佐藤タイジさんのロゴ
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旧ソ連の国、中東、アフリカで「革命」が起きるたびに、
「アメリカ製なのでは?」
そう疑わなくてはならないひどい時代を迎えています。
ウクライナの「オレンジ革命」は、調べれば調べるほど、
「アメリカ製」である可能性が高い、と私は思います。
総選挙→負けた野党が「不正選挙だ!」→大抗議行動→
米国「選挙監視団」が来襲→再選挙→米国に都合のいい候補が当選。
これが米国の「戦略」だとしたら、グルジア「バラ革命」、
ウクライナ「オレンジ革命」、キルギス「チューリップ革命」と
米国3連勝なんですね。
しかし、チェルノブイリ原発事故で甚大な被害を受け、
ウクライナよりひどい独裁体制下にあるベラルーシでは同じ手は通用しなかった。
ウズベキスタンも同様でした。
政権が徹底した暴力でデモ隊を制圧しました。
ウクライナ「オレンジ革命」もわずか数ヶ月で空中分解し、
親ロシアの「地域党」ヤヌコビッチが政権に返り咲きます。
そして、今回の大規模デモと政権崩壊です。
死者数の多さが物語るものはなんでしょうか?
「現場に行ってみないとわからない」
それが私の基本姿勢ですが、これだけは言えると思います。
「冷戦」は実は終わっていない。
フランシス・フクシマらが言う「歴史の終わり」は嘘っぱち。
2014年初頭の「冷戦」の状況は、米国が圧倒的に不利。
2007年頃から私はこう書いてきました。
「アメリカ合衆国崩壊ショーを楽しんでいますか?」
安倍晋三や甘利明がなんと言おうと絶望してはいけない。
大いなる希望を胸に、抗議マスト・ゴーオン!!
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元陸軍情報諜報部隊のメンバーでありジャーナリストのウェスリー・ターブリーも、このエジプト革命がかつてセルビア(旧ユーゴスラビアの一部)で起こった、当時のミロシェビッチ大統領をターゲットにした革命「オトポール!」と同一のものだと指摘する。
「純粋な若者と現政権に不満を抱えた有権者たちの怒りを煽り、見事ミロシェビッチを追い出すことに成功した『オトポール!』はその後、西側から資金提供を受けながらCANVAS(center for Applied NonViolent Action and Strategies=非暴力行動・戦略センター)となりました。
あれから11年経った2011年、やはりアメリカのNED(アメリカ民主主義基金)に支援されたエジプトの若者グループが『オトポール!』と同じ握りこぶしのロゴを使って<4月6日革命>を起こしたのです」
(つづく)
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アメリカ人の税金で「革命」を輸出するビジネス?
ウクライナ「オレンジ革命」を主導した「HOPA!」も
同じロゴを使用しています。
以下、『政府は必ず嘘をつく』堤未果 角川SSC新書からの引用。
<元外務官僚で『日米同盟の正体』の著者でもある孫崎享氏は、<アラブの春>の背景にいたアメリカの存在についてこう語る。
「日本の報道を見ているだけでは決してわかりませんが、市民運動という形で他国の政権を転覆させる手法は、すでに米国の外交政策のひとつとして過去何度も使われています。今回は、それにSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)という新技術が加わったから目立ったに過ぎません」
今回、<アラブの春>を成功に導いたといわれる、世界最大のSNSである「フェイスブック」は、アメリカの企業だ。孫崎氏はまた、アメリカが事前にアラブの若者を招き、フェイスブックやツイッターなどのSNSの技術指導をした事実にも言及する。
「ロシアの反プーチンデモも、米国が関与してる可能性が高いでしょう」>
(つづく)
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僕はたくさん間違ってきた。
きっとこれからも間違っていく。
威張れることじゃないけど、側近のスタッフの名前が思い出せなかったり、コンサートでは歌詞を間違えたり、車に乗れば道に迷い、車庫入れに失敗してミラーを壊したり、喧嘩したり、カッとなって女性に手を上げたことだってあるし、大事な人を裏切ったり傷つけたり……数え上げたらきりがない。
もちろんその都度反省し後悔をする。
でもね
また間違うんだ。
くれぐれもいっておく、開き直ってなんかない。
分かっていることがある。
何度も何度も間違う僕だけど、これだけは確信をもっていえる。
「人は間違える」
そして
「予想していなかったようなことが起こる」これが人生だ。
で、
僕なりの結論。
「間違ってました」では、どうにもこうにも許されないことがある。「人は間違う」を前提にこのシステムは考えられている、とあちら側の人はいうだろう。
でも いったそばから間違えるのが、また「人」なのだと思う。
あまりにもリスクが高すぎる。
ここまで書き連ねた僕の考えが間違いだったと後悔する日が来るかもしれない。
そしたら、素直に謝ります。
さて
もし再処理工場側が間違いを犯した場合。
もう取り返しはつかない。
「一人ひとりの地球」
桜井和寿
Mr.Children
『ロッカショ 2万4000年後の地球へのメッセージ』
講談社2007年
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高速増殖炉「もんじゅ」は、「地球温暖化」に匹敵する巨大詐欺事件に他ならない。
「プルト君」はこう言っていた。
「新型原子炉では天然のウラン資源を今までの何十倍にも生かして使えるんです」
そもそも、プルトニウムを「資源」と考える人間がどこにいるだろう?
「プルト君」が誕生した頃、全米科学アカデミーは報告書でこう断定している。「プルトニウムは財産ではなく、負債であると認識しなくてはならない」
プルトニウムは「借金」であり、マイナスの価値しか持ちえない、ということだ。
この報告書は、当時の脱原発派にも衝撃を与えた。
つづきはメルマガで
http://www.mag2.com/m/0001577514.html
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「3・11」のとき、MOX燃料で発電していた沸騰水型原発は5基。
世界でたった5基なのだ。
東京電力福島第一原発3号機。
グンドレミンゲン原発B、C号機(ドイツ)。
タラプール原発1、2号機(インド)。
たったそれだけ。
東電福島第一原発3号機の爆発。大惨事を目の当たりにしたドイツ政府は「脱原発」へと舵を切った。180度の政策転換である。
チェルノブイリ原発事故を経験したロシアでは、四半世紀前に沸騰水型原発の新設が禁止されている。MOX燃料が装てんされたのは、高速増殖炉に向けての「実験炉」と位置づけられるベロヤルスク3号機のみ。
「3・11」の時点で、ドイツ、スイス、ベルギーは、MOX燃料による発電の停止を決めていた。それは「プルトニウムの在庫を燃やしたら終わりにする」という核拡散防止にかかわる政治判断でもある。
スウェーデンは「プルサーマル」そのものをあきらめ、放射性廃棄物の直接処理の方針を明確に打ち出していた。
前号にも書いたとおり、アメリカではMOX燃料の使用そのものが禁止されている。
1974年に核実験を行い、非難の集中砲火を浴びたインドでも「プルサーマル」推進の動きはない。「プルトニウムを生産する軍用原子炉があればいい」という考えのようだ。
残る国は?
「プルサーマル」を推進しようとしている国は、フランスと日本だけなのだ。
フランスで「プルサーマル」発電を行っている原発20基はすべて加圧水型であり、新設原発には「コアキャッチャー」設置が義務づけられている。
360度、どこから見ても、日本人は「世界の孤児」なのである。
1993年。日本の孤立を象徴するキャラクターがいた。
「プルトニウムは、たとえば青酸カリのように、飲んだらすぐ死ぬ、というような劇薬ではありません」
「プルトニウムは水と一緒に飲み込まれても、ほとんど吸収されず、体の外に出てしまう」
「プルトニウムが原因でがんになったと断定された例はありません」
「危険性は作り物のオバケのようなもの」
「プルトニウムは、今開発がすすめられている新しい型の原子炉で使うのが一番効率がよいのです。この新型原子炉では天然のウラン資源を今までの何十倍にも生かして使えるんです。このことは、人間のエネルギーの未来を明るい希望に満ちたものにしてくれます」
悲しげな顔でウソと暴言を撒き散らす「プルト君」。高速増殖炉「もんじゅ」のオーナーである動力炉・核燃料開発事業団(動燃)が企画制作した広報用アニメの主人公である。
「ボクを飲み込んでも大丈夫」
ふ・ざ・け・る・な!!
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http://www.jpower.co.jp/bs/field/gensiryoku/project/aspect/mox/usemox/index.html
大爆発した東電福島第一原発3号機より
格段に危険なのが大間原発です。
プルトニウム含有率が30%増!!
新品のフルMOX燃料の表面線量は2・2ミリシーベルト
ウラン燃料の約77倍!!
