文字を書きたい、と初めて思ったのは、
江戸川乱歩先生の『緑衣の鬼』かな?
ポプラ社の少年探偵団シリーズ。
小学生が書きましたよ。変な推理小説。
でも、そこからは「フォークやってもてたい」の一心。
加川良、吉田拓郎、遠藤憲二、はっぴいえんど。
で、中学生のとき、ローリング・ストーンズの
『ジャンピング・ジャック・フラッシュ』にむちゃくちゃな衝撃を受けた。
「バンドやってもてたい」に変更。
もうひとつの衝撃が『熱海殺人事件』をテレビで観たこと。
「あえてブス殺しの汚名を着て」ですぜ。
場所は熱海。被害者はブス。犯人は?
メディアの欺瞞を余すところなく暴いていました。
「こういうの書きたい」という欲求がむくむくと。
でも、バンドは楽しいので、キッス、ウイッシュボーン・アッシュ、
レッドツェッペリン、グランドファンク・レイルロードなどを
コピーして呆けてました。曲も書いてましたけど。
高校時代のある日、セックス・ピストルズを聞いてしまうのですね。
自転車で全力疾走。ギターのやつの家に行ってレコードをかけた。
親友は一言「これ、ギターへたやん?」。バンド解散。
わしは戯曲を書きました。『熱海殺人事件』みたいなつ。
パンクロックがやりたかったけど、岡山県総社市はド田舎。
アナーキーって歌ってくれる人は一人もいません。
牛だけはやたらいてモーモー言ったり、柵から逃げ出して、
わしめがけて、追いかけてきたりするだけ。
戯曲を書いて、学園祭でやったのが、唯一の演劇体験かも。
ランナウェイズの『チェリーボム』がテーマでしたね。
イル・ボーン『ネイション・ブルース』は演劇『Rへの書簡』の
劇中歌だったけど、演劇にはかかわっていません。
第7病棟、赤テント、黒テントは大好きです!
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