なぜ、原発再稼動?「デモ隊は何人ですか?経済界は労働者やその家族を含めれば国民の半数以上だ」経団連・米倉会長
「今日も人が少ないね」
「金曜官邸前抗議はもうダメ」
そういう声をよく聞きます。
原子力マフィアは2年9ヶ月も
この状況を待っていたんでしょう。
そもそも、なぜ、原発再稼動なのでしょうか?
このやりとりが象徴的ですね。
経済界の批判に対し、枝野経産相(20012年9月当時)は、
「(首相官邸前の)デモの皆さんと同列のひとつの意見」
これに対し経団連の米倉会長が激怒。
「デモ隊は何人ですか?経済界は労働者やその家族を含めれば(国民の)半数以上だ」
電力会社は「モンスターシステム」を持つ経済界の大旦那です。
米倉の論理では、国民の半数以上が電力会社にぶら下がっている。
日本の官僚は、このシステムをなにがなんでも維持していく。
2012年6月に反原連は国会周辺に20万人を集め
野田首相との面会を実現した。
中心メンバーである野間易通さんはこう書いた。
<……私は官邸前に毎週来る数万人の、そしてその背後にいる日本全国の8割を超える人々の民意が、権力の中枢部に揺さぶりをかけているのを実感した。>(『金曜官邸前抗議』河出書房新社)
敗北?モンスターシステムは動かなかった?
勝利?今、日本の原発は一機も動いていない?
昨日は、日立製作所本社前で抗議をしましたが、
ZENKO(民主主義を考える全国交流会)も
経団連、日立前抗議を毎週水曜から毎月第一水曜に変更するそうです。
「わかりました」と言いましたけど、
従うべきか、ひとりでも抗議をするべきか考えますよね。
プロレスラーのマン・カインド(人間もどき)はこう言いました。
「損をしてもショー・マスト・ゴー・オン」
効果がなくても水曜日は経団連前に行ってみます。
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