Jパワーは「段階的にプルトニウムを増やしていく」と言っていますが、
こう言っているのと同じことです。
「危険だから恐る恐るやります」
『原発の深い闇』(宝島文庫)の続編(CD-R)配布中
毎週金曜日総務省(合同庁舎4号館前)19時~
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「3・11」津波が東日本を襲ったとき、
プルトニウムを含むMOX燃料で発電をしていた沸騰水型原発は、
東電福島第一原発3号機
グンドレミンゲン(ドイツ)B、C号機
タラブール原発(インド)1号機、2号機
なんと、たった5基のみだった!!
そのひとつが大爆発。
数百メートルのきのこ雲を発生させたのです。
結果、ドイツは脱原発に舵を切りました。
3号機4階のがれきが撤去され、
使用済み核燃料プールの写真が
1年以上も真っ黒く塗り潰されているのはそのせいです。
2013年2月4日東電撮影
2013年2月6日東電撮影
2014年1月31日東電撮影
右上のプールに燃料がないからです!
詳しくはメルマガ↓
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1票の格差問題。
2012年「12・16不正選挙」。
開票の機械化。不毛な開票スピード競争。
開票立会人が比例票を数えていない、という現実。
根拠なき投票所の時間繰上げ閉鎖。
などなど、日本の選挙は先進国で最低です。
なかでも大問題なのが、小選挙区比例代表制です。
たった17%の民意で61%の議席を独占。
↓↓↓↓
こんな非民主的な選挙がどこにあるでしょうか?
細川護煕、小沢一郎、河野洋平らは、
「政権交代可能な二大政党制」
を宣伝しこの最悪の制度を導入しました。
しかし、二大政党の片方がボロを出したら、どうなるでしょう。
このグラフを拡散してください。
オートマティックに「一党独裁」へと移行してしまいます。
この国に今、必要なのは「公民権運動」です。
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伝統は、辰吉丈一郎、グレート金山に引き継がれた。
その他の競馬予想です。
小倉11レース
⑥単
⑥-⑭⑪⑧⑩
京都11レース
⑦単
⑦-⑩⑥⑤⑬
⑩-⑦
10レース
⑩単
⑩-①②④⑪
東京10レース
⑧単
⑧-②⑫⑤①
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競馬の予想ができなくてすまんです。
今年、一番手のGⅠです! 内からいきましょう!
③ソロルですが、この馬をバカにしちゃいかんでしょう。花園Sのラップは優秀。馬単ヒモ大穴で20万円じゃ!
④ワンダーアキュートですが、いつも「あと一息」ですな。漫画『スピーディーワンダー』の愛読者としても押さえます。
⑨アドマイヤロイヤルですが、武蔵野ステークスのラップを取って押さえます。ヒモ。
⑪ペルシャザールはもはや王者の風格ですよね。当然、対抗に推します。
⑭ダノンカモンも巻き返しがあるかもよ。馬単ヒモ大穴!
そして、わしの本命は……。
⑫ブライトラインで万馬券確定じゃ!!
なぜ、こんなに人気がないの!?
1600勝達成して、騎乗停止の
頼むでおちゃめな福永先生!!
東京11レース
⑫単
⑫-⑪③⑭⑨④
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なぜ、誰もこの事実について触れないのでしょう。
今から1年以上前、東電発表の3号機使用済み核燃料プールは
緑色の光を放っていたのです。
2013年2月4日東電撮影
プールの中に大量のウラン、プルトニウムがあり、
電子線、中性子線を出しているゆえ、
使用済み核燃料プールは「青く光るプール」と呼ばれています。
そのわずか2日後、東電はカラー写真を撮ることができなくなります。
2013年2月6日東電撮影。
次に東電はプールに蓋をしてしまいます。
蓋をすると、なぜか、カラー写真が撮れるようになります。
↓この写真を最後に3号機の情報はほとんど出なくなっていました。
2013年10月16日東電撮影
蓋を取ったら、また、カラー写真が撮れなくなります。
(つづく)
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2009年2月。東芝は「サウス・テキサス・プロジェクト」原発の建設契約を米電力大手「NRGエナジー」と交わした。
<日本企業として初めて海外における新規原子力プラントの建設>(東芝のプレスリリースより)
このプロジェクトは、日本の原発輸出第一号となるはずだった。
<NRGエナジーは、東芝と合弁でニュークリア・イノベーション・ノース・アメリカ(NINA、出資比率:NRG88%、東芝12%)を設立している。><昨年末、東京電力がこの合弁会社NINAへの出資(1億2500万ドル、出資比率10%)に同意していた。>(『東洋経済』電子版 2011年5月17日)
……東京電力!?
つまり、「3・11」によって完全にぶっ壊れたプロジェクトだったのだ。
<今年(2011年)4月、大手電力卸業者の1つであるNRGエナジーは、テキサス州ヒューストンの南方90マイルのベイ・シティでかなり以前から計画していた2つの原発建設を停止すると発表した。>
信じがたいことに、同じ時期、東芝の佐々木則夫社長(当時)はこう語っている。
<当社が(原発プラント)受注を目指していた国で(計画を)撤回すると言った国はない。>(『サンケイビズ』2011年4月14日)
ウソつけ!!
二つの記事を並べてみれば、誰だってわかる。
「原発を輸出すれば日本は大儲けができる」という言説は、完全なフィクション、真っ赤なウソなのだ。
2013年6月25日。東芝の新社長に就任した田中久雄社長が記者会見を開いた。
「原子力事業で2017年に売上1兆円という現行の目標は変えていない」
「フィンランド、チェコ、イギリス、ブルガリアは有望市場」
「日本政府の原発輸出支援が追い風になっている」
ウソをつくと、あとはウソを重ねていく他ない。トップが交代してもウソの上塗りをやめられない。
「恥知らず」という言葉は、この大企業のためにある。
2013年3月。米国電力最大手「エクセロン」元CEOのジョン・ロウはシカゴ大学でこう語っている。
<始めにはっきり申し上げますが、これまで私が愛着を抱いていない原子力発電所は一ヶ所もありません。>
<そう申し上げた上で、このこともはっきり申し上げなければなりませんが、本日ただいまこの瞬間から、新たな原子力発電所を建設することには全く意味がありません。>
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2014年2月12日。函館市の工藤寿樹市長は、大間原発(青森県大間市)の建設差し止めを求め、提訴することを決めた。
「函館市の一部は原発から30キロ圏内にあるにもかかわらず、函館市民にはなんの説明もない」
<事業主のJパワーは原発建設の実績ゼロ>
<ウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)燃料だけを使う「フルMOX」方式の原発は世界でも前例がない>
工藤市長はこう語っている。
「原子力規制委員会の新安全基準ができる前に(12月10日)にJパワーは工事を再開した。建設ありきで安全が二の次になっている」(日本経済新聞 2月13日)
提訴は当然。文句の言えない判断だが、「世界の安全基準」からみれば、「それ以前」の問題だと私は思う。
コアキャッチャーがついていない沸騰水型原子炉(BWR)でMOX燃料を使用することは「狂気の沙汰」に他ならないのだ。
仏アレバ社のコアキャッチャー
まず、押さえておかなければならないのは、「アメリカではMOX燃料使用が禁止されている」という事実である。
00年代中盤。アメリカはMOX燃料による発電を試みたが、「燃料が予測不能の挙動をした」ため実験段階で中止された。米原子力規制委員会(NRC)はすぐさま「MOX燃料使用禁止」を決定した。
不可思議なのは、この事実を口にする日本の原子力規制委員がひとりもいないことである。
2011年3月。MOX燃料が装てんされた東電福島第一原発3号機が、1号機とはまったく違う大爆発を起こした。
「テレビに出演する前、ディレクターから『プルサーマルという言葉はつかうな』と言われた」(上杉隆)
これが事実なら、マスコミ各社は次のような報道協定を結んでいたことになる。
「爆発した3号機はMOX燃料で発電を行っていた、という事実を口にするな」
新品のMOX燃料は、ウラン燃料の約3倍の崩壊熱を出す。ウランよりプルトニウムのほうが、中性子を出す量が大きいからである。
プルトニウムの危険性は、ヒロシマ(ウラン爆弾)・ナガサキ(プルトニウム爆弾)での唾棄すべき「人体実験」が証明している。死者数は人口密度が高い広島のほうが多かったが、長崎では、人間も建物も瞬時に消滅している。広島にプルトニウム爆弾が落とされていたら、原爆ドームは残らなかったに違いない。
さらに大問題なのが、MOX燃料の入れ物である。
大間原発の「狂気の沙汰」は歴史が証明している。
1980年代。ソ連はすでに沸騰水型(BWR)原子炉の開発計画を白紙に戻し、沸騰水型原発の新設を禁止しているのだ。
これもまた当然の判断。1986年にチェルノブイリの沸騰水型原子炉が史上最悪の炎上事故を起こしたからだ。
コアキャッチャーはなぜ、誕生したのか?
