小沢一郎と原発 経団連とフランス「核秘密クラブ」
「縮原発」など口が裂けても言えないのが、小沢一郎だ。
1990年、リクルート事件で「惨敗必至」と言われた総選挙を、
「自由主義体制の維持」
これ一本で勝利に導いた。
経団連は、小沢に300億円を集中投資した。
師匠の田中角栄が、濃縮ウラン外交で「サプライズ」を連発していたとき、小沢は30代前半の実働部隊だった。
1970年代になって、ウラン価格が暴落。
フランスのギー・ド・ロスチャイルドは、「アメリカ抜き」の闇カルテルでウラン高騰とウラン販売、アメリカのウラン市場壊滅を画策した。
「核秘密クラブ」と呼ばれるオーストラリア、カナダ、アフリカをつなぐ闇カルテルだ。
この動きに対し、アメリカは、「まず日本に法外な値段でウランを売る」戦略に出た。
貿易不均衡を理由に「まずウランを買え!」
田中角栄にそう迫ったのは、キッシンジャーである。
田中角栄は、当然、拒否できない。
結果、1982年ぐらいまで、日本が消費しなければならないウランを買わされてしまった。
7年契約ぐらいか?
スリーマイル島原発事故が起きた。
しかし、日本は、もう引き返せない!
田中角栄の特異性は、アメリカからウランを押し売りされて、
もうお腹一杯!
なのに、フランスでポンピドゥー大統領に、
「ウランを買いませんか?」
これは軽口。ジョークの類。しかし!
「いいでしょう。買います」
田中角栄がそう言ったので、同行した経団連会長以下が驚愕!
1990年ぐらいまで、日本が燃やさなくてはならないウランを、1975年に買わされた。
チェルノブイリ原発事故が起きても……。
日本はもう引き返せない!!
で、最後の「庶民派宰相」は口も聞けなくされてしまった。
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