「ぼくらの祖国」とは何か？ そこに「法人」という妖怪はいないのか！？

　飯館村は日本で一番美しい場所のひとつだと思います。

「ぼくらの祖国」そのものだと思います。

　そこで誰かがこう言う。

「ディズニーランドに行くべ」

　ネズミが支配し、奇妙なアヒルや、王女や、

　テレビでは放送禁止の小人がいる場所です。

　カミサンが「いいね」と言って、テレビをつける。

　ＣＭで、白い犬が「自分はお父さんだ」と主張する。

　セシウムだけに汚染されているのではなく、

「ぼくらの祖国」は「法人」に乗っ取られているのです。

　法人からは誰一人逮捕者は出ません。支配層だからね。

　それは、水俣病も福島の事故もまったく同様です。

　人の心は移ろいやすいから、反対派は分断されます。

　しかし、法人は人の心を持っていないから、平気です。

　人がバラバラになるのを待っているのです。

　あいつは過激派だ。デマゴーグだ。愛国者じゃない。

　人は傷つきやすいけど、

　白い犬やネズミやペプシマンはへっちゃらです。

　法人だもの。

「ぼくらの祖国」が無人地帯になっても大笑いしている。

　笑顔で法人は、ネズミは、ミッキーはこう言い放つ。

「地球の人口、多くね？　３分の２でよくね？」