関東大震災後の虐殺事件と正力松太郎 読売新聞の闇
あらためてこれを読み返して、
巨怪伝〈上〉―正力松太郎と影武者たちの一世紀 (文春文庫) 著者:佐野 眞一 |
心身衰弱です。
関東大震災直後、朝鮮人、左翼などを襲った虐殺事件。
正力松太郎が、新聞記者などにウソの情報を強調し、
「プロパガンダ殺人」を行った可能性は高い。
原稿を書いていて、しみじみ思いました。
群衆を嫌悪し、見下し、暴力で取り締まろうとした男がなぜ、
世界最大の発行部数を誇る新聞社の、
一番でっかい椅子に座っていたんだ!?
正力の一番の手下として、中曽根康弘との連絡役をやっていたのが、
渡辺恒雄です。
「たかが選手が!」
という発言がどんな精神性から出てきたのかわかるでしょ?
PR!―世論操作の社会史 著者:スチュアート ユーウェン |
『巨怪伝』とあわせて読めば、
この狂った世界の仕組みがわかります。
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