原発推進派の考え方には一理ある
ひとつは、投資をしてしまったので後戻りができない。
ウェスティングハウス社はウランの販売網を持っている。
買収価格は「30億ドルぐらい」と言われていたが、
東芝が54億ドルも出して買った。
ウランの価格が30倍になろうとしていたとき、
住友商事を中心にウラン鉱山確保に走った。
カザフスタンでの契約は24件!
日本の銀行が貸した金は200億円以上!
開所したウラン鉱山の寿命は22年!!
誰も書けなかった日本のタブー2 (別冊宝島) (別冊宝島 1833 ノンフィクション) 販売元:宝島社 |
たとえば、「きっこ」さんに言いたい。
この現実をふまえて脱原発?
引き返すことができない現実はあるんです!
引き返せない企業群の社員、下請けの社員、
社員の家族……。
膨大な数の日本人が、原発再稼動と原発輸出を願っている。
これもまた、マスコミが絶対に隠蔽したい現実です。
契約を破棄したら、どれくらいの違約金が請求されるでしょうか?
「契約破棄はできない」という本当のことを言わずに、
「原発は地球温暖化問題解決の重要な選択肢」
とか大ウソをつくから、脱原発派にやられるんだよ!
投資した金がゼロになったら、東芝株はどうなるでしょうか?
今、日本の法人は最大限回収したいんです!
本音は、電力会社も三菱も住友も東芝も日立も、
「原子力をやめたい」
本当のことを言い合う場がこの国にはないんです。
現実的なのは、
「住友さん、いくら回収できたら原子力から手を引く?」
そう問いかけることだとわしは思いますよ。
「東芝さん、あと何億ドル?」
そう聞くしかないとわしは思います。
全員がウソを言っている。
本当のことを言い合わないと、
この国は絶対によくならない!!
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