「当初から」1万テラベクレル 破局はすでに起きていた これは「同時多発臨界事故」である
何度も書いてきた。
破局はすでに起きていたのである。
現場の近く(といっても福島市役所だったと思う)に入った広河隆一さんのガイガーカウンターの針が振り切れた1月12日だ。
整理しよう。
地震が起きたのが、1月11日。1号機建屋が爆発したのがその25時間後ぐらい。
25時間の間に、可燃物が建屋上部に充満していなければ、あれだけの爆発は起こらない。
わずか25時間の間に、原子炉内部の燃料棒のジルコニウムが溶け、水素を発生し、しかも、2重の鋼鉄に守られている原子炉から建屋内に漏れ出した?
可能性はなくはない。
しかし、原子炉内部にある燃料棒より、使用済み燃料プールにある燃料棒の方が圧倒的に多い。
発電所全体で約1万本と言われている。
プールに蓋はない。
プールの底は原子炉格納容器や圧力容器よりはるかに脆弱である。
地震、津波によって、使用済み燃料プールの水が漏れ、プールに浸かっていた燃料棒が発熱し、ジルコニウムを溶かし、大量の水素を発生させた、と考えるほうがはるかに合理的なのではないか?
分厚い鋼鉄をふたつも突き破る必要はないんだから。
1999年のJCO臨界事故は、蓋のない容器にあった水の中のウランによって引き起こされた。数十秒で二人の作業員の体内をめちゃめちゃに破壊した。
しかし、この事故はレベル4なのだ。
当初からレベル7、ということは、
プールの水が減る。
蓋のないところにあったウランが発熱する。
覆っていたジルコニウムが溶ける。
水素が発生し建屋上部に溜まる。
むき出しのウラン原子が接近する。
核分裂が起きる。
同時多発臨界の状態で、最後の壁である建屋が爆発した、ということではないだろうか。
そんなわきゃねえ! このド素人が!
本当にわしは素人なんだから、誰かそう指摘してくれ。
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