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2014年3月16日 (日)

自民党が仕掛ける「改憲論議」のウソが在特会のヘイトスピーチを支えている!http://www.mag2.com/m/0001577514.html

 図書館で『9条どうでしょう』(毎日新聞社)という本を借りてきて、池袋の豊島区公会堂へ。

「ヘイトスピーチ」で悪名高い在特会(在日特権を許さない市民の会)の集会、デモに対する、

「帰れ!」

「差別をやめろ!」

「このクズどもがっ!」

 といった声の中、公園にしゃがんで、町山智浩さんの「改憲したら僕といっしょに兵隊になろう」という文章を読み始めて……。

<気が進まない原稿である。今でも断ればよかったと後悔している。>

 私もまた、暗澹たる気分になった。

<憲法については、どうせ何を書いても確実に敵を増やすだけで、いいことなんて何もない。>

 書かれたのは2006年である。軍事マニアで18歳まで韓国籍だった町山さんの元にも、ヘイトなメールやコメントがガンガンに送られてきていたという。

<「通名を使って日本人になりすますな」

「非国民は半島に帰れ」>

 町山智浩は本名であり「通名」などではない。日本国籍の帰化人である町山さんは韓国について何も書いたことがないという。

 100人ほどだろうか。機動隊に2重、3重に守られた在特会のデモが動き出す。

「朝鮮人を叩き出せ!」

 旭日旗と日の丸。

「ヘイトデモは中止だ!」

 沿道で抗議する人数は、在特会の数倍。

 ちょっと前、新大久保で展開されたヘイトスピーチに対する抗議の中心は、花を差し出し「仲良くしよう」というものではなかったか?

 状況は一変し、在特会のコールも罵倒なら、それに対する抗議も罵倒。互いにこう言い合っているに過ぎない。

「お前らの存在を認めない」

<今日も一通「日韓併合は侵略ではない」というメールが来た。くりかえすが、僕は韓国について何も書いたことがない。

 日々この状態だから、憲法について書いたらいったいどうなるのか。それを想像するだけでげっそりして、今こうしてキーボードを打つ指も重くなる。>

 私も町山さんの愛読者の一人だが、こう思わざるをえない。

「もっと面白い原稿が書けるのに」

「町山さんの憲法論なんて読みたくないなあ」

 ヘイトスピーチは多くの人の「娯楽」となっているが、まともな憲法論議は「娯楽」にはなり得ない。

 なぜ、こんなことになっているのか?

 在特会のデモを支えているのは、自民党の「党是」とされている「憲法改正」の主張に他ならない。

 自民党が国民国家の憲法に馴染むはずもない「民族」という概念を日本国憲法に無理やり押し込もうとしているからだ。

 最も大きな声で「憲法改正」を叫んできた中曽根康弘は「憲法思案」(いわゆる「中曽根試案」)でいきなりこう書いている(憲法前文の冒頭)。

<我ら日本国民は、アジアの東、太平洋の波洗う美しい北東アジアの島々に歴代相承け、天皇を国民統合の象徴として戴き、独自の文化と固有の民族生活を形成し発展してきた。>

「日本国民」は「民族生活」を形成した!?

「日本国民」=「日本民族」!?

 そんな「トンデモ理論」を無邪気に信じているのが、この国の政権党なのだ。

 1986年9月。中曽根康弘首相はこんな趣旨の発言をして、特にアメリカから批判された。

「アメリカは多民族国家だから教育が容易でなく、黒人、プエルトリカン、メキシカンなどの知的水準がまだ高くない、日本は単一民族国家だから教育が行き届いている」

 批判の代表例は、

「単一民族社会が複合民族社会より優れているという考え方自体が、最も悪質な人種差別である」

 さんざん叩かれたのに反省もなく、2005年発表の「中曽根試案」でまた「日本は単一民族国家」と言い出した。

 町山智浩さんのような帰化人、アイヌ系、琉球系などは「日本人ではない」ということになる。そんな「トンデモ理論」が在特会のヘイトスピーチを支えている。

「ゴキブリ朝鮮人は日本から出て行け!」

 アメリカの憲法の基本理念である「独立宣言」にはこう書かれている。

<すべての人間は平等に作られている。創造主によって、生存、自由そして幸福の追求を含む侵すべからざる権利を与えられている。>

「すべての人間」のためではなく、「日本民族」のための憲法を自民党は作ろうとしている。

 こんな民主主義国家がどこにある!?

 自民党の憲法改正案を語る前に、改憲が現実的な政治課題となった「現状」を腑分けしておこう。

 衆院選、参院選ともに自民党が圧勝した→独自憲法制定は自民党結党以来の「党是」である→改憲が議論されて当然である。

 この思考の流れそのものが「ほぼウソ」なのだ。

 つづきはメルマガで

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