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2014年3月 2日 (日)

最悪の選挙制度により主権者である私たちは「客席」に閉じ込められているhttp://www.mag2.com/m/0001577514.html

 ツーアウト満塁で打席に向かう長野久義。その心。

 それを外野席で見ながらビールを飲んでいる人。その心。

 日本の民主主義は、そんな構図で説明できるかもしれない。

 日本という国の主権者は国民である。

 それが虚構じゃなければ、我々は「プレイヤー」であり、長野久義なのだ。

 プロ野球がまだ「国民的スポーツ」だった頃、選挙の日の夜、日本テレビは、東京ドームの光景と開票速報を同時に流していた。

 それを眺めながらビールを飲んでいる人。その心。

 主権者たる国民は「プレイヤー」にはなれない。主権者は客席に追いやられている。

「観客民主主義」と呼ばれるこの構図を日本人は当然の日常としてやりすごしている。それが支配層によって「仕組まれたもの」だ、と気づく人はほとんどいない。

 1920年代。「民主国家プロパガンダ」の生みの親であるジャーナリスト、ウォルター・リップマンは「主権者を客席に追いやれ」と主張した。

<正しく機能する民主主義社会には複数の市民階級が存在する。>(ノーム・チョムスキー『メディア・コントロール』集英社新書)

<第一の市民階級は、総体的な問題の処理に積極的な役割を担わなければならない。これは専門知識を持つ特別階級である。政治、経済、イデオロギーのシステムにおける諸問題の分析、実行、意思決定、管理をすることこれらの人びとは、人口のごく一部でしかない。>

<このグループから漏れた人びと、すなわち、人口の大部分を、リップマンは「とまどえる群れ」と称した。>

<われわれは「とまどえる群れの横暴や怒号」から身を守らなければならない。>

<民主主義社会における彼ら(引用者・註「とまどえる群れ」)の役割は、リップマンの言葉を借りれば「観客」になることであって、行動に参加することではない。>

 プロ野球中継と開票速報を同時に流していた読売グループはどうか?

 読売の正力松太郎ほど、多くの「客席」を建設し、「観客」に提供した日本人はいないだろう。

 正力は、後楽園に球場を建設した。競輪場も作った。場外馬券場を作り、隣にボクシングとプロレスのメッカ「後楽園ホール」を建設した。

 正力松太郎といえば、読売巨人軍創設者であり、「日本プロ野球の父」だが、晩年にサッカーJリーグ構想をぶち上げたことはあまり知られていない。

 日本の「観客民主主義」の完成形は、2005年の衆院選「小泉劇場」だった。

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