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2011年2月23日 (水)

カダフィ大佐の演説

 CNNで観ても、内容はさっぱりわからないが。

 アメリカ軍に爆撃された自宅に立って、ヒトラーのように拳を振り上げたら、同情する人がいる、とでも思っているのだろうか?

 首まで水に浸かってますぜ、大佐。

 あんたは、罪のない人を何人殺した?

 何人の政治犯を拷問した?

 世界は変わる!

 今は、アフリカの喜劇として。

 でも、わが祖国、日本だって、本質は変わらない。

 民主主義によって選ばれた政治家が、権力を維持できない。

 選択が絶望に変わる。

 政治家がした明日の約束が、前に向かって歩いていた人のひざを止め、地面に叩きつける。

 イスラム圏、アジア、中国、日本、北朝鮮、アメリカに起こりつつあることは、国家という単位の崩壊だとわしは思う。

 国家はすでに互いに助け合う共同体ではない。故郷の歌をともに歌う叙情でもない。富を民に分配しようとしても、その富が、グローバル金融ギャンブルの果てに一握りの人間によって持ち去られたのだから、わが祖国の政府は「お金の預かり人」としての信用も失った。

 英雄についていくことをやめて、後ろにいる、歩みののろい人、困っている人に目を向けようよ。

 誰かのためにできることを考えようよ。

 後ろにいる人から、わしやあなたの姿は、はっきりと見えている。闇からは光だけが見える。

 しかし、英雄についていく人が後ろを振り返っても、闇の中にいる人は見えない。

 闇が広がっている。

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