あ、勝間和代が謝った。そんで「電力自由化」を提唱した。エンロン事件の本を読んでいない愚か者です。
http://real-japan.org/2011/04/15/421/
「リスク」「コンプライアンス」?
うるさい!
原発事故がなかったら死んでいなかった人、死んでいなかった牛、死んでいなかった犬……。
わしはカウントしています。報道された範囲だけど。
死んだ人間に「気持ち」はすでにない。
気持ちがわかろうがわかるまいが、反省の言葉は届かない。
ホリエモンが「僕は死なないと思う」って書いたように、今の文明には「死」が存在しない。
死が存在しないのに、「リスク」は存在するかのような文章を書く人がお金を得ている。
死を人生の中心としてとらえていた中世の人類に「リスク」などという概念はありましたか!?
コンプライアンスって、株式会社の歴史よりも伝統のない概念です。
シェイクスピアの『ベニスの商人』を読んでいない人が、今のオピニオンリーダーなんです。
株式会社は、人類史で最高の物語を作った人が激しく批判し、観衆の喝采を浴びてから、たかが400年の歴史しかない。
福島第一原発1号機を製造し日本に輸入したGE(ゼネラル・エレクトリック)は、世界で一番長く続いた株式会社ですが、120年くらいのもの。
創業者はエジソン。
人類は、死を排除した数百年よりも、はるかに長い年月を生きてきたのです。
人間が死んでもいいから株式会社の利益を優先する、などというひどい時代が来ることなど、わしらの祖先、先輩たちは想像したでしょうか?
本当のことを書く人間は死だけを考えている。わしはそう思います。
![]() |
![]() |
死をポケットに入れて (河出文庫) 著者:チャールズ・ブコウスキー |
![]() |
![]() |
スラップスティック―または、もう孤独じゃない (ハヤカワ文庫 SF 528) 著者:カート・ヴォネガット |
ひどい時代が終わったのです。
エンロン事件、BEの原油流出事故、リーマンショック、福島第一原発。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント