不正選挙調べに絶望したんで火曜日はだらけて音楽ナイト！レッチリの新譜は変だけど名盤なのでは？

　ツタヤ池袋西口店は偉いね。

　午前４時に目が覚めてしまって、それからずうっと不正選挙調べ。

　絶望して、そんでも月末の支払いなどあるので池袋西口へ。ＩＷＧＰ。

　久しぶりに値下げ吉野家の牛丼喰って、別に「やっぱ吉野家！」とも思わず、

　でも、そのまま帰るのもアレなんで、ツタヤに寄ったわけですよ。で。

　隅から隅まで見ても、借りたい映画がない！！

　疲れてるんで、怪獣、ゾンビの順で探したのがいけなかったのでしょう。

「あ、もしや？」と思って普段は行かないＣＤコーナーに行くと、

「ザ・ポップ・グループのＹがあった。ツタヤは偉い！」

　総務省前不正選挙抗議で流したい音楽だったから。

　昔、死ぬほど聞いたのに、探しても探してもうちに音源ないし。

　そうなったら、今夜はだらけてチューハイで音楽ナイト。

　レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンの聴いてないＣＤレンタルじゃ。

　そして、レッチリの新譜を借りてきてうれしい、

　てゆーか、妙な気分になった。

　これが、妙にいい。いいんだけど、昔のレッチリじゃないよね。

　完全に唄もんになっている。

　グループサウンド？　てゆーか、エルビス・コステロ？

　ロックバンドは２０年やると、みんなビートルズになる？

　レッチリかけて、服全部脱いで、バカ踊り、じゃなくて、

　ソファーでガウン、スコッチ傾けながら、まったり、ってな音楽なのよ。

　でも、楽曲は完成度高い。気分がいい。５０歳過ぎ向け？

　今は、レイジ聴きながら、チューハイから芋焼酎に移行、ってとこ。

「ロックの殿堂入りしたレッチリはもうダメ｣って書きたいところだけど……。

　昔、チープ・トリックという皮肉なバンドがありました。

　そこそこ売れたけど、すぐ落ちぶれたので

「一番書きたくない歌詞を書く。時は過ぎ、遠く離れた今も、君を愛している、って書く。ウソをつく」

　ＣＤを発売したら、全米チャートＮＯ１なのよ。

　テレビでヒットチャート番組をやっているとき、

　造反医学、イル・ボーンの盟友、ドラムの箕輪くんに聞いたことがあります。

「シカゴ、って好きだった？」

「むっちゃ聴いてた」

　テレビからシカゴのヒットチューンが流れてきて、箕輪くんは、

「ピアノで始まるのがまずわからん！」

　憤慨し、「次はこうなる」「そんでギターとドラムで劇的になる」「ラッパわい！？」とか曲の解説をするので、私は大笑いをしました。

　箕輪くんはそのとき「パンクの中のパンク」ってな風貌で、しかし、好きだったシカゴのことを熱く、怒りを込めて語るわけです。

　全米ヒットチャート１位の楽曲を、練馬区江古田６畳一間でクソミソに言っているんだから、私らの運命は推して知るべし。