日立製作所の子会社、電力システム社の広報はこう言った
「一号機については、誤解をされるといけないんですが、主契約者はGE(ゼネラル・エレクトリック)です」
「原子力発電の黎明期でありまして、GE、日立、東芝。メンテナンスに関しても、みんなで分担してやった」
「私どもは、4号機と申し上げております(主契約者が日立の原子炉)」
「1号機については、当然、メンテナンスをやらしていただいていますから、もちろん、中身についてもエンジニアが熟知しております」
メンテナンスとは何か?
地震が起きたとき、日立が主契約をした4号機は定期点検中だった。
前の記事で紹介したドキュメンタリーによれば、定期点検中の作業は、日雇いの、何も訓練を受けていない人が行っていた。
ドキュメンタリーに登場した29歳の息子さんを亡くした夫婦は、裁判で勝訴した。労災が認められた。
もう一度書く。
日立製作所は、1兆2000億円を社内に溜め込んでいる。
その10分の1でも、漁師さん、酪農家の皆さんに支払うべきだ、とわしは思います。
「さあ、何から始めようか」という気持ち、希望を抱く余裕が日立製作所の金庫にある、とわしは考えます。
声を上げましょう!
抗議ではなくて、説得から始めましょう!
日立の社員は、心ある人たちだとわしは信じます。
日立も東芝も、戦後、わが祖国の根幹を支えてきた企業です。
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