日本の数学の天才は博打を打たない なぜ?
『ザ・クオンツ』に描かれる天才数学者、オタクたちはまず、博打をやる。
まず、わしがひっかかるのは、わしの知り合いで数学が得意な日本人は、博打をやらないよね。
競馬評論家も数学が得意なやつには出会ったことがない。
井崎さんや須田くんは得意だったかもしれないけど、「天才」じゃないよね。
アメリカの数学の天才たちは、まず、博打をやって、挫折する。
カジノで必勝なのなら、カジノにいるのが当然なのだが、『ザ・クオンツ』はこう書く。
彼らが世界最大のカジノであるウォールストリートに行くことは必然である、と。
ちょっと待て。
ウォールストリートはマカオの水上カジノより格上か!?
そんなことはない。断じてない。
博打の歴史はキリスト教の歴史よりも長い。
株式会社の歴史はたかだか400年であり、株式市場なんてものは人類史ではごく最近の出来事に過ぎない。
その「ごく最近」のデータをコンピュータに叩き込んで、世界の森羅万象に「値付け」をして、世界を崩壊させたのが、「天才」たちなのである。
当然の帰結である。
こいつら、人間に感動することの価値をわかってねえもの。
人生の意味を理解していないオタクに30億円を与えてきたシステムが10年続くわけねえじゃん!
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