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2012年3月27日 (火)

スリーマイルは2時間20分の空焚き 福島第一は?

 1979年のスリーマイル島原発事故では、

 冷却水がダダ漏れ状態だった時間は2時間20分。

 わずかの時間ですが、こんな状態になりました。

22030702_06

 圧力容器の底にたまった燃料は約20%の20トンです。

 福島第一原発2号機との違いは、

Photo_2

 GEがいかにコストダウンに励んだか、

 はっきりとわかる図です。

「水位60センチだった」というニュースで、

 水位計がぶっ壊れていたことは明らかですが、

 破局まで動いていた、という仮定すると、

 3月14日21時に水がほぼなくなり、

 15日15時に爆発音。

 18時間が経過しています。

 その後、水位データがまったく変わらないのは、

 水位計がぶっ壊れたからでしょう。

 その後、1年と15日。

 水位はずっと60センチだったということです。

 何時間!?

 上から毎時8・8トンの水をかけ続ける、

 というのはどういう状態なのでしょうか。

 圧力抑制室が損傷を受けている。

 そう考える方が自然でしょう?

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