« 中山競馬場から帰ってきた クタクタ 死ぬほど博打をやってきたわしに「国益」を教えてくれ? それは何? | トップページ | この歌に応えるもの それをわしは作りたい »

2010年12月14日 (火)

村崎さんから始まる因果鉄道の旅

 ジュンク堂の「売れてる本コーナー」を見ていて、村崎百郎さんの名前を見つけた。

 今年7月に刺殺された、なんてこと、