UK論「正しいこと、正しい情勢分析だけでは運動は広がらない」宇都宮けんじ 安倍を倒そう 明日のために その⑩読売を制するかどうかが重要
<国会対策をするうえで欠かせない世論形成のために、マスコミ対策も徹底して行った。もともと、私たちのクレサラ運動は力も弱いし、人数も多くない。私たちの運動は弱いというところから出発した。力の弱い集団にとって、使えるところはどこでも使わなければならず、マスコミ対策はとても重要だった。一〇万人の集会をやっても次の日、マスコミが報道しなければ影響力は少ないし、一〇〇人の集会でもマスコミが大きく報道すれば影響力が大きい。
二〇〇六年の法改正運動のときには、最後は読売新聞までが社説でグレーゾーン金利撤廃を主張している。マスコミは、朝日、毎日、東京新聞を動かすだけではだめで読売を制するかどうかが大事だ。それから、国会対策という点でいえば、国会議員はワイドショーでどのようなことが取り上げられているのかに関心を持っている。視聴率も高いし、NHKの日曜討論だけではだめだ。そこでワイドショー対策も徹底的にやって、「みのもんたの朝ズバッ!(TBS)」などでグレーゾーン金利問題をかなり取り上げてもらった。>
『希望社会の実現』花伝社より
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