怒りのカザフスタン 小泉純一郎の犯罪
この映画が大笑いなのは、
「カザフスタン人なんか、知ったことか!?」
ってことがベース。
中央アジアの独裁国家のことなんか、日本人は何も知らない。
最近、スティングがカザフスタン公演をキャンセルした、というニュースがあったようですが、わしも知らなかっ。
スティングは、カザフスタンの国営企業でずうっと続いているストライキについて、
「労働者を支持する」
「人権無視のカザフスタン政府を支持しない」
として公演をキャンセルしました。
このストライキについても、日本にいたら、ほとんど何もわかりません。
数百人が解雇?
労働者側に立った弁護士が投獄?
カザフスタンの独裁者についてもわしは何も知らなかった。
1991年。ヌルスルタン・ナザルバエフは、共産党第一書記から大統領に就任。
そのまま、ずうっと大統領です。
野党が支持を広げると選挙制度を改悪。
議席を独占したら、憲法改悪。「大統領の3選禁止」という文字を消しました。
この共産主義者と固い握手を交わしたのが、小泉純一郎です。
日本の総理大臣として、初めてカザフスタンを公式訪問した小泉は、
会談の話題が、原子力から少しでもはずれかけたら、執拗に話を戻した、ということです。
「ウラン鉱山の権益をくれ!」
「代わりに、日本の原発技術を提供しよう」
悲しくなります。
引き返せないわが祖国、日本……。
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