1973年 田中角栄は「1990年まで」の濃縮ウランを買ってしまった!! もう、戻ることはできない!
1972年 田中角栄-リチャード・ニクソン会談
ニクソンは「日本の貿易黒字を減らすため」濃縮ウラン10年分(!)を緊急輸入すように田中角栄に要求!
10億ドルの緊急輸入に「航空機」が含まれており、それが後のロッキード事件と結びつく。
ゆえに「航空機」だけが注目されたが、実は目玉商品は「濃縮ウラン」だった。
このとき、日本は、スリーマイル島原発事故が起きても「政治家が議論できない」状態となった。
もう、後戻りはできない。
1973年 田中角栄-ピエール・メスメル仏首相会談
メスメル「いっしょにフランス方式でウラン濃縮をやりましょう」
角栄「日米同盟があるのでそれはできない」
メスメル「それなら、濃縮ウランを買ってくれない?」
角栄、熟考。
「わかりました」
このとき、同席していた土光敏夫東芝社長は「あっ!」と声を漏らしそうになったとか。
この商談を角栄は自らマスコミに暴露した。爆弾発言ってやつ。
「1980年から年間1000SWUトンの濃縮ウランをフランスから輸入する」
驚いたのは電力会社である。
「聞いてねえよ!」
「1981年まで燃料は足りている」
ああ、最悪の「政治主導」!
チェルノブイリ原発事故が起きても、日本の政治家は口を利けなくなった。
日本の原発を心配した政治家はほとんどいなかった。
政治家のまともな議論は何もなかった。
もう、後戻りはできない!!
日本はここで民主国家ではなくなったのである。
だから、政権交代してもなんにもならない!
だから、このおっさんは、内外で狂った寝言しか言わない。
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