花田紀凱! お前は東京電力からなんぼもらった!?
【花田紀凱の週刊誌ウオッチング】
「見てていない」「秘書にまかせている」「報告は受けていない」
自らの裁判ではほとんど喋(しゃべ)らなかった民主党元代表、小沢一郎被告。『週刊ポスト』(1・1/6と1・13/20)に続いて、今度は『週刊朝日』(1/20)に登場。しかも、こちらも2週連続。
要は鋭い突っ込みをせず、自分の言いたいことを言わせてくれる媒体には出るという、いかにも小沢氏らしいやり方だ(ニコニコ動画のインタビューもそう)。
どんなことを語っているのか。
まず自らの裁判について。
〈検察が突然、強制捜査に踏み切った。そんなことは、およそ文明国、民主主義国、あるいは法治国家と言われる国ではあり得ない。これは民主主義に対する挑戦であり、主権者に対する冒涜(ぼうとく)〉(『朝日』)
〈僕の問題は僕個人のことじゃないんです。それは政権交代の生贄(いけにえ)でもあるし、権力闘争の結末でもあるわけです。(中略)僕は一生懸命耐えて、頑張るけれども、そんなことを許していたら民主主義が成り立たない〉(『ポスト』)
誰が“生贄”なのか。
現政権について。
〈急に偉くなった人たちがみんな、(中略)政策であれ、政府内の調整であれ、外交であれ、基礎的な訓練をしていないから自分で判断できない〉(同)
「数は力だ」とそういう連中を公認して政界に出したのは誰なのか。
裁判はあくまで政治資金収支報告書の不実記載に小沢被告が関与していたかどうかということが問われているだけ。法的に「無罪」となったとしても、不動産疑惑、政治資金疑惑などがすべて“真っ白”になったわけじゃないということを忘れちゃ困る。
『ポスト』『朝日』、追及が甘過ぎる。
『週刊文春』(1月19日新春特別号)で、浜矩子同志社大教授が「橋下徹はリーダー失格『子ども市長』か?」と橋下徹・大阪市長の政治手法を批判。橋下氏も謙虚に聞くべし。
『週刊アサヒ芸能』(1・12)全員写真付きの「六代目山口組直系組長81人名鑑」はさすが『アサ芸』、一見の価値あり。(『WiLL』編集長)
小沢一郎が4億円の疑惑?
花田の疑惑は?
毎月、『WILL』に見開きの東電広告。
まあ、1年それをやれば、4億円は超えるよ!
週刊誌をウオッチングすな!!
原発被災者にまず、頭を下げろ!!
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