震災直後、東京電力火力発電所で何が起きていたか?
被災した発電所では懸命の復旧作業が続いていました。
作業員の方に敬意を表します。
東京の大井火力発電所のケースでは、
震災前、3基のうち2基が動いていた。
2011年3月17日に休んでいた1基を含め、
すべての発電施設を動かしたんですね。
1基分35万キロワット分が増えているわけです。
しかし、ここは燃料が原油なので、
震災後の方が儲かる発電所になりました。
千葉県の富津発電所のケース。
ここは「平時の稼働率」が2~3割しかなかったようです。
それを「ベースロード」(フル稼働)にもっていった。
ここは燃料がLNG(天然ガス)なのでコストが上がりましたが、
16万5千キロワット分にすぎません。
てゆーか、この時点では「今、LNGは安い」(東電幹部)。
震災直後、火力発電所は震災前より儲かる工場だったんです。
当然、「家庭用電気料金を値上げしたい」などとは、
口が裂けても言えない状況だったんですね。
11ヶ月がすぎて、LNG価格が急騰します。
75%値上がりしたとき、
「電気料金値上げ」プロパガンダが始まったんです。
値上げの原因を「原発事故の賠償」ではなく、
「燃料費高騰」にするためには、
火力発電のビジネスモデルは、燃料費75%高騰で大赤字になる。
東京電力はこれを証明しなくてはいけません。
電力会社は、燃料費の高騰を3ヶ月単位で電気料金に上乗せできる、
「原燃料費調整制度」によって守られています。
LNG価格が高騰すれば、勝手に、
国の認可なく電気料金を値上げできるのです。
これまでも「モデル家庭」で、
500円を超える値上げを平気でやってきたんです!!
今回の「電気料金値上げは企業の権利」との主張では、
「調整制度で値上げしてもダメ」
東京電力は、なぜダメか、証明する必要があります。
マスコミは自分の頭で考えて、調査をすべきだ!!
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