怒りのカザフスタン 甘利明と西田厚聡東芝社長の犯罪
ロック歌手のスティングは、カザフスタン公演をキャンセルします。
カザフスタンでストライキをしている労働者を支援するためです。
ストライキが起こったのは、エネルギー関連国営企業「カズムナイガス」です。
この企業の持ち主は、ナザルバエフ大統領の息子です。
カザフスタンはそういう国なのです。
共産主義者の独裁者が支配し、外貨を独占する。
小泉純一郎がカザフスタンを公式訪問したのは、2006年8月。
翌年の2007年4月に、甘利明経済産業大臣が、カザフスタンを訪問します。
このとき、誰を連れて行ったと思う?
東芝の西田厚聡社長と丸紅の勝俣宣夫社長がいたことは、複数、報道されています。
同行した日本企業トップの人数は、10とも20とも29とも言われています。
少なくとも、国家主導で行われた史上最大の商談です。
前のブログに書きましたが、小泉純一郎は、
「ウラン採掘の権益をくれ!」
と中央アジアの共産主義者に懇願したのです。
見返りは「日本の技術」。
独裁者はそんな話に乗らなかった。
実際にお金を出したのは、東芝です。
東芝は、ウェスティングハウス買収に6000億円を出した。
ウェスティングハウスどんな企業か、この買収金額が妥当か、「中田潤 ウェスティングハウス」でグーグル検索してください。
甘利明とカザフスタンの共産主義者との間で行われた会談で、東芝がウエスティングハウス株の10%をカザフスタンの国営企業「カザトムプロム」に譲渡したんです!
その額は600億円とも650億円とも言われています。
これは異常事態です。
共産主義独裁国家と東芝がウェスティングハウスを共同経営しているんです!
株の10%を「北朝鮮とどこが違うのか」って国に東芝がくれてやったんです。
カザフスタンは、当然ロシアとも関係が深いし、中国人の強制送還に全部、応えてきた国です。
カザフスタンから強制送還された中国人が、中国で処刑されているのではないか、というのが人権団体の主張。
原発の深い闇はどこまでも続きます。
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