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2011年7月10日 (日)

松下幸之助と資本主義の終わり

 今日、『サンデープロジェクト』でやっていた松下幸之助の特集は、わしがずっと考えてきたことです。

 津波で流され、更地になったところに大規模工場を作れば、災害がなかったところより、何もかもなくなったところのほうが発展する、と松下幸之助が断言するわけですよ。

 トンデモ理論です。

 ヘンリー・フォードが、自動車を大量生産したら、生産しただけ売れていた、という時代ならそう言ってもいいでしょう。

 そんな商品が今、どこにありますか?

 資本主義の本質は、借金と差異です。

 銀行から借金をし、あるいは株式市場で一般投資家から金を借りて、過剰に作った商品が、今まであった他社の商品より優れている(=差異)があれば、株式会社は儲かり資本主義は延命できる。

 焼け野原が繁栄の礎になる、という松下幸之助の論理は、「差異はある」ということが前提なのです。

 松下電器が自ら、差異を喰って成長していくわけですよ。

 ウェスティングハウスの技術を模倣し、安く作る。

 ソニーの技術をパクる。

 差異はなくなるわけさ。

 資本主義の原動力は「差異」なのに、資本主義はそれをドンドコ無化するほうにしか動かないわけよ。

 不毛なコスト競争の末、福島県に津波が襲い掛かってきた。

 絶望しないでほしいのは、「利子」と「差異」の資本主義の物語は、たかだか400年の歴史しかない。

 終わりました。

 泣きますか?

 祈りますか?

 生きますか?

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