1991年。チェルノブイリ事故の教訓から、ソ連(ロシア)は、次のような判断を下した。
「運転中の沸騰水型原子炉は安全を確認した上で維持する」
「新しい原発はすべて加圧水型(PWR)とし、国産のVVERにはコアキャッチャーを採用する」
「沸騰水型原発に未来はない」
なんと四半世紀前に、それが世界の常識になっていた!
にもかかわらず、わが国だけが、沸騰水型原発の開発を進めた。
我が祖国、日本は「ガラパゴス」そのものなのだ。
「日本人って本当はものすごいバカなんじゃないの?」
中国人は、そう言って笑っているに違いない。
「日本は世界一安全な原発の技術を提供できる」(安倍晋三)
中国人は鼻で笑っている。
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「勝てるわけもない候補(宇都宮健児)が、脱原発候補として、いきなり、出てきてしまった」
この発言、今でもそう思っているのですか?
「共産党が支持する候補にも、負ける細川護煕が、いきなり、脱原発候補として、出てきてしまった」
私はそう思いますが。違うか!?
私も共産党は大嫌いです!
宇都宮さんは、推薦を断るべきだったと今も思っています。
共産党の推薦がなければ、宇都宮健児さんの得票は、
20~30万票だったと、宮台さん、お考えですか?
社会を見ようとしない、現状を肯定して、
ただ数値的に分析する社会学者は、退場だよ!!
社会はうごめく!! 明日の社会は得体が知れない!!
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「コアキャッチャーの問題。これは、ちょっとマニアック……といったら変ですけど、技術的な問題なのであれですけど……」
原発推進派の学者、「赤メガネ」こと澤田哲生東工大助教の言葉である。
2012年3月22日。<「原発」国民投票についての議員と市民の対話カフェ>という催しが衆院議員会館で行われた。
私が「コアキャッチャー」という言葉を初めて耳にしたのが、この催しの文字起こしサイトで、橋本勉(衆院議員・当時)政策秘書をしているという「まつだ」さんが質問に立った。
「フランスはもう、コアキャッチャーは、新設には必ず入れろ、という設置義務をつけました」
「私は、コアキャッチャーをつけない限り、再稼動をすべきではない、ということを言ってます」
仏アレバ社製コアキャッチャー
この質問に対し、澤田助教は、明らかに戸惑った。狼狽した、といっていいかもしれない。だから、「マニアックな質問だなあ」と思わずもらしたのだろう。澤田助教は「御用学者」のなかでは、比較的、率直な意見を述べてきたし、逃げ隠れもしない人だが……。
「まつだ」さんはこうたたみかける。
「フランスは新設のやつ(原発)について(コアキャッチャー)をつけろということですね。現にもう、それしか作っていません。これは技術的進歩だと、さっきおっしゃったとおりです。そうすると『それより前のやつを動かすんですか?』という話に当然、なるわけですけど、そこのところをきちっとクリアすべきで」
澤田助教が話をさえぎって、
「要は、コアキャッチャーを日本の基準に入れろと?」
おそらく、この会話に日本製原発と日本政府の原発輸出路線の「タブー」が隠されている。
「まつだ」さんは核心に踏み込む。
「『いや、でも、それ(コアキャッチャーの特許)は、東芝しかしか持っていないので、(特許を持っていない)日立(製作所)が潰れちゃいます』とか、そんなことを言うんですよ。本気で。資源エネルギー庁の人なんかは」
東芝製コアキャッチャー
また、澤田助教が話をさえぎって、
「コアキャッチャーの話もですね、先ほどの“残余のリスク”っていう話がありましたけど、じゃあ、コアキャッチャーをつければ、仮に燃料の溶融が起こってですね、圧力容器下部の貫通が起こったとして、コアキャッチャーでどこまで(安全を)担保できるか、って、そういう、どういう多重的な防護手段を設定するかのひとつにすぎないわけですよね」
澤田助教は、「新安全技術」であるコアキャッチャーを「相対化」しようとする。選択肢のひとつにすぎない、と強弁する。
やはり、触れられたくない問題なのでは?
「コアキャッチャーの問題はむずかしいと思いますよ。それを本当に入れたほうがいいのかどうか、コストとベネフィットの問題をちゃんと見なきゃいけない」
つまりは、「コアキャッチャーは高くつく」ってことだ。コアキャッチャー問題は、原発輸出をもくろむ日立製作所にとって死活問題だ、ということなのでは?
「まつだ」さんが聞いた資源エネルギー庁の官僚の言葉が真実なら、コアキャッチャー義務化は、日立製作所の原発「ビジネスモデル」を破壊してしまうものなのでは?
澤田助教はこう続ける。
「放射性物質が環境に広く出る、それを防ぐ手段として、比較的安価でしかも受動的なシステムで、つまり、信頼性が高くて効果があるのが、ようするに、フィルタつきベントなわけですね。これをやるべきだと私は常々、主張しているんですけれど、その方向で今、事業者も規制庁のほうもそれを入れるようですけど、そういう風に思っています」
この文字起こしサイトを見たあと、私も澤田助教にインタビューをした。彼の主張は、サイトと同様な退屈な公式見解だったが、録音を止めると、
「中田さんもよく調べてくるよね。この資料、どこにあったの?」
「コアキャッチャーは隠されている」と私は確信した。
コアキャッチャーは、原発推進派にとって「触れてほしくない話題」なのだ。
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宮台 (宇都宮健児は)二度と都知事になることもできないし、彼自身の長年の活動に、自ら墓穴を掘るような形でね、ドロを塗ってしまわれたと思います。
神保 宇都宮さんが、もうちょっと早い段階で「そういうことであれば」ということで「細川さんのほうに譲る」っていう態度をとれば、それこそ、この次、どんな選挙に出ても広い支持を受けられるだろうし、まあ、望めば、ですけど、東京都副知事になれば、細川さん、多分、殿様として「皆さん、やりたいようにやれ。原発以外は」全部、お任せでしょうから、いろんなことが実現できたわけですね。ちょっともったいなかったけど、共産党があれだけガッチリ支持している以上、いまさら降りられない。
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神保 鎌田(慧)さんが、悔しそうに話していたことは、都知事選を「脱原発」の契機にしたい方々はね、勝てる候補を擁立したい。
落合恵子さんを擁立する、ということをかなり前から考えていたんだけど、そうしていたら、彼らからしたら、突然、宇都宮さんが、まったくそういう話し合いがない中で、”フライング”という風に皆さん、あの場では言っているようだけども、出馬表明しちゃったんですよね。
宮台 しかも、勝てるはずもないのにね。
前回、100万票とれてないんですよ。共産党の組織票が60万票、あるいは70万票弱あると言われるなか、上積みが20万票プラスアルファしかないような候補が、いきなり、「脱原発」候補として出てしまったんですよ。
神保 宇都宮さんの弁護士としての活動には、尊敬申し上げているんですが、今回の都知事選をめぐる動きについては、ちょっと不透明というか、あせった。
あせった、というのはいろんな意味ですけど、あったのかな。
それが結果的に禍根を残した、という意味、残念ですね。
(つづく)
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宮台 それ(細川候補一本化)以外の一本化は意味がないんですね。
どうして意味がないかというと、所詮、できないから。
それこそ、宇都宮さんが脱原発を掲げる都知事になったところで、所詮、社共勢力やそのシンパサイザーによる一過性の党派的な運動だ、ということになって、自民党の中の脱原発的な方向性に、いわば信念を持っている人も乗らないし、一般の無党派層に相当する人たちも乗らないし、結局、”コップの中の嵐”で必ず終わることがわかっているんですね。
(つづく)
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宮台 一本化という風に言っていますけど、シンメトリックではなくて、細川候補に一本化する、ということです。「脱原発」「反原発」イコール「プロ市民」という電事連的図式に、なんとか彼らが押し込めることによって「国民的運動ではない」という風に見せようとしていた図式から脱する画期的な動きが、保守政党の中から、あるいは、保守主義の中から出てきたということです。それなくしては、脱原発の方向に向けた有効な舵きりは絶対にできないということが、歴史的にわかっているんですね。
歴史に学ぶならば、細川候補への一本化以外にはない。
他にいかなる論点があろうが、この非常に重大な歴史的な画期、これを利用して従来の政治の流れを変えるということ。
(つづく)
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「元首相そろい踏み」をみせられると、
反骨精神の塊のような大先輩もこんなんなるの?
<都知事選挙は都民の生活に埋没され、原発事故はたくみに争点から外された>
(鎌田慧「本音のコラム」東京新聞2月11日)
何が言いたいのかよくわからないけど、
「人間の生活」が最も大事なことは自明。
<奇妙なことに小泉純一郎元首相への批判が「左翼」性の誇示に使われ、原発推進は誤りだったとの貴重な証言が「選挙」戦術にかき消された。>
これはもっとわからない。解読不能。
私は小泉政権がイラク戦争を支え、劣化ウラン弾による
「原子力災害」を引き起こした張本人だと訴えた。
原子力災害を引き起こした張本人が、どの口で「反原発」!?
私は左翼性を誇示したのでしょうか?
左翼性を誇示したのは誰ですか?
そんな人、会ったことありませんよ。
鎌田慧さんはまず、志葉玲さんの強烈な問いかけに答えるべきです。
http://bylines.news.yahoo.co.jp/shivarei/20140129-00032098/
↓このコラムも的外れ。はなはだしいこじつけ。
↓そんなの関係ねー!
<(ゲオルギー・デミトロフは)独善的で公式的、現実には全く通用しない、排他主義的な同志たちを批判、大胆な反ファッショ統一戦線の結成を呼び掛けた。ナチスと対抗するための、多様で広範な、民主主義のための共同行動を熱烈に訴えた。>
<戦争に向かおうとしている、いまこの危機的な状況にもかかわらず、広く手を結んで共同行動に立ち上がらず、あれこれ批判を繰り返している人たちに訴えたい。いったい敵は誰なのか、と。>
鎌田慧「本音のコラム」東京新聞1月28日
「脱原発都知事を実現する会」の宇都宮健児に対する攻撃は、
「批判」を超えて「名誉毀損」に近いと思います。
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ミステリーの金字塔、宮部みゆきさんの最高傑作『火車』は宇都宮健児さんへのインタビューによって生まれました。宇都宮さんがモデルの渋い弁護士も登場。
<宮部 商工ローン事件では、「肝臓を売れ」とか脅かしている人ってすごく若い人でしたね。
宇都宮 そうそう。誰もが最初、あれは回収を頼まれた暴力団だと思うでしょう。実際は、日栄の社員なんですね。普通、弁護士が入ると取り立てが止まるので、それで一件落着にすることもできたんですが、あまりにもひどい取り立てだし、それが全国的に行われているのは放置できないので、刑事告発し、その青年は逮捕されました。大学の経済学部を出て日栄に入ってまだ二年もたっていなかった裁判を傍聴したら、お母さんが情状証人として出ていました。新聞配達をしながら学校に通い、大学まで進んで、こんな親思いのまじめな子供が何でこんな罪を犯すか、親としてわからないと話していました。日栄では苛酷なノルマがあって、それを達成するためにマニュアルもあったようです。ごく普通の、背の高い細身の人でね。それが、ああいう取り立てを現実にやっていた。
宮部 巻き舌でね。彼は大学を出て上場企業、いい会社に入ったわけですよね。そういう人が、あんな脅し文句を電話で言わなきゃならないようになって、それが日常になってしまうまでに、いったい何があったんでしょう。何が、お母さん思いのおそらく働き者で勉強熱心な人を、そうさせたのか。日栄という会社はどうやってそうさせたのか、興味がわきます。カルトに似ていますよね。>
『反貧困』花伝社より
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原さんも大場さんも出口調査を続けてませんよね。
なんで!?
「選挙を監視する市民」というHPも昨年7月の参院選から更新なし?
都議選で「不正選挙教祖」リチャード・コシミズは何をやったの?
「不正選挙」は麻疹か!?
コシミズ一派は、「市民運動潰し」の団体か!?
結局、「出口調査をしたら、不正選挙でネット祭ができないから」
黙っているのか、リチャード・コシミズ!?
ハートがない。ハートってことが何かわかっていない。
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なぜ、小泉本人が立候補しないのか?
「体と気持ちがなまった。もう激しい公務に耐えられない」
(朝日新聞2月10日より)
<これからも「原発ゼロ」の国造り目指して、微力ながら努力を続けてまいります。>
敗戦後、こんなメッセージを発しながらも、
「(山口県知事選には)応援には行かないよ」
1月31日。国会正門前スピーチエリアに現れるが、
先に宇都宮健児がマイクを取ると
「私はもう、いないほうがいいだろ」
なんたる、やる気のなさ。
この男、なんのために、どんなタイミングで、
「脱原発」を言い出したのか?
安倍政権の目の上のたんこぶである脱原発派を、
分裂させ、アメリカに奉仕するためではないのか?
「選挙の結果が日本の左派勢力に止めを刺す」
――マイケル・グリーン
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2014年2月9日。私は豊島区役所(投票所)で約10時間、出口調査をした。
史上最悪の「放射性大雪」が残る中、足が棒になるまで投票所出口に張り付いていた理由は、すごく単純だ。
めっちゃ楽しいから。
皆さんはこう言うかもしれない。
「何をやっても宇都宮健児はボロ負けするだろう」
「出口調査なんてやっても無駄」
舛添要一圧勝。それは絶望か?
昨年7月の参院選でもそうだった。
「寒い中、ご苦労様」(肩をポン)
「風邪ひかずに頑張ってくださいね」
労をねぎらってくれる人は、決まって自民党に投票していた。
いわゆる「優しい日本人」、「思いやりのあるこの国の人たち」が、次から次に舛添要一に投票していくのだ。
「敵」は「醜悪」ではない。現場で面と向かうと、イメージは全く逆。
たとえば、金曜日の首相官邸前も「現場」だが、そこに集って、
「安倍政権にはもう我慢ならない」
「政治家も官僚も腐りきっている」
「DVナイフハゲ(舛添要一のニックネーム)をディズれ!」
そんなことを囁き合っても何も始まらない。
互いに壁を作り、壁を高くしているだけ。
今回の「一本化」をめぐる底抜け脱線ゲームをみれば、「壁を作れば支配層の思う壺だ」ってことが誰だってわかるだろう。
話し合いの余地はある。大いにある。
メルマガ
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「宇都宮健児の票が細川護煕の票を上回ったら、どうするんですか?」
金曜日の国会周辺で、数々の口論に巻き込まれ、私が口走った言葉だ。
予想通りの開票結果となった。
舛添要一 2112979票
宇都宮健児 982594票
細川護煕 956063票
この結果に対し、「脱原発」候補一本化に動いた人たちは、沈黙している。
私がビラを配っていると、
「あなたはどっちなの?」
「宇都宮さんは降りるべきだった」
「細川さん、小泉さんの邪魔をするな」
「反原連の抗議に選挙を持ち込まないで」
いろんなことを言われ、口論になる。
私が総務省前で「一本化なんかできるわけがない」としゃべっていると、
「みんな悩んでいるんだ。そんなこと言うな」
顔をしかめまくった人から怒鳴られる。
口論の土台となっていたのは、いわゆる「文化人」たちの言動だ。
「候補者の一人は、当選の可能性が高く、もう一人の候補者は、当選の可能性がゼロ。したがって、当選の可能性がゼロの候補者に投票することは、泡沫候補に投票して、それがすべて死に票になる、ということだ。 したがって、二人の候補者がいるのではない」(広瀬隆)
……言い切っちゃってる!
「発想の多彩さ」で私を魅了し続けてきた尊敬するモノ書きが、「元総理そろい踏み」を見た途端、こんなんなってしまう。見間違う。想像力を失ってしまう。
「本当に脱原発知事を実現させるために、最大限の努力をしたい。それには、最も当選可能性のある方に票を集中していくことだと思います」(吉岡達也)
これ、選挙の3日前、2月6日の発言なのよ。うすのろ?
「はたして、同じ脱原発候補の宇都宮健児さんがお勝ちになっても、何か動くでしょうか? 変わるでしょうか? 私の動物的感覚では変わりません。そんなひ弱なものではありません」(湯川れい子)
……この発言にいたっては論評すらできない。「私は鋭い」と言っているだけ。「私の動物的感覚」がなんなのか、湯川さんしか知らないのだから、絶句する他ない。
「人生もそんなに先行き長くないんですけれど、だからこそ今回の、まさかまさかまさか、私は小泉さんとはもう30年、いや40年、同じエルビス・プレスリーのファンとしてお付き合いしてきました。だからご性格もよく存じ上げているつもりです。小泉さんは私のエルビス・プレスリーファン仲間です。そして、いろんな音楽会でもよくご一緒しますし」
……だから何!?……これはもっと絶句!
「だから、かつて日本の総理を務められた方が、お二人が、感性のもとで『ここは今変えなきゃいかんと人生を捨ててもここは変えなきゃいかん』と。お二人のこのあいだの記者会見でのお顔を見て下さい。わかっていただけるんではないか、と思います」
……いただけません! 根拠ゼロメートル地帯。
ボンクラども! みんなまとめて、この言葉を喰らえ!
