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2013年7月27日 (土)

福島第一原発3号機<念のために、ほう酸水注入については、いつでも開始できる体制を整えております。>東京電力

<また、3号機原子炉建屋使用済燃料プール養生上部の雰囲気線量の測定結果については、毎日作業前に実施している線量測定値と比較して大きな変動はありませんでした。

 なお、未臨界維持を確認しておりますが、念のために、ほう酸水注入については、いつでも開始できる体制を整えております。>(東京電力一斉メール 7月18日)

 これ、見落としてました。

「ほう酸」の文字を見たらヤバいと思え、です。

 東電発表に常に欠けているのは「中性子」の3文字です。

 東電よ! 中性子を計れ!!!!!!

 湯気の発生源として最も可能性が高いのが、

 使用済み核燃料プールです。

 他のプールとの違いはMOX燃料が眠っていること。

 プルトニウムの量が多いことです。

 プルトニウム、ウランが接近すれば、臨界が起きます。

 臨界が起きなくなくても、燃料は自発核分裂を起こし、

 常に中性子を放出しています。

 2・17シーベルトというとんでもない線量は、

 水がないところに、燃料がある、と推測できます。

 2011年4月のニューヨークタイムズ。

<3号機の燃料は1マイル先まで飛散した>

 東電発表のプールの写真がこれ。

Photo

 今のデジカメでこんな写真を撮ること自体、困難でしょ?

 私にオンボロな携帯電話でもカラーで写ります。

 わざわざ、モノクロに修正し、プールの部分を黒く塗りつぶしています。

 4号機では、プールの上部を開放し、

 燃料を取り出す作業をしているのに、

 3号機のプールには蓋をしてしまいました。

 人々に「見せていけないもの」がそこにあるのです。

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