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2014年1月29日 (水)

UK論「憲法というのは権力者の暴走を防いで、国民の人権を守るための法律だ」宇都宮けんじ

<立憲主義の理念、つまり憲法というのは権力者の暴走を防いで、国民の人権を守るための法律だと述べたが、その象徴的な条文というのが現行憲法の九九条だ。

「天皇又は摂生及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ」、つまり、ここに出てきているのは、何らかの形で国の権力を行使する、関与する、そういう人たちが名宛人になっている。そういう人たちに憲法を尊重して守らなければいけないとという規定になっている。国民は出てきていない。国民は守らせる方なのだから。

 ところが、自民党の憲法改正草案の場合、同じようなことが書いてある条文は一〇二条だが、第一項が「全ての国民はこの憲法を尊重しなければならない」と逆になっている。国民に憲法を守れということを言い始めている。立憲主義を放棄している。

 また、改憲草案の一〇二条の二項は「国会議員、国務大臣、裁判官その他の公務員は、この憲法を擁護する義務を負う」とある。なぜか、天皇と摂生が抜けている。>

『希望社会の実現』花伝社より

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