<都知事選「一本化」騒動で最も被害を受けているのは、先月までの秘密法反対の民衆運動の熱気だ。支配層もそうした運動高揚後の分断戦略は常にやる。都知事選で権力者頼りに浮き足立つのは、民衆運動と参加者一人ひとりの可能性を根底で信じれてないからだ。信じてそれで闘え。誰もが対等な民衆の一員だ>(園良太)
「宇都宮健児の票よりも細川護煕の票が必ず多い」という「神話」には、決定的な欠損がある。
「今日の風景と明日の風景は違う」――「一本化」論者はそう考えることができない。「違うからこそ生きていくことに意味はある」と私は思うが、彼らは現状を固定化してから、何を言おうか考える。
宇都宮健児の選挙運動も始めはダメダメだった。「明日は違う」ことを身をもって証明したからこそ、宇都宮健児は元総理よりも多くの票を獲得したのである。簡単に言えば、「ワクワク感」あるなしの差。
総務省前ではこんな話も聞いた。
「落合恵子さんが出馬すれば僕は降りる、と宇都宮さんが言ったって。本当のことなの?『じゃあなんで、細川さんが出馬したら降りられないのか?』ってみんなに問い詰められて……。真相を知りませんか?」
完全なデマである。
さらに許しがたいのは、ウソを根拠に、宇都宮健児を攻撃したジャーナリストと学者のコンビだ。
「鎌田(慧)さんが悔しそうに話していたことは、都知事選を脱原発の契機にしたい方々はね、勝てる候補を擁立したい。落合恵子さんを擁立する、ということをかなり前から考えていたんだけど、そうしていたら、彼らからしたら突然、宇都宮さんが、まったくそういう話し合いがない中で、“フライング”という風に皆さん、あの場では言っているようだけど、出馬表明しちゃったんですよ」(ビデオジャーナリスト 神保哲生)
根も葉もないウソである。
この言葉がネットの動画として流れたのは、選挙の前日の2月8日。
その5日前の2月3日の記者会見で、落合恵子は「私は立つつもりはありません」と立候補を完全否定しているのだ。
しかも、ルポライターの鎌田慧と同じ席で!
「私は政治に失望している」
この「ジャーナリスト」、ウソと知りながら、敵を攻撃するためにそんなことを言ったのか?
そこにもってきてさらに、社会学者がこう畳み掛ける。
「しかも、勝てるはずもないのにね」(宮台真司)
つづきはメルマガで
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出口調査は簡単にできます。
このようなA3のボードを作ります。
ワードで作成、コンビニで拡大コピー。
大きな文具店、東急ハンズなどで売っている
A3クリアファイルに入れます。
投票所から出てくる人に、
「出口調査をやっています」
「もし、よろしければ、投票した候補者の名前を教えてください」
ここからがポイント。
多くの人が声を出して言いたくないのです。
そこで、候補者の名前を書いたA4の紙をファイルに入れて
「指差していただけませんか?」
同じ紙を用意して「正」の字を書き込んでいく。これだけです。
「なんでそんなことをあんたに言わなきゃいけないんだよ」
そう言われたら、笑顔でこう返しましょう。
「そうですよね。秘密がいいですよね。呼び止めてしまってすみません」
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宮部みゆきさんと宇都宮けんじさんは、商工ローン問題を入り口に「壊れゆく日本」を語り合います。
<宇都宮 (商工ローン「日栄」は)TBSでは『報道特集』とか、日本テレビでは『ウエークアップ!』のスポンサー。報道・情報番組のスポンサーでしたから、当初、問題点があまり報道されませんでした。それから、ここ数年はサラ金とかクレジットで借金を背負っている人、商工ローンで借りている中小零細業者のさらに上前をはねるようなヤミ金融がどんどん増えました。バックは暴力団で、サラ金や商工ローンどころじゃない年何千パーセント、何万パーセントという高利で、多重債務者を狙い撃ちして、暴力的な取り立てを繰り返してきました。問題はどんどん深刻化してきました。
宮部 最近、大手の銀行も別会社で、個人向けのキャッシングを派手にやっていますよね。特に私は東京三菱系がやっている「たまにはババンと!」というCMが、もうトンデモないと思っているんです。あの彼女、いつも彼にたかるばかりですよね。旅行に連れていけとか、今度は大リーグを見たいとか。その前はおすしを食べに連れていってもらって、自分は高いものばかり食べて、彼氏は横でかっぱ巻きを食べている。それでたまにはババンと金を借りて払えと言っているわけです。どこかの信販会社のCMでは男の人が女の子を背負って、女の子は後ろで「あれ買って、これ買って」と言っているのもありました。下品ですし、これほど女性をばかにしたCMはないです。お金を借りて豪遊しろと勧めて、最後に活字で「計画的なご利用を」と出してごまかしているのが問題です。CMの在り方をもう少し考えてほしいです。>
『反貧困』花伝社より
(つづく)
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http://www.theguardian.com/world/2014/feb/07/tokyo-women-sex-strike-yoichi-masuzoe
自民党自体が末期症状だと思いますねえ。
安倍政権はオバマ政権にも見捨てられたみたいだし。
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細川支持の人の言説のなかで志葉玲さんの問題提起に
まともに答えたものがありますか?
私は一つも出会ったことがありません。
http://bylines.news.yahoo.co.jp/shivarei/20140129-00032098/
「オレンジ共済事件」で細川と宇都宮が
直接対決した事実に触れた言説も皆無。
http://www.mag2.com/m/0001577514.html
本日、配布するビラが完成しました。
投票の前に読んできただけたら幸いです。
本日2・7 総務省前で不正選挙抗議をします。19時~
東電福島第一原発3号機の謎を暴きつくす
『塗り潰された核燃料プール』(CD-R)も配布いたします。
『平和に生きる権利』を歌います。
お気軽にお立ち寄りください。
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<僕が東大に入ったときは東京の日比谷高校とか麻布とか開成出身の生徒が多くて、田舎から来た人はみんな、自分の家が農家出身だとか漁師だということにコンプレックスを感じている学生が多かった。でも僕は自分の家は農家だと堂々と言った。なぜかというと、田舎にいたら、芋つくりがうまい、麦つくりがうまい、スイカつくりがうまい、あるいはさかなつりがうまい、というのがたいへん名誉なこと、誇りなんです。あるいは海では速く泳げるなんて全然自慢にならなくて、それよりも海に深く長く潜って、タコやサザエを獲れることの方が重要なんですね。
僕の親父は魚釣りや芋つくりが上手だと皆から褒められていた。僕はそんな親父をとても誇りに思っていたので、農家出身であることに全くコンプレックスを感じなかった。
だから農業や漁業を一生懸命やっている人が軽視されるような世の中ではダメなんですね。そういう人たちのおかげで我々は飯を食えてね、魚食べて生きていられるわけだからね。別に年に何十億も稼げる人間が偉いわけでもなんでもないんですよ。そこのところを、今の日本人は履き違えてるんじゃないかと思うんですね。
圧倒的多数の一般の人は、「功なり名を遂げるために」じゃなくて、黙々と働いている人なんですよ。そういう一人ひとりの名もない人間がいて、日本の社会が成り立っているんです。そういうことこそが尊重されなきゃいけないし、それこそ立派な仕事なんです。>
『反貧困』花伝社より
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<日本の行政というのは、ホームレス問題や多重債務者問題に真剣に取り組んでいない。政治家ももちろんそんなこと考えてない。票にならないから。
暴力団やヤミ金を放置して取締りをしない警察とか、あるいはホームレス問題や多重債務問題に取り組もうとしない政治家や官僚。そういう人びとがエリートだと言って、のうのうとのさばっていることに対して、僕は一番頭にきますね。強きを挫き、弱きを助けるのが政治家や官僚の役割でしょ? 何のために政治家や官僚をやっているのかってすごく頭にくる。誤解を恐れずに言えば、暴力団やヤミ金などは自分が食わんがために厳しい取り立てをやっている。当然許されることじゃないんだけど、立場を考えたらある意味しょうがないという見方もできる。
しかしながら、国民の代表として真っ先に多重債務問題やホームレス問題に取り組むべき国会議員がこのような問題に無関心であったり、冷淡であるのは許せない。
だから我々がキャラバンなんかやって、サラ金会社のまえでがなりたてたり、ビラをまいて宣伝したり、国会に押しかけたりしているんですね。もっとも、そういったことでストレス解消してる面もあるんですがね(笑)。サラ金会社の前でがなりたてると気持ちがいいです。毎日毎日事務所でサラ金会社とネチネチ交渉したりしてるとね、やっぱりストレスたまるんですよ。>
『反貧困』花伝社より
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<暴力団のような危ない連中と直接会って交渉せざるをえない場合は、僕の事務所などこちらのテリトリーか、外であれば喫茶店やホテルのロビーなど人の多いところで会うようにしています。向こうの事務所に行くと監禁されたり、ブスッとやられたりするかもしれないでしょ。大勢の人がいるところでは暴力団もなかなか手を出せないからね。
そのときはできるだけ自然体でやるのがいい。相手を特別視すると、それで卑屈になったりするし、怖いのを隠すために弁護士バッジをちらつかせて威張ったりすると、相手を感情的に刺激してブスッとやられたりする。効果的な対処法は、黙って聞くことですよ。無言ほど怖いことはない。「てめえぶっ殺す!」って言われても、「あとなんか言いたいことあるの?」と言うと向こうは怖がります。そういうもんなんです。
だから私は暴力団だろうが右翼だろうが左翼だろうが、普通の一般市民と同じように接します。どのような団体であろうと、不法・不当な要求に対しては当然のことながら断固拒絶します。文句があるなら裁判やリなさいと。不服があれば、暴力団にも裁判をする権利があるわけです。ただし暴力団が暴力に訴えれば犯罪になります。その場合は断固として刑事告訴すればいいわけです。だから法律に則って交渉すれば危なくないんですよ。>
『反貧困』花伝社より
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<あなた方は暴力団が怖いと思っているかもしれないけど、実はそうでもないんですよ。殺すとか子どもをさらうとか脅しはあるけど、だいたい口だけです。>
<今の暴力団はほとんどが経済ヤクザでね。シャバで金儲けして贅沢したいヤクザばっかりですよ。他人のことなんか考えずにね。ヤミ金で、社会的に極めて弱い立場になるじいさんばあさんを暴力的、脅迫的取り立てで追い込んで、死に追いやっているんですよ。
これまでの経験で分かったのが、だいたい暴力団ってのは経済原理で動いているってこと、たとえば、今人を一人殺したらだいたい無期懲役です。仮釈放で出所する場合でも十五年間くらいは服役しなければならない。二人殺したら死刑になるかもしれない。だから組のためとか団体のために人を殺すと、十五年は刑務所に入らなきゃいけない。そして十五年間はその暴力団員の家族の面倒を暴力団組織が見なきゃならないってことなんです。そうすると、だいたい二億円から三億円はかかる。そのような保障がない限り、誰も組織のために人殺しとかはやらないわけなんです。暴力団も二億、三億経費がかかっても儲けのある仕事でなければ、組員に人殺しなんかやらせない。一〇億、二〇億儲かるならやるかもしれないけどね。だけどヤミ金なんて五万、一〇万ですよ、それで十五年も懲役食らえないですよ。だからだいたいが脅しなんですよね。その程度じゃやらない。>
『反貧困』花伝社より
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<多重債務者の相談を頼まれるようになったのは最初の事務所をクビになり、次の勤務先をを探しに弁護士会を訪ねたのがきっかけです。>
<サラ金でお金を借りる人が相手ですので、解決してもお金がもらえないのでは、という不安もあってか、サラ金事件を受任する弁護士がほとんどいない状況でした。そこで、東京弁護士会の職員が、担当する事件もなく、暇そうにしている私にサラ金事件を次々にまわしてくるようになったわけです。
実際に相談にのってみると、相談者の多くはサラ金の厳しい取り立てに追われて、ノイローゼになり、手首を切ったり睡眠薬を多量に飲んで自殺を図ったりと、ひどい状況でした。最初はやり方がわからず、無我夢中でした。それでも弁護士が相談者(債務者)の衝立てになれば、その分弁護士へ業者からの電話は集中しますが、相談者への取り立てはやわらぎます。それが本当に嬉しかった。
相談者が払える範囲で月五〇〇〇円、一万円ずつと分割でもらうようにしましたが、確かに多重債務の相談はお金にはなりません。それでも私は自分を頼ってくれる人がいる、感謝してもらえる、それが次の仕事の励みになり、糧になっている。だから働き続けられたのです。「人の手助けになっている」ことを実感できるのが、私にとっては、お金以上の”財産”なのです。だから、お金は関係ありません。実際、生活できるだけの稼ぎはあるわけですから、それで十分だと思っています。>
『反貧困』花伝社より
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<宇都宮 宮部さんが来たときは、まだ商工ローン問題は起きていなかったですね。
宮部 商工ローンはびっくりしました!
宇都宮 「腎臓を売れ」「肝臓を売れ」ですからね。あの被害者が私のところに録音テープを持って相談に来たのが一九九九年です。もともと高利貸の餌食は、一般のサラリーマンとか家庭の主婦が中心でした。ところが、バブルが崩壊して不況が深刻化して、経営が厳しくなった中小零細業者に対して、銀行の貸し渋りや貸しはがしが進んでいく中で、日栄(現ロプロ)や商工ファンド(現SFCG)といった商工ローンが貸し込んで、厳しい取り立てをする問題が増えてきました。日栄は当時、業界の最大手で、サラ金で言えば武富士に相当する企業でした。テレビコマーシャル(CM)もよくやっていました。テレビ朝日の『サンデープロジェクト』などのスポンサーにもなっていた。中小企業の味方ということで太陽が出てくるCMでした。
宮部 覚えています。だから社名は知っていたけど、不動産会社か、経営コンサルタントか何かだと思って。>
『反貧困』花伝社より
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<日本の「弁護士法」第一条が弁護士の使命について記していますが、「弁護士は基本的人権を擁護し、社会正義を実現することを使命とする」とある。まさにそれこそが弁護士のなすべきことだと思います。
これを具体的に私なりに解釈すれば、この人権を擁護しなくてはいけない「人」の中で、財力や権力を持っている人は自分の権利を自分自身で守れる場合が多い。しかし、どちらかといえば社会的・経済的弱者はそれを守れない人たちなんですね。ですから、人権擁護を目指すという抽象的な言葉は聞こえが良いけれれど、これを忠実に具体的に実現しようとすれば、弁護士は社会的弱者、経済的弱者の人権を守り、味方になるという方向が素直に出てくると思います。
「社会正義」を実現するというのは不正を許さないこと。どのような権力であっても、大企業であっても、ごまかしや不正という最も悪質な行為を放置させない仕事をしていかなければなりません。>
『反貧困』花伝社より
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<NHKの『プロフェッショナル』という番組に出演したとき、「プロフェッショナルとは何ですか?」という質問を受け、「他人のために頑張れる、一生懸命働いている人」と答えました。
番組としてはもっと格好いい締めの言葉を期待していたのでしょうが(笑い)。優れた腕をもっている人をプロフェッショナルというのであれば、本当のプロフェッショナルは、家族を養うために一生懸命、漁業や農業、職人仕事に精を出している人たちの中にいると思うのです。
私の父も家族のために頑張って魚を獲り、畑を耕してくれました。だからこそ私も大学に行けた。プロフェッショナルということばを聞いて、思い浮かぶのは父の姿なのです。>
『反貧困』花伝社より
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宮部さんは宇都宮さんの事務所を訪れた時のことを『火車』に書いた。
<とにかく、ものすごくお忙しそうな先生だと思いました。『火車』にそっくり書いちゃったんですけど、机の端に目覚まし時計が置いてあって、それがブルルとなる時刻が二時に合わせてあったんです。たぶん、仮眠して、夜中に起きて仕事をするんだろう、きっとそういうふうにこの目覚ましは使われているんだなと思って。
宇都宮 それは誤解です。遅くまでやることはありますけど、『火車』を読んだら、溝口弁護士という人物が出てきて、彼のせりふは私が話した内容と重なるんですけど、年齢が七〇歳くらいでね。(笑い)
――どうして多重債務問題をとりあげたんですか。
宮部 法律事務所にいたときに、個人でも破産することがあると知ってすごく興味を持ちました。破産というのは、会社とか法人のものだと思っていましたが、住宅ローンの破産なんか身近に起こるんですね。私の親の世代か、一〇年ぐらい下かな、マイホームブームがありました。それが今はどうなっているのかなという興味もありました。クレジットカードは当時の私はつくれなかったので、身近ではなかったです。
宇都宮 定職についていないと、なかなかつくれないですね。例えば、アナウンサーでも局アナはいいんですけど、フリーのアナウンサーはなかなかつくれない。
宮部 名前が売れている方はいいんだろうけれども、私も本当に苦労しました。つくれなくて。(笑い)
宇都宮 実は取材を受けるまで、宮部さんのこと全然、知らなかったんです。でも『火車』を読んですごく面白いので、それまでに出された作品は全部読ませてもらいました。その後、あれよあれよとメジャーになられた。うちの事務員を募集すると、今は朝日新聞に広告を載せるんですが、だいたい二〇〇人ぐらい応募があって、中にはやっぱり『火車』を読んで来る人も多いです。弁護士が難しい話をするより、小説とか映画とかで、いろいろ理解を広める方が圧倒的に効果があります。
