テレビ解説者の現在 「ウソ」に代価がつき、「本当」のことを言えばクビです
このグラフをみてください。発電量です。
海外のアナリストは、何から語り始めるでしょう?
「日本の電力消費は急激に減っています」
エネルギー政策は、そこが起点なんです。
そうならないから、すべての歯車が狂っている。
エネルギーの供給危機が、
日本の経済を壊滅させるのではない。
これは高度成長時代にのみ通用する理屈。
今は経済の転換点であり、
大量のエネルギーはもう、必要ないのです。
唯一のヒット商品、スマートフォンのために、
新たな原発が必要ですか?
次は発電施設のグラフ。
それでも、国は施設、ハコモノだけを増やしている。
海外のアナリストは「ナンセンス!」と言うでしょう。
施設が余って、遊ばせておくしかなくなる。
現金収入は途絶え、投資した人にお金が戻ってこない。
次にいえるのは、
「日本の発電は中東に依存している」
という嘘っぱちです。
石油等の発電量の90%、
LNGの発電量の25%が、
中東に依存しているんですから、
全体のわずか14・19%の中東依存しかないんです。
しかも、日本は多角化をすすめています。
25%は下がっていく数字なんです。
しかも、2011年以降は、
「25%の節電命令」が出た期間です。
消費量の激減は5%を軽く超えるはずです。
となると、中東からの輸入が途絶えても、
電力会社が遊ばせている揚水発電所を動かせば、
中東依存分は軽くカバーできます。
ホルムズ海峡と日本の電力は無関係なのです。
今は、テレビの分かれ目だと思いますよ。
このままウソをつき続けるのか?
視聴者の声に耳を傾けるのか?
抗議しましょう。
http://www.ntv.co.jp/staff/goiken/form.html
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