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2012年2月26日 (日)

日本は資本主義社会ではない! 電力会社という名の「価格決定者」

 モノの値段は市場が決める。

 これが資本主義社会の掟です。

 ざっくり言えば、需要と供給のバランスが値段を決める。

 しかし、わが祖国ではそうなっていないのです。

<日本におけるLNGの買主は、LNG輸入受入基地を保有する電力会社と都市ガス会社が中心である。>(石油便覧)

<電力会社では、東北、東京、中部、関西、中国および九州の6社がLNGの輸入契約主となっている。電力会社が毎年度策定する電力供給計画は、当該年度を含む短期計画から10年単位の長期の電源開発計画が立案される>

 価格決定権は電力会社が握っているのだ。

Photo

 名古屋港LNG基地。

 たとえば、中部電力がカタールからLNGを輸入する場合。

<LNG価格は、石油が原油タイプ別にAPI指数を共通尺度として世界の主要な商品取引市場に代表油種を上場し、需給を背景にオープンマーケットで値付けされる取引とは異なり、LNGプロジェクト毎に売主・買主間の引き取り契約交渉で決定される。>

 密室での交渉で値段が決められている。

 理由は「長期的安定的供給確保」

 これこそが、詐欺師の口上なのである。

『電気新聞』の推計によれば、2010年~2011年。

 中部電力はカタールに法外な金を流していた。

 100万BTUあたり18ドル!!

 一方、LNG生産国であるマレーシアの企業は、

 100万BTUあたり3ドル!!

 6分の1の安値でカタールからLNGを買っていた。

 差額の15ドルは当然、東海地方の電気代に上乗せされている。

 明らかな不正請求であり、住民は裁判をすべきだとわしは思う。

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