宮部 実際に前線でずっと働いていらっしゃる先生に、そう言っていただけると、本当に張り合いがあります。消費者金融の問題では、その後も様々なことがありましたが――。>
『反貧困』花伝社より
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<弱肉「弱」食社会を考える 対談 宮部みゆき
――宮部さんが以前、宇都宮弁護士の事務所で働いていたという話があります。
宮部 法律事務所に勤めていたのは事実ですが、まったく別のところです。そういう話があることは以前、宇都宮先生から「迷惑が掛かっていませんか」と、教えていただきました。
宇都宮 私が岩波新書で『消費者金融』を出したとき、ある経済学者が間違えて、宮部さんは私の事務所に勤めていた体験をもとにして、『火車』という多重債務問題を扱った小説を執筆したと全国紙の書評欄に書いちゃったんです。岩波のホームページにもそう載っていたらしいです。
宮部 多重債務問題は宇都宮先生にお聞きするのが一番ということで、三時間ぐらいでしたかね、銀座の事務所でお話を伺ったんです。もう十二年前ですね。>
宇都宮健児『反貧困――半生の記』花伝社より
(つづく)
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キング牧師の言葉に呼応するものがあると私は思います。
<人生で最も永続的でしかも緊急の問いかけは、「他人のために、いまあなたは何をしているか」である>
マーティン・ルーサー・キング
http://iyashitour.com/archives/28240#page1
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「あなたが正しいとき、過激になりすぎてはいけない。あなたが間違っているとき、保守的になりすぎてはいけない」
マーティン・ルーサー・キング
「人は「発言する」ことにのみならず、「発言しない」ということにも責任を持たなければならない」
「愛だけが、敵を友人に変えられる唯一の力だ」
「真のリーダーとは、合意を探す者ではなく、合意の形成者となる者である」
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http://iyashitour.com/archives/28240#page1
「私たちは、限りある失望を受け入れなければならない。しかし無限なる希望を失ってはならない」
マーティン・ルーサー・キング
「そのために死ねる何かを見つけていない人間は、生きるのにふさわしくない」
「ほとんどいつも、創造的でひたむきな少数派が世界をより良いものにしてきた」
「結局、我々は敵の言葉ではなく友人の沈黙を覚えているものなのだ」
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今日発売の『週間ポスト』のタイトルは、
<報じられない首都大決戦の真実>
<消された小泉純一郎「全発言」>
<白熱講演80分+選挙演説誌上中継>
<大メディアが黙殺・隠蔽するこの男の叫びこそ、都知事選最大の争点だ>
ネットでも「マスコミの報道協定だ」と騒ぎになっている。
でも、記事の構成をよく見ていただきたい。本文は、
<テレビ各局は小泉―細川両氏の「ツーショット禁止」の”放送協定”を結んでいるからだという。>
報道協定の4文字の前後には、ハイフンが付けられている。
「だという」と伝聞形になっている。
タイトル、リード、中吊り広告に「報道協定」という4文字はない。
ここからは無料予想。
企画を立てた書き手は、「報道協定」をドーンと打ち出したかった。
3・11以降、原発隠しの「報道協定」が延々と繰り返されてきたからだ。
しかし、デスクがこう判断した。
「公平性を必要以上に気にするテレビの選挙報道ではよくあること。報道協定とまではいえないのではないか」
結果、こういう記事となり、
「報道協定」の4文字は、ネットのみで増幅されることとなった。
私は「書き手は腰が引けている」などと批判する気は毛頭ない。
これも雑誌ジャーナリズムの役割。
共同作業の結果だと思う。
それよりも、驚いたのはグーグル検索だ。
「小泉純一郎 ニュース」で拾ってきているのに、
「ハフィントンポスト」「ナックルズ」「SPA!」……。
1ページ目。日本の新聞、テレビ報道はひとつもないのだ!!
やはり、小泉純一郎の「脱原発」はマスコミから消されている!!
路上との対比で単に「メディア空間」と書いてきたことを反省。
メディア空間は「新聞・テレビ」と「それ以外」とに分裂している。
これも「マスコミが死滅して2年」日本の現実なのだろう。
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憲法96条改正!?
ふざけたことを言ってんじゃねーよ!
安倍晋三の言う「健全野党」が「ねつ造議員」であることを証明しましょう。
今の衆議院の議席数はこうなってますね。
絶対得票率が2割も満たない自民党が
議席の6割を占めています。
民意を全く反映していません。
小選挙区比例代表成立性をぶっ潰しましょう!
次に「12・16不正選挙」のキモ、
選挙区で負け、比例で復活した議員の党派を調べてみましょう。
異様でしょ? 「維新」「みんな」が多すぎます!
比例票の恩恵をうけたのはこの2党だけなのです!
次に選挙区で3位以下に負けて、
比例で復活した議員数。
一目瞭然! むちゃくちゃです!
民主党で「3位以下復活」した議員は一人もいません!
ところが、「維新」では3分の一が「3位以下復活」!?
「みんな」にいたっては「2位復活」より「3位以下復活」の方が多い?
この18人は明らかな「ねつ造議員」です!!
今すぐ、バッジを外せ!!
選挙区で負けて、比例で復活した議員は、平均して
どれくらいの支持を受けていたのでしょうか?
党派別に見るとこうなります。
「民主」「自民」は3人にひとりの支持がなければ
比例で復活することはできません。
「維新」「みんな」は4人にひとりの支持で
救われ、復活しているのです!
逆に言えば、4人中3人が支持していません!
選挙制度を変えよう!!
戦争反対!!
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今年こそ、安倍政権をぶっ潰しましょう!!
<安倍政権になっても、原発事故の被害者の救済や生活再建は一向に進んでおらず、汚染水問題の処理など原発事故の収束もまったく不十分である。それにもかかわらず、原発再稼動と原発の輸出を行おうとしている。>
『希望社会の実現』花伝社より
(つづく)
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<坂本夫妻の遺体が発見されたのは、一九九五年九月六日でした。九月一〇日には当時一歳だった息子の龍彦君の遺体も見つかります。一家は、自宅に侵入したオウム真理教幹部の村井や早川らの手により殺害されたのでした。私は坂本弁護士を学生の頃からよく知っていました。司法試験の勉強をみてあげたこともあります。彼は、窮地にある人を見すごせない正義感の強い青年でした。次代を担う弁護士として前途を嘱望されていたのです。郁子さんは、私の事務所にかかってくる暴力的な督促の電話にもてきぱきと対応してくれました。外見はとても柔和ですが、芯はしっかりした女性でした。
私の長い弁護士人生のなかでも、身近な人を亡くしたのは、このオウム真理教をめぐる事件においてのみです。それだけに、被害者救済に懸ける思いは格別でした。しかし、事件はまだ、終わっていません。元信者グループが布教活動を止めないなか、被害者は未だ後遺症に悩み、心に傷を残しています。私たちの救済活動は現在もなお続いているのです。>
『弁護士、闘う』岩波書店より
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警察は裁判官よりダメダメでした。
普通の捜査をやっていたら地下鉄サリン事件は防げました。
<無差別テロ事件に突き進むほどにオウム真理教を増徴させた要因に、警察の捜査の遅れと誤りがあります。神奈川県警は、一九八九年一一月の坂本弁護士一家拉致事件を、一家の”失踪”事件として片づけてしまいました。現場に残された犯罪の痕跡をろくに調べもしなかったのです。それどころか、あらぬ方向で捜査を進めました。事件後、私の事務所の者は、私を含めて全員が神奈川県警から事情聴取されました。そこで聴かれたのは見当違いも甚だしいことばかりでした。
「坂本郁子さんとはどんな人だったのか。学生運動はやっていなかったか。内ゲバに巻き込まれたとは考えられないか」。まったく的をはずれた質問です。>
「番外編 私とオウム真理教」
坂本郁子さんの手帳に連絡先が書かれていたのでしょう。
私がバイトしていた池袋立教通りのバーにも警察がやってきました。
それにしてもひでえ質問です。
確かに立教大学は過激派の拠点であり、
郁子さんと私らが入学した頃はまだ、
内ゲバ事件が少なからずありました。
それにしても、公安警察はこんなことを考えていたのでしょうか?
「立教大生≒中核派≒内ゲバ」
名誉毀損です。
ふ・ざ・け・る・な!!
