字である。
2011年12月5日。フランスのノージャンシュルセーヌ原発に環境保護団体「グリーンピース」の活動家が侵入した。彼らは建屋屋上まで登り、
「安全な原子力は存在しない」(横断幕)
つまりは「原発テロは簡単だ」ということ。
2012年10月10日。今度はスウェーデンのフォルスマルク原発とリングハルス原発が同時に襲われた。
進入した活動家の数、なんと60人以上!
滞在時間38時間。
最後まで発見されなかったグリーンピースの活動家はこううそぶいたという。
「自主的に退去したよ。夕方のニュース番組に出演しなきゃなんないから」
おいおいおい、英雄気取りかよ!?
だから、グリーンピースは嫌われる。
2012年5月。活動家が乗ったパラグライダーが、原発上空を自由自在に飛び回る動画が公開された。
「衝撃的な動画」と書きたいところだが、見てみると「お笑い動画」でもあるんだな。
原発のすぐ近くに「ここから離陸してくれ」といわんばかりの絶好の野っぱらがある。簡単に空に舞った活動家の姿は遊んでいるようにしか見えない。原子炉建屋の屋上にオレンジ色の発炎筒をポトリと落とす。
敷地内に着陸した活動家はおとなしく逮捕されたが……。
これ、「抗議」じゃなくて「レジャー」だろ!?
「こんなことしていいの?」
「目的が手段を正当化するとでも思っているのか?」
「ここまでくると反原発派というよりテロリスト。もちろん逮捕されましたが自分でも自分が何をしているのかわかっていないんだろう」
当然、非難のツイートがあふれた。
でも、このような話題を日本人は「軽ーく流して」いませんか?
「ニュース」っていうより「トピックス」として。
原子力災害の真っ只中にいるってのに。
米国原子力規制委員会(NRC)の関係者は絶対に笑って見てはいない。
アメリカ人は「9・11」をかみ締めている。
日本人は「3・11」をかみ締めている。
しかし、そこからが人類の愚かさ。悲劇から得た教訓を共有することはなかった。
2011年5月。内部告発サイト「ウィキリークス」が米国政府の外交公電を暴露した。
<米当局は日本政府に対し、安全対策を強化するようくりかえし促していたが、そのたびに日本側から拒否されていた。>(ウォールストリート・ジャーナル電子版 2011年5月9日)
つづきはメルマガで
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これは知りませんでした。
http://judiciary.asahi.com/articles/2012012700001.html
2008年5月。ワシントンDCの米国原子力規制委員会(NRC)本部で、
日本の保安院、原子力安全基盤機構のスタッフ6人がNRC幹部と会議を開いていた。
日本人はメモを取ることも禁じられ、「口外するな」と命令された。
伝えられたのは、原発の秘密のテロ対策「B5b」。
「3・11」後、NRC幹部はこう語っている。
「情報は保安院が抱え込み、内部でも共有されていなかった。がくぜんとした」
「この安全対策を備えていれば、事故の拡大を防げていた可能性が高い。
「B5b」とは何か?
<交流電源と直流電源両方を同時に喪失する事態を想定>
<中央制御室を含むコントロール建屋の全滅も想定>
<持ち運び可能な直流電源で「逃し安全弁」を現場で開け閉めする方法の準備を義務づける>
<バッテリーを運ぶ台車や、交流電源を直流に返還する整流器の準備も促す>
<直通電源や交流電源がない状態でも、ICやRCICを手動で起動・運転する方法の文書化を義務づける>
<ベント弁を手動で開けるための準備を義務づける>
「9・11」の教訓が生み出したテロ対策。
「3・11」にはまったく生かされなかった!!
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多分、そうなると思います。
消費税+地球温暖化対策税を
新たに課したばかりだからです。
ふ・ざ・け・る・な!!!!!
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東電福島第一原発3号機で「核爆発」が起きた!?
私は専門家ではないので断定できません。
藤原節夫さんの見解を紹介します。
<【核爆発論拠1】3号機爆発でのオレンジ色の光は、原子炉建屋中央部からではなく、原子炉建屋南部(使用済み燃料プールの上方)から発生した。核爆発の特徴は、ピカドンであり、核爆弾と同様、内包するエネルギーが膨大で、熱線、ガンマー線が発生する。温度も1万度以上に上昇する。そのため、ピカッと、明るいオレンジ色に光る。3号機使用済み燃料プール内の燃料が核爆発したとすると辻褄が合う。もし、水素爆発でオレンジ色の光が発生したとすれば、原子炉建屋5階に充満した水素ガスの爆発ゆえ、最高温度空間は原子炉建屋中央上方となる。したがって、オレンジ色の光は、原子炉建屋中央部から発生するはず。もっとも、水素爆発では超高温にはならないため、オレンジ色の光が発生しない。福島3号爆
発のようなオレンジ色の光と黒いきのこ雲が、大気圧の水素爆発で果たして発生するのかどうかは、水素爆発実験で一目瞭然となる。理科教室の水素爆発実験では、オレンジ色の光は発生しない。
【核爆発論拠2】福島3号使用済み燃料プール付近の屋根フレーム鉄骨が局所的に飴細工のようにひん曲がった。燃料プール使用済み燃料集合体での局所的な核爆発と考えられる。単位体積当たりの発生熱量が大きいため、局所的に1万度以上の超高温部が発生した。局所的な超高温部からの熱線、ガンマー線に晒された屋根フレーム鉄骨は瞬間的に熱を吸収し、飴細工のように曲がる。これは広島の原爆ドームの鉄骨の曲がり方と同じ。もし、水素爆発だとすると、原子炉建屋5階全体での均等爆発となる。単位体積当たりの発生熱量が小さいため、局所的な超高温部は存在しない。したがって、屋根フレーム鉄骨自体は曲がらない。水素爆発の場合には、フレーム鉄骨全体が格子状のままの福島1号爆発、福島4号爆発と
同じ状況となる。理科教室の大気圧水素爆発実験でも、ペットボトルすら溶けることはない。
【核爆発論拠3】3号機爆発での「きのこ雲」は黒煙であった。核爆発の場合には、超高温となり、燃料ペレット中の金属成分までも蒸発してしまう。金属成分が蒸発すると黒く見える。このため、黒煙ができた。もし、水素爆発だとすると、酸素と水素が化合反応で結合した後に、水蒸気の断熱膨張となる。爆発後は内部温度が下がってくるため、水蒸気は水滴となり、福島1号機同様、白煙となる。
【核爆発論拠4】きのこ雲が600mもの上空に上昇した。核爆発の場合には、発生エネルギーが膨大で、煙が超高温となり、ガス膨張力が強いために、だんだんと膨張しながら、上昇気流に乗って600mも上昇した。その際、周囲の空気を下から巻き込むため、きのこ雲の形状となった。きのこ雲は小型原爆実験での映像と類似形状であった。もし、水素爆発だとすると、核爆発と比較して、単位体積当たりの発生熱量が小さく、温度が低く、ガス膨張力が弱いため、600mもの上空には煙が達しない。
【核爆発論拠5】3号機原子炉建屋は、建屋南部(使用済み燃料プール部上方部)を中心にして屋根が破壊されている。使用済み燃料プール内の燃料集合体が核爆発したとすると辻褄が合う。もし、水素爆発だとすると、原子炉建屋5階に充満した水素が爆発するために、屋根、建屋がある程度均等に破壊される。その点、福島1号機、4号機は屋根、建屋がある程度均等に破壊されていたため、水素爆発である。
【核爆発論拠6】きのこ雲から、巨大な瓦礫が落下した。核爆発が使用済み燃料プール内で生じて、燃料プール上方にある、燃料取り扱いクレーン用モーター、巻き上げ機等を上空に吹き飛ばして、この巨大瓦礫になったものと推測される。もし、水素爆発だとすると、原子炉建屋5階全体空間の爆発のため、5階空間内(圧力境界内)下部にあるクレーン用モーター、ワイヤー巻き取り器等を上空高く吹き飛ばすことはない。水素爆発で上空高く持ち上がるものは、爆発の圧力境界外にある屋根材(スレート材とかパネル材)だけ。したがって、きのこ雲から、巨大な瓦礫が落下することはない。
【核爆発論拠7】プルトニウムが飯館村、米国まで飛散した。これは、核爆発により、使用済み燃料プール燃料ペレット中の金属成分が蒸発したものである。もし、水素爆発であったなら、プルトニウムの発生源は、格納容器内の炉心溶融物(コリウム) に限定される。しかし、炉心溶融物(コリウム) のプルトニウムは二酸化物(PuO2)のままの状態となっており、酸化珪素焼結物(SiO2、瀬戸物)と同様に蒸発飛散はしない。
【核爆発論拠8】福島3号原子炉建屋5階の使用済み燃料プール床面に燃料被覆管と推定される破片が発見された(無人ヘリコプター撮影)。核爆発の際に、使用済燃料プールに保管していた新燃料集合体が破壊され、生じた被覆管破片瓦礫である。なお、新MOX燃料集合体を使用済燃料プールに保管していた場合には、遅発中性子割合が0.2%で、ウラン燃料の遅発中性子割合0.65%に比較してかなり小さいため、即発臨界(核爆発)を生じやすい。もし、水素爆発であれば、使用済み燃料プール水面上方空間での爆発なので、燃料集合体の燃料棒被覆管破片瓦礫が存在しない。
【核爆発論拠9】福島3号きのこ雲からの落下瓦礫により3号タービン建屋屋根に直径14mと直径4mの大穴2個。屋根修理の作業員が12mSvの大量被ばく。核爆発の場合は、瓦礫に大量放射能がある。もし、水素爆発であれば、3号機タービン建屋屋根には、大量放射能がないため、大量被ばくはない。
【核爆発論拠10】福島4号機は、オープンエアーの中で工事をやっていたけれども、3号機側に衝立(バリア)を建てていた。これは福島3号機からの高放射線を遮蔽するためという東電説明であった。福島3号機瓦礫から高放射線があるということは核爆発の証拠である。もし、水素爆発であれば、福島1号機同様に福島3号機側に高放射線源がない。
【核爆発論拠11】平成25(2013)年7月23日、24日に、7月18日の3号機蒸気噴出(湯気とも言う)の原因究明のために、東電が、福島3号機コンクリートシールドプラグ周辺の雰囲気線量測定し、最大値 2,170mSv/時を確認した。 放射線源の場所と湯気の場所とは関係なかった。高放射線源の場所は、コンクリートシールドプラグ上の瓦礫集積場所であった。コンクリートシールドプラグ上の瓦礫は、使用済燃料プール核爆発で生じたものと推定できる。高放射線源は、瓦礫中の核燃料ペレット等である可能性大。もし、水素爆発であれば、瓦礫集積場所が高放射能になることはない。
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「原子力の平和利用」を掲げる国際原子力マフィアは、
「原発の燃料は絶対に爆発しない」と主張してきました。
それを木っ端みじんにする藤原節夫さん(元原子力安全基盤機構)のメールを紹介します。
<第二次世界大戦では、米国の高濃縮ウラン、およびプルトニウムによる原爆開発が成功した。典拠12.にある低濃縮ウランによる日本の仁科原爆開発は成功しなかった。また、典拠13.にある天然ウランによるナチスドイツの原爆開発も成功しなかった。しかし、福島3号核爆発の事実により、仁科原爆開発、ナチスドイツの原爆開発が、理論的に正しい方向であったと言える。>
元理研の槌田敦さんも「原発燃料は核爆発する」としています。
低濃縮ウランによる「仁科原発」は製造可能だった?
<MOX燃料は遅発中性子割合が、ウラン235の1/3程度しかなく、即発臨界になりやすい非常に危険な核燃料であると言える。例えば、石油ストーブにガソリンを入れるようなものです。>
<原子炉の動特性:ウラン235の遅発中性子割合は0.65%程度、プルトニウム239の遅発中性子割合が0.2%程度である。使用済み燃料やMOX燃料の場合にはプルトニウム239成分が多いので即発臨界になりやすい。>
即発臨界実験と福島第一原発の爆発画像。
なぜか鮮明な画像が見つかりませんが……。
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現役官僚が書いた小説『原発ホワイトアウト』(講談社)
<年の瀬は典型的な冬型の気圧配置となった。爆弾低気圧ともいわれる急激な天候の変化が日本列島を襲った。>
この冬も爆弾低気圧が何度も襲いかかってきました。
原発も雪で覆われ、年末年始で作業員の数も激減。
<新しく公表された規制基準は、テロ対策として、原発そのものを二四時間武装した警官で警備することや、いざという場合には自衛隊が出動することなどが定められていたが、原発の敷地外の対策に関しては、一切定めていなかった。>
<民間施設としては考えられるすべての防備を施している新崎原発だが、そこから送り出される電気が通る送電塔は、無防備に、むき出しにされたまま、大雪のなかで寒々と立っていた。>
<崔のオヤジが、手慣れた手つきで鉄塔の基礎の部分にダイナマイトを装着し、発破器をつないだ。>
<午後、一一時四四分、NHKでは、「蛍の光」の合唱が「紅白歌合戦」で流れ始めるころだ。崔のオヤジが顎をしゃくって金山をうながした。
「共和国は永遠なり!」
金山はそう叫び、発破器のスイッチを押した。>
<新崎原発では、午前七時の段階で、原子炉を冷却中のバッテリー電源の残量がほとんどなくなりかけていた。そのため、非常用のディーゼル発電機を始動させようと、現場の当直の作業員が努力していた。
前日夕方からの冷え込みは非常に厳しく、気温は、氷点下九・五度に達していた。キンキンに冷え込んでいるためか、ディーゼル・エンジンがかからない。>
原発に対するテロ攻撃は簡単なのです。
「使用済み核燃料プールの上にボーリングの球を落とせば終わり」
元原発技術者はそう警告しています。
http://www.afpbb.com/articles/-/3010534
実際、グリーンピースは何度も原発に侵入しています。
誰でも簡単に「核爆発」が起こせるのだとしたら……。
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上杉隆さんはテレビ出演前にディレクターからこう言われたそうです。
「プルサーマルという言葉はつかわないでください」
使用済み核燃料からプルトニウムを取り出し、
ウランと混ぜてMOX燃料にして発電する。
プルトニウムのリサイクル「プルサーマル」が
マスコミの「禁句」になったようですね。
新品のMOX燃料はウラン燃料の約3倍の熱を発します。
崩壊熱です。
自発核分裂によって放出される中性子が多くなるから熱い。
ちなみに「中性子」の3文字もマスコミの「禁句」になっています。
アーニー・ガンダーセンさん、元理研の槌田敦さん、元原子力安全基盤機構の藤原節夫さんらは、
「爆発はプールで起きた」と考えています。
「減速材(水など)を介した即発臨界」(ガンダーセン説)
「臨界の熱による水蒸気爆発」(槌田説)
「核爆発(ピカドン)」(藤原説)
東京電力のテレビ会議で高橋明男フェローがこう口走っています。
「要はさ、1号機を3号機に変えただけだってんでしょ。それで水素爆発かどうかわからないけれど、国が保安院が水素爆発と言っているから、もういいんじゃないの、この水素爆発で」
1号機の爆発と3号機の爆発は明らかに違います。
隠そうとしているのは、MOX燃料であり、
核テロの危険性では?
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昨年2月。米政府は東電福島第一原発事故についての
米国原子力規制委員会(NRC)の議事録を公開しました。
3000ページにも及ぶものです。
そこに恐るべきことが書かれています。
<PMT(放射線防護阻止チーム)がNARAC(米国気象予報庁)50マイル以上離れた場所での放射線量の予測を依頼するに当たり、放射能源の条件を、2号機の総燃料の25パーセント、3号機の使用済み燃料の50%、4号機の総燃料の100パーセントがそれぞれ大気中に流出すると設定した。>
<3号機のプールはもうそこにはない。>
もちろん、米国の専門家の「想定」であり「見解」なのですが、
グレゴリー・ヤツコNRC委員長(当時)
3号機だけが「燃料」ではなく「使用済み燃料」なのです。
「3号機のプールから半分の使用済み核燃料が大気中に流出するだろう」
NRCはそう判断して米国人を80キロ圏の外に避難させたことになります。
ニューヨークタイムズは「NRCの秘密報告書を入手した」としてこう報じました。
<爆発により、3号機の使用済み燃料の破片、粉末が1マイル先まで吹き飛ばされた。>(2011年4月5日)
3号機の使用済み核燃料の飛散は「世界の常識」なのです。
<原発から2キロ以上離れた地点で燃料が発見されていますし、敷地内でも破片がブルドーザーで埋められた埋められたと二〇一一年三月二六日にNRCが報告しています。>(アーニー・ガンダーセン『福島第一原発――真相と展望』集英社新書)
<欧州放射線リスク委員会のクリス・バズビー博士はさらに恐ろしいシナリオを本誌に示した。
「タンクの周囲から17万ベクレルという超高濃度汚染水が検出されていますが、これは明らかにおかしい。タンク内の汚染水の濃度が急に上昇するはずがないからです。推測するに事故後の水素爆発で飛び散った燃料棒の一部が土中にあり、地下水を汚染しているのではないでしょうか。これは、言ってみれば土中に原子炉があるような状態です」>(『週刊現代』2013年10月3日号)
それが「世界の常識」なのに日本の事故調は一切触れません。
3号機の使用済み燃料プールの写真、動画は、
1年以上、真っ黒く塗りつぶされたままです。
がれきを撤去したら、東電はカラー写真が撮れなくなった?
<瓦礫を片付けてプールの中を覗くまで真相はわかりません。使用済み核燃料があるべき位置に並んでいれば、私は間違っていたことになります。>(アーニー・ガンダーセン『福島第一原発――真相と展望)
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アパルトヘイト体制下の南アフリカが、
ナミビアを不正占拠。
1974年。国連はナミビアの天然資源を南アの収奪から守るために
ウランの採掘、精錬、輸出を禁止する「布告」を出しました。
このとき、ナミビアのウラン鉱山を支配していたのが、
ギー・ド・ロスチャイルドのリオ・ティントです。
ロスチャイルドはスイスのペーパーカンパニーを介して、
イエローケーキを英国核燃料公社に密輸。
濃縮は米国エネルギー省で行われました。
米国はオーストラリア産、カナダ産のウランを
ナミビア産のウランに混ぜ、
産地がどこかわからなくしてから日本に輸出。
国際原子力マフィアをぶっ潰そう!
国会に押しかけよう!!
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(株)海外ウラン資源開発が4分の1を所有する
西アフリカ、ニジェールのウラン鉱山。
1970年代の被ばくと差別と奴隷労働。
<彼ら(ニジェール人)は物覚えが悪いから暴力で教え込まねばならない>
中川洋吉「ニジェール・ウラン鉱山を行く」『技術と人間』1977年9月号
白人職員が500~1000万円の年収を得るが、
黒人職員は10分の1以下!
プール、テニスコートは黒人立ち入り禁止。
アレバも海外ウラン資源開発も採掘料を
1円も支払っていなかった!
支払いを求める政権が出現するたびに
軍事クーデーター、大統領暗殺……。
国際原子力マフィアをぶっ潰そう!
本日4・4 19時~総務省前(合同庁舎4号館)で
不正選挙&反原発抗議をします。
『原発の深い闇』(宝島文庫)の続編
『塗りつぶされた核燃料プール』(CD-R)を配布します。
お気軽にお立ち寄りください。
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オープン・ピットと呼ばれるウランの露天採掘場は、砂漠の中の巨大なすり鉢である。幅1キロ、長さ3キロ、深さ250メートルにも及ぶ。見下ろすと、動き回るショベルカーも、鉱石運搬のトラックも、まるでおもちゃのように見えた。
ここで働く黒人やカラードの労働者に、呼吸器系の病気が多いという。「夜寝ていると、胸に鈍い痛みを感じて息苦しくなることがよくあるんだ」。重機のオペレーター、ヘネリック・アウェセブさん(29)は、左胸に手をやりながら言った。彼は採掘場に入って9年になる。「鼻やのどの調子もおかしい。ダストのせいではないか」と不安がる。
作業中、吐き気に襲われ、気分が悪くなるのも心配のタネになっている。それでも会社の医師は「たいしたことじゃない」と言うだけだ。「病名すら教えてくれない。ここの医者はあてにすることはできないよ」とアウェセブさんは不信感をあらわにした。
ウラン回収工場で働くラインハルト・ノワセブさん(34)は5年前、「のどの病気」で入院した。しかし今も、どこが悪かったかよく分からない。彼が知っているのは、甲状腺が悪いらしいということだけだが、甲状腺が何かは知らなかった。
鼻、のどの異常を訴える労働者、せきが止まらず夜も眠れないという人…。聞くと、たいていの労働者が、マスクも、放射線量を測るフィルムバッジもつけずに働いている。
「会社から言われているのは、作業用眼鏡と靴の着用。それとショベルカーの窓を締め切って、外に出るなってことさ」。労働組合の紹介で会ったジェームス・ディノさん(45)がこう説明してくれた。
オープン・ピットの底は、風がほとんど吹かない。30度を超す暑さと、逃げ場のないダストが立ちこめる職場である。「休憩時間といえば、次のトラックが来るまでの2、3分。その間にサンドイッチを詰め込むのが、おれたちの昼食さ。ダストはエアコンを通って車内にも入り込むからサンドイッチも、それをつまむ手もダストだらけさ」。ショベルカーの運転手、マティアス・シラスさん(40)は、そう言って首をすくめた。
露天掘りしろ、鉱内掘りにしろ、ウラン鉱山の労働者にとって大きな問題は、外部被曝よりも内部被曝である。ダストに含まれる放射性物質を体内に吸い込むからだ。ロッシング鉱山の場合、呼吸器系の病気が多いのは、今のところ「じん肺」という見方が強い。
しかし、だからと言って安心できないことは、米国ニューメキシコ州のウラン鉱山などで立証ずみだ。ダストにウランが含まれている以上、労働者の内部被曝は確実に進んでいるとみなければならない。
オープン・ピットの労働者にそのことを話すと、「おれたちの体はいったいどういうことになるんだい」と険しい表情になった。互いに顔を見合わせながら、不安そうな話し合いがしばらく続く。
「おれの職場で3、4年前、肺がんで死んだ仲間がいる。ウランのせいだろうか…」。 ダストまみれのよどんだ空気と猛暑、そんな劣悪な環境とあからさまな人種差別に耐えながら、黒人やカラードの労働者たちは、ひたすらウラン鉱石を掘り続けてきた。
労働組合のウィンストン・グリューネバルト委員長が、労働者の作業環境について「会社とは何度も交渉したけど、病気のことは医学の専門家にしか分からないの一点張り。だから労使交渉の議題にできないんだ」と苦しそうに言った。>
『世界のヒバクシャ』講談社より
http://www.hiroshimapeacemedia.jp/mediacenter/article.php?story=20130306143539322_ja
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ロッシング鉱山でウランの採掘、精錬が始まった1976年当時、労働者は鉱山からわずか4キロの砂漠の中の「社宅」をあてがわれた。
「部屋も体もほこりまみれだったよ。砂漠の砂だけならまだしも、鉱山のダスト(土ぼこり)がすごかった」。操業当時から硫酸工場で働いてきたカラ-ドのコレーテ・バイクさん(36)が、のど元に手をやりながら、しわがれ声で話してくれた。
そのころの労働者は、黒人1,500人、カラード1,000人に対して白人はわずか200人で、それぞれがブロックに分かれて住んでいた。建物はすべて煉瓦造りだったが、面積や間取りには、あからさまな人種差別があった。
白人の住まいは居間も台所もゆったりしており、白人専用のレクリエーション・センターも完備していた。これに対して黒人とカラードは、15平方メートル、10畳足らずの部屋に6~8人が詰め込まれ、周囲にフェンスが張りめぐらしてあった。そのうえ、番犬を連れた保安係が常時巡回する監視つきの暮らしだった。
「白人はVIP(重要人物)なみさ。おれたちは、粗末なベッドとタンス以外、これといった家具もない。既婚者は妻や子供を故郷に残して単身だったよ。『社宅』というより『キャンプ』だね。そりゃ、ひどいもんだった」。そう言ってバイクさんが見せてくれた1976年撮影の白黒写真は、ベッドのほか目につくものはポータブルラジオくらいだった。
今でこそ1日8時間労働で週休2日制が定着したが、操業当時は、1日12時間労働だった。それでもバイクさんは「おれたちの給料は白人の半分にも満たなかった」と言う。
おまけに、そのころは時間給制で、稼ぎを増やそうと思ったら、黒人やカラードは身を粉にして働くほかなかった。時間給といっても、熟練度によって給料に差がある。最低が95セント(57円)、熟練すると2ラント70セント(162円)にまで上がる。がっしりした体格のバイクさんの場合でも、残業に次ぐ残業で月に290ラント(17,400円)稼ぐのが精いっぱいだった。
日用品の物価は日本の3分の1から4分の1。だが、「決して楽な生活ができる給料ではなかった」とバイクさんは振り返る。ナミビア全体からみれば、ロッシング鉱山の労働者は恵まれてはいたが、家族を故郷に残して働く労働者は、仕送りしながらのぎりぎりの暮らしだった。
厳しい差別と低い賃金水準のもと、苦しい生活にあえぐ彼らは、放射線の影響についてはほとんど知らされなかった。会社はエックス線やガンマ線が体を突き抜けるということは教えていたが、ここはウランが少ないから心配ないとも言っていた。
放射線を測るフィルムバッジの着用を会社が義務づけたのは、創業3年後の1979年で、それも酸化ウランを取り出す最終工程だけだった。だから労働者たちは被曝線量を知らず、分からないまま会社の言いなりにならざるを得なかった。
この3年余り、バイクさんは胸が締めつけられる症状に悩まされている。「同じ病気の仲間はいっぱいいるよ」。彼はそう言って、知り合いの労働者を紹介してくれた。>
http://www.hiroshimapeacemedia.jp/mediacenter/article.php?story=20130306142719975_ja
『世界のヒバクシャ』講談社より
ニジェールの場合、ウラン鉱山の黒人労働者の収入は、
1970年代、白人の10分の1だった、
という記事を今日、読みました。
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http://www.hiroshimapeacemedia.jp/mediacenter/article.php?story=20130306130745490_ja
怒りを通り越しています。
<1990年3月21日、アフリカ最後の植民地ナミビアは、南アフリカ共和国から独立した。世界第4位のウラン埋蔵量を誇るこの地から、国連の輸出禁止布告を無視して、ウランが輸出されてきたことを知る人は少ない。もちろん、輸入国の1つが日本であることもである。黒人とカラ-ド(混血)が大半を占める鉱山労働者は、放射線の知識も与えられないまま、過酷な労働に耐えてきた。
大西洋岸に沿って延びる南北1,300キロのナミブ砂漠。ロッシング・ウラン社の鉱山は、そのほぼ中央にある。露天掘りのウラン鉱山としては、世界最大の規模である。
1968年、多国籍企業の鉱山会社リオ・ティント・ジンク社(RTZ=本社ロンドン)が南ア政府から開発権を取得し、ロッシング鉱山はRTZの支配下に入った。そして2年後の1970年、三菱商事、関西電力などがウランの長期購入契約を結んだのを受けて、採掘準備が始まった。
ところが、国連は1974年、ナミビアの天然資源を南アの収奪から守るため、ウランの採掘、精錬、輸出を禁止する「布告1号」を出した。布告では、南ア政府による資源の開発許可は無効とし、輸出された資源は「盗品」とみなし、独立後のナミビア政府に賠償請求権を認めている。
にもかかわらず、ロッシング鉱山のウラン採掘は、1976年3月、布告を無視してスタートした。
国際的な非難の中で強行されたナミビアでのウラン採掘は、そんな背景があるだけに、輸出ルートも手が込んでいる。日本企業のナミビア・ウラン輸入を突き止めたアフリカ問題研究家、北沢洋子さん(横浜市港北区)らの調査結果によると―。
ウラン販売を担当するのはRTZがスイスに設けたペーパー・カンパニーの子会社である。RTZは、中間製品の酸化ウラン(イエローケーキ)を英国核燃料公社に送って六フッ化ウランに転換する。それを米国で濃縮したものが日本に持ち込まれる。途中でオーストラリアやカナダ産ウランを混ぜるため、日本に入った時には産出国がどこかは分からない仕組みになっている。
ナミビア・ウランは、関西電力だけでなく、量の多少こそあれ、原子力発電所を稼働させる9電力のうち7社が購入している。国会での追及に、各社は「契約更新はしない」と言明したものの、契約済みウランは今なお国連布告に反して日本に運び込まれ、原発のタービンを回し続けている。
ロッシング鉱山労働組合は、給与問題などで会社側と厳しく対立するが、ウラン輸出となると立場は複雑だ。「道義的に問題はあるが、ここで2,200人の労働者が生活しているから…。ほかにこれといった産業もないしなあ」。ウィンストン・グリューネバルト委員長(38)は、こう言って天を仰いだ。
労働者のそんな弱みを見透かすように、鉱山の労働環境は劣悪で、放射線への備えも貧弱そのものだった。>
『世界のヒバクシャ』講談社より
自爆テロ攻撃を受けたニジェールのウラン鉱山も同様です。
「リオ・ティント」はロスチャイルド直系の企業。
ギー・ド・ロスチャイルドが設立した会社です。
「アレバ」はロスチャイルドと大量の株でつながっています。
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この独立行政法人は、「3・11」以前、日本の
「ウラン安定供給」について最も多くの情報提供をしてきました。
「ウラン」でサイト内検索をすると、接続が切られます。
https://www.jogmec.go.jp/search_result.html?search_type=&x=29&y=13
ふ・ざ・け・る・な!!!!!!!!!!!!!
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http://kobajun.chips.jp/?p=6012
「3・5」ショック、合衆国濃縮会社(ユーゼックUSEC)の破産で、
EU諸国は原発燃料をロシアに依存するしかなくなりました。
仏アレバのウラン供給は壊滅状態です。
欧米の脱原発は市場の命令なのです。
詳しくはメルマガ
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2013年1月。フランス軍はマリを空爆した。
隣国ニジェールのウラン鉱山での自爆テロは、その4ヵ月後に起きた。
資源強奪、植民地支配の象徴が狙われたのだ。
ニジェールは、世界4位のウラン生産国だが、世界で3番目に貧しい国といわれている。平均寿命はわずか45歳。
ニジェールのウランが生み出す莫大な富は、ロスチャイルド系の仏アレバが吸い上げ、地元の人々に与えられるのは放射能汚染だけだ。グリーンピースによれば、攻撃されたアーリットでは、呼吸器疾患に起因する死亡者数は、全国平均の2倍。地域の井戸は通常の500倍もの高い放射能レベルで汚染されているという。
ニジェールで繰り返されるクーデター、民主政権転覆も主因は常にウラン利権である。
しかし、アレバの資源略奪ビジネスも「3・11」で大きく様変わりした。
株価は4分の1に暴落!
ウラン生産量が激減!
実際、テロ事件以降、アーリット鉱山は操業を停止したままなのだ。
アレバの濃縮ウラン生産容量の減少は劇的だ。
メルマガを読んでください!!
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「3・11」はウラン鉱山ビジネスを劇的に変えた。
「3・11」以前、天然ウラン生産量の国別ランキングはこうだった。
1位 カナダ
2位 オーストラリア
3位 カザフスタン
4位 ニジェール
ところが、2012年になると、
1位 カザフスタン 21317tU
2位 カナダ 8999tU
3位 オーストラリア 6991tU
4位 ニジェール 4667tU
カザフスタンは「二人抜き」でダントツのトップに躍り出ている。
なんと、カナダとオーストラリアの合計よりも多いウランをカザフスタン一国が生み出しているのだ。
これは何を意味するのか?
東電福島第一原発事故により、日本の原発はすべて止まった。
その後、激しい反原発運動が展開され、日本ではほぼ「原発ゼロ」状態が続いている。
ウランの「買い手」が消えたのだ。
買う人が少なくなったのでウラン価格は急落。
「3・11」時には、1ポンド65ドル前後で取引されていたが、現在は35ドル前後。
ウラン生産量8位のアメリカの事情はこうだ。
「ウランは大量に眠っている」
「しかし、掘っても儲けは出ない。損をするだけ」
「ウラン価格が○○ドルを超えたら操業を再開する」
世界のウラン鉱山が「開店休業」に追い込まれているのだ。
逆に言えば、「再稼動反対!」の声が、「国際原子力マフィア」を震撼させ、追い詰めている。
詳しくはメルマガで
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空爆され略奪されたリビア。
https://www.nhk.or.jp/worldwave/marugoto/2013/10/1024.html
かつて、カダフィ大佐に立ち向かった人々。
しかし今、彼らは、自分たちが誕生させた政府と戦っています。
欧米諸国は2年前、こうした武装勢力を支援しました。
そして今、リビアは、さまざまな武装勢力によって危機的な状況に追い込まれています。
東部にある石油施設は、リビアの主な収入源ですが…。
武装勢力がこの施設を占拠し、閉鎖したため、1日1億ドル以上の損失をこうむっています。
東部の武装組織リーダー
「我々の勢力は2万人を超えており、今も増えている。
各地の武装勢力、元兵士、元警察官がぞくぞくと集結している。
我々の要求は、石油収入が地元にも公平に分配されることだ。
政府が東部を攻撃するなら内戦になるが、今の政府にそんな力はない。」
イギリス キャメロン首相
「この町が世界に感動を与えました。
あなた方は独裁者を追放し、自由を選んだのです。」
ところが今、ベンガジはあまりに危険で、立ち寄る欧米の高官はいません。
BBCのリポーター
「カダフィ大佐は“各地の過激派が自分にとってかわれば、無政府状態になる”と警告していましたが、それは正しかったようです。」
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「脱原発派は資本主義、自由主義、民主主義に反する左翼である」
そう主張するやつはそこに直りなさい!!
合衆国濃縮会社(ユーゼック)は破綻したのです!
市場がユーゼックの退場を命じたのです!
資本主義者、自由主義者、民主主義者なら、
この破産劇を「間違っている」と言えますか!?
技術革新ができなかった企業は死ぬ。
国家がいくら援助をしても無駄。
それがまさに、この破産劇が証明したこと。
メルマガにくわしく書きました。
http://www.mag2.com/m/0001577514.html
「左翼」とひとくくりになるはずもない広範な日本の脱原発運動がなしえたことです。
資本主義は「いんちき」を認めない、ということでしょう?
資本主義は原発を否定したのです!
資本主義者が原発再稼動を容認しているのは日本だけです!
日本人は資本主義社会から退場させられます!
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ふ・ざ・け・る・な!!
「地球温暖化」は史上最大の詐欺事件!
税金を返せ!!
新税を払うな!!
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