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2011年7月 2日 (土)

経団連の真の狙いは「節電プロパガンダで日立製作所を守れ!」

 経団連副会長には、この3人がいます。

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 川村隆日立製作所会長。

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 佃和夫三菱重工会長。

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 西田厚聰東芝会長。

 原発プラントメーカー揃い踏み。

 西田会長はパソコンを作ってきた人ですが、

 川村会長、佃会長はともに東大工学部出身。

 ともに「電力畑」でのし上がってきた企業トップ。

 川村会長は、1962年入社。

 まさに「国産原発の父」ですよ!

 2009年。日立製作所は史上最悪の決算を発表します。

 最終赤字8000億円弱!

 このとき、びっくり仰天人事で本社に呼び戻されたのが、68歳の川村隆日立プラントテクノロジー社長。

「日立製作所は原発でめしを喰う」

 そう宣言したわけですな。

 日立製作所は、最低最悪の方法で苦境を脱しようとします。

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 ゼネラル・エレクトリックのジャック・ウェルチが、

 世界中を地獄に変えた「選択と集中」。

 日立製作所は、7000人の首を切ります。

「社会インフラを選択し集中する」

 つまり、原発輸出ビジネスです。

 しかし、30年ぶりにアメリカで建設される原発2基は東芝にかっさらわれた。

 受注ゼロ。

 そんな状況で、福島第一原発に津波が襲いかかったのです。

 東京電力は守り切れない。

 しかし、川村隆副会長はなんとしても守らねば!

 経団連は必死なんです。

 日立が作った欠陥プラント。

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