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2014年1月28日 (火)

UK論「人は自分のためにはなかなか頑張ることができないものです。しかし、本当に困っている他者のためなら、なりふり構わず頑張ることができるのです」宇都宮けんじ

<私が最初の事務所を追い出され、サラ金事件にかかわり始めた一九七九年前後の頃、サラ金事件などはまともな弁護士の扱う事件ではないと思われていました。>

<私のような弁護士は”サラ弁”と呼ばれ、蔑まれていました。>

<それでも私の元には、行きがかり上、サラ金事件のほかに事件はありませんでした。>

<以来、今日まで、私は弁護士を辞めたいと思ったことは一度もありません。>

<それがたった一人でもかまいません。「よくやってくれた」「助かった」といわれることにより、自分の仕事に手ごたえを感じることができるのです。>

<それに何より、依頼者が私の背中を押してくれます。私が手を差し伸べるのを止めてしまえば、暴力的で理不尽な仕打ちが、すべて弱い立場の人に襲い掛かります。だからこそ、私が挫けてはいられません。人は、自分のためにはなかなか頑張ることができないものです。しかし、本当に困っている他者のためなら、なりふり構わず頑張ることができるのです。>

<一貫して”サラ弁であり続けたこと、それが私の誇りです。>

『弁護士、闘う』岩波書店より

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