坂本竜馬 フリーメイソン 岩崎弥太郎 ロスチャイルド
多くの人の訪問、ありがとう!
でも、検索ワード1位が「フリーメイソン」なんで書いておこう。
フリーメイソンは、石を加工する職人のギルド。職人を目指したヨーロッパの若者が、旅をするわけさ。フリーメイソンの飲み屋、宿屋を訪ね、飲んで喰って眠る。そこで仕事を紹介されて、各国の技術を習得していく。その仕事が終わるまではその町にいて、また、旅に出て、次の町でもギルドの門を叩く。
秘密結社の「秘密」とは、技術なのよ。技術を誰にも教えないで独占したら、一代でその技術は終わる。産業は発展しない。しかし、誰にでも教えたら、資本主義を支えている「差異」はなくなる。
そのありさまを「秘密結社」と表現するから、ややこしいだけ。
フリーメイソンは、その「技術」ゆえに、強大になり、その技術ゆえに秘密主義になり、謎の存在となっていくわけさ。
フリーメイソンは日本にもやってきた。長崎、グラバー邸にフリーメイソンの紋章が今もある、というのが、「坂本竜馬=フリーメイソン説」の根拠でしょ? 違う?
実際はグラバー邸にあるのではなく、グラバー邸として観光地となっている敷地の中にある他の外人の家の門にフリーメイソンの紋章はある。
グラバー邸を建てたヨーロッパの大工がいたのは当然のこと。彼がフリーメイソンだったのである。
フリーメイソンが世界を支配している?
そんなことは絶対になくて、問題は、てゆーか不思議なのは、坂本竜馬がグラバー邸に出入りするようになって、突然、株式会社を設立することだろう。
亀山社中の設立趣意書には「利潤を追求する」と書かれている。武士が、たとえ下級武士であっても、突然、「利潤」という言葉を持ち出したことにわしは興味がある。
ありえない、と思うからだ。少なくとも、それまでの坂本竜馬の生き方から見て、ものすごくかっこ悪い。
その後、岩崎弥太郎は、日本初の銀行を設立する。
ロスチャイルド家が、ロシア革命に投資したことを思い出してほしい。
日本の夜明けなど、本当にあったの?
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント