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2014年3月 7日 (金)

KK論「そう、引退です。そのことを家族、恩人に相談しなければ、と考えていた矢先」清原和博

<真っ暗闇から最高照度の花道へ。

 昨年6月。怪我からすでに9ヶ月が過ぎていた。「心が折れる」寸前だった。

「そう、引退です。そのことを家族、恩人に相談しなければ、と考えていた矢先……」

 慶應病院でまた「原因不明」という診断を受けた。とぼとぼと帰路についていたとき、同行した本屋敷俊介トレーナーが、

「神戸にヒザ関節の権威の先生がいるんですが、会ってみませんか」

 清原は笑った。

「神戸っていったら、新幹線で2時間半や。たった2時間半で診断が黒から白に変わるか!? 飛行機でアメリカに行く、って言うんなら、話は違うけど」

 そりゃそうだ。清原は考えうる最高の医療を受けてきたはずで……。

「原因ははっきりしとる。敵ははっきりわかっとる。かなりの強敵や」

 黒坂昌弘教授(神戸大学医学部付属病院)は、いきなり、こう切り出した。

「まず、聞きたい。きみはグランドに立ちたいか!?」

 まるで劇画のような展開である。

「僕は昔から相手が強ければ強いほど、闘いたくなる人間ですから」

(つづく)

「男として笑えるように。」『清原和博完全復刻版』ナンバー・プラス

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