<さらに「借金をしていなかったか。多重債務を背負って夜逃げしたのではないか」。ここまで頓珍漢な質問をされると、呆れて物が言えません。
こうした捜査の怠慢を嘲笑うかのように、麻原や幹部と実行犯は素知らぬ顔でドイツに出国しました。坂本弁護士の自宅からプルシャが発見されるや、さっさと高飛びしたのです。この動きは、私たち弁護士やオウムの動向を追うジャーナリストはみな知っていました。しかし、警察はまったく情報をつかんでいなかったのです。ドイツでは、実行犯の村井秀夫や早川らが鉄板の上に自らの指を当て、証拠を消し去るために諮問を焼いています。>
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宇都宮さんらはオウムの「サティアン」に踏み込みます。
<当日は、朝一〇時を期して全国一斉に仮差し押さえ開始しました。上九一色村のサティアンや南青山の東京本部をはじめ、各地の施設に執行官が踏み込んだのです。執行には弁護団の弁護士が立会い、警察官が警備に当たりました。上九一色村に同行した警察の機動隊は、毒ガス検知のためにカナリアの鳥籠を持ち、巨大なカッターを携行していました。>
<ところで、保全処分の決定を得るにあたって、「決定書に署名した裁判官の名前を記者会見で明らかにしないように」という要請を裁判所から受けています。当時、刑事裁判を担当する弁護士身辺の警備がついていたようです。一方、民事手続にかかわる裁判官は無防備だったのでしょう。彼らは、オウムに名前が知られると報復を受けるのではないかと、ひどく怯えていました。>
『弁護士、闘う』岩波書店より
裁判官がビビリまくっていたわけです。
「番外編 私とオウム真理教」
気持ちはわからぬではありません。
私も雑誌の新宗教特集などで
広報の上佑史浩とは付き合いがありました。
「宗教的ステージが低い」という理由で取材を断られた私の代わりに
サティアンに入った島田裕巳さんは
「神聖な宗教施設」と書きました。
島田さん宅で時限爆弾が爆発したのは、
地下鉄サリン事件の前日、3月19日でした。
教団を擁護し、教団の意にそった記事を書いた
島田裕巳さんまでが襲われているのです。
島田さんは地下鉄サリン事件のあと、
勤めていた大学を辞めました。
そんななか、暴虐の嵐に見舞われた
被害者たちはどうだったのでしょう?
<しかしながら、保全処分の決定書にしろ破産の申立書にしろ、申立人たる被害者や私たち代理人の名前はすべて公にされています。>
<教団による報復がまだ現実味を帯びている状況にあって、不安や恐怖を乗り越え、危険を冒してまでオウムを追い詰めようと闘っていたのです。「では、私たちは襲われてもいいのか」。そのように問い返したい気分に駆られたのは確かです。>
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宇都宮けんじさんらと被害者たちは、
損害賠償裁判とともに、教団に対する破産を申し立てます。
財産を差押さえ、被害者に平等に分配するためです。
<提訴は三次にわたりました。いずれにおいても被害者の言い分が全面的に認められ、被告らの賠償責任が肯定されました。しかしながら、彼らに賠償金を払う資力はありません。それどころか、被害者が望む事件の真相究明もほとんどなされませんでした。というのも、肝心の被告が出廷しないからです。麻原のように起訴状に対する答弁書すら出さず、裁判に欠席する者もあれば、出廷しても初めから争う意思のない者もいました。その結果、欠席裁判と同じような展開を辿ったのです。>
<真相究明が進まない一方、被害者の多くが経済的な困難に見舞われていました。負傷者には入院治療の費用が重くのしかかります。治療に専念するため仕事を辞め、生活の糧を失う人もいました。>
『弁護士、闘う』岩波書店より
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バブル経済の崩壊。
阪神・淡路大震災。
地下鉄サリン事件。
「壊れゆく日本」の入り口が1995年だったと私は思います。
<それでも、被害者が教団への恐怖心を克服し、マスコミのカメラの前に立って話せるようになるには二、三年を要しました。その間にも、サリンの後遺症は被害者を苦しめます。極度のストレスからPTSD(心的外傷後ストレス障害)にかかる、視力が急に落ちる、頭痛に悩まされるというように、ほとんどの人が心身の異常を訴えました。なかには、重い記憶障害を患い、一時間前の行動すら思い出せない人もいました。問題は後遺症に限りません。周囲の偏見のため会社を解雇された人、あるいは退職せざるをえなくなった人も稀ではないのです。>
『弁護士、闘う』岩波書店より
オウム真理教に対し裁判を起こす、ということは、
テロリスト集団に対し、名前、住所を明かすことに他なりません。
オウム信者が裁判所に行けば、
個人情報を簡単に手に入れることができます。
闘った人たちの勇気に敬意を!
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宇都宮けんじの闘いは、
「自分が権力者になる」ためのものではありません。
<これまでの都知事選の慣例では、知名度があり、勝算のある候補者探しを行い、最後に立候補した人が勝つ「後出しじゃんけん」が定着している。
しかし、こういうことを市民運動がやってはいけない。市民運動の選挙は、きちんと政策を携えて、その政策を市民都民の中に広げていくしか、勝つ方法がないからです。>
『希望社会の実現』花伝社より
「市民運動の選挙」とはなんでしょうか?
宇都宮さんの市民運動の最大の成果は、
2006年、「グレーゾーン金利」を撤廃したことです。
この世間から「サラ金地獄」を消していったのです。
市民運動によって「社会を変える」とは、まさにこれです。
その延長線上の選挙なのです。
「社会を変える」市民運動の一員が選挙に出馬する。
一員が大きな権力を得ることで、
さらに大きく社会を変えていく。
<一九七九年四月に美濃部都政が終わってから三五年になるが、この間リベラル側はずっと都知事選に負け続けている。この間に、市民グループの中には、勝てそうな候補をひっぱり出して都知事選を闘ったこともあったが、選挙で負けた途端に市民運動が途切れてしまった。
市民運動の一環として都知事選に取り組み、一度選挙が終われば運動を終わらせるのではなく、引き続き次の都知事選に向けて運動を継続するような市民運動が求められている。
そして、都知事選を総括する上では勝敗だけでなく、都知事選をたたかう中で、どの位市民運動の輪が広がったか、市民運動の層が厚くなったかも重視せねばならない。>
闘いは正念場です。
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小泉純一郎に担ぎ出された細川護煕に対し、こう質問する人がいないのはなぜなのか?
「本当に東京都知事になる気があるのか?」
出馬表明直後、毎日新聞のアンケートに対する細川の回答は惨憺たるものだった。
猪瀬都政を評価するか?「無回答」
知事の資質とは?「無回答」
アベノミクスを評価するか?「無回答」
消費税10%に賛成か?「無回答」
ヘイトスピーチについて「無回答」
カジノ設置構想について「無回答」
オリンピックのメイン会場について「無回答」
教育行政改革について「無回答」
朝鮮学校の補助金停止について「無回答」
細川護煕は、政策を全く練らずに都知事選に出馬したのだ。
政策を述べる記者会見は何度も延期された。
選挙スタッフに関しては、論評する言葉もない。
「メディア担当」が上杉隆!?
「ニューヨークタイムズ勤務」と経歴を詐称した男じゃん!
上杉はすぐさま解任された。
同時に、鳩山邦夫元総務相の秘書だった馬渡龍治元衆院議員・選対事務局長も消えてしまった。
選挙参謀として小沢一郎が送り込んだ元衆院議員、木内孝胤もいなくなった。
混乱の極み、と言う他ない。むちゃくちゃ。
もっとむちゃだったのが、「脱原発」候補一本化を目指し、宇都宮健児候補に「降りろ」と言った連中である。
つづきはメルマガで
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「地下鉄サリン事件被害者の会」発足。
<当初、会は月に一度の割合で頻繁に集まりをもち、私もほぼ毎回、仲間の弁護士とともに出席しました。最初の会合は未だに忘れられません。ここに集まる自分たちの名がオウムに漏れるのではないか、そのために報復を受けるのではないか。そんな恐怖心が出席者からひしひしと伝わってきたからです。そこで、マスコミ関係者は一切締め出すことにしました。
会では、家族を失った人、傷を負った人、親族に重傷者を抱える人が、自己紹介を兼ね、自らの状況や気持ちを率直に打ち明けました。一人が泣きながら話し始めると、聞いている人がつられて泣き出し、次の一人が話し出すと、聞く人がまたもらい泣きする――そのような場面がずっと続きました。>
『弁護士、闘う』岩波書店より
私にも責任があります。
地下鉄サリン事件に被害者の方に詫びなければなりません。
すみませんでした。
無神経でした。想像力が足りませんでした。
「宗教的ステージが低い」私の代わりに
上九一色村の教団施設に入った島田裕己さんは、
「宗教施設である」と書きました。
オウム真理教が「書いてほしいこと」を書いたのです。
島田さん、中沢新一さんなど当時の書き手は、
オウム真理教を擁護する記事を書いていました。
『朝まで生テレビ』などもそういう論調になっていました。
ジャーナリズムが機能していたら、
地下鉄サリン事件は防げたかもしれません。
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