阪神淡路大震災とオウム事件 アメリカの「ショック・ドクトリン」は1995年に始まった?
数十万人の強制移住は民族の悲劇ですよね。
そのふるさとを追われた人に対して、税金を倍払え!
この狂った世界を読み解くために、わしは、
「プロパガンダ」という考え方で、怒りを込めて振り返っています。
キモのひとつは、プロパガンダとイデオロギーは無関係だ、ということです。
資本主義、極右、差別主義、共産主義、極左、無政府主義。
なんだっていいんです。
一握りの人間(1%)が、大多数(99%)を支配する。
1%の人間が、富を独占するために。
どうやって?
ここが最大のキモです。
「説得」ではないんです。「選挙」でもない。
理詰めで話し合わない。
てゆーか、理論的におかしいことを「断言」する。
根拠のないことを繰り返し断言する。
99%の人間に「推理」させないテクニックがこれ。
かくして、世論がでっち上げられ、選挙でウソツキが勝つ。
ウソと詐欺によって支配するんです。
これがわが祖国、日本の100年です。
それにしても、消費税増税は理解に苦しむでしょ?
プロパガンダに加え、ナオミ・クラインの言う「ショック・ドクトリン」。
これを加味すれば、この狂った世界が解説できるかもしれません。
1980年代の日本人の考え方は、個人主義(ミーイズム)と、
「思想など遊びに過ぎない」ということだった。
年功序列と終身雇用が守られていた。
ハイエクの本など、読まれていなかったでしょ?
村上春樹と『アンアン』『ホットドッグプレス』です。
個人的には、前田日明、オグリキャップ。
1995年、阪神淡路大震災。
同時にオウム事件。
これは、地層の激動であるとともに、思想の激変だった。
地震と理解しがたい事件に呆然となった日本人に、
アメリカは「ショック・ドクトリン」を敢行した。
グローバル・スタンダード。
選択と集中。
MBA幻想。
規制緩和。
金融ビッグバン。
間から民へ。
構造改革。
公共事業への敵視。
すべてを霞ヶ関官僚のせいにしろ!
労働市場の柔軟化。
新自由主義経済学。
日本政府がやったのは、消費税の引き上げと労働法の改悪。
大企業は、大リストラを次々に断行した。
山一證券、拓銀などが倒産し、日本は大不況となった。
そして、マスコミと結託したプロパガンディスト、
小泉純一郎の登場。
でも、ここまできたらもう、日本人はだまされませんよね!
……大丈夫っすか? 目を開いていますか、みなさん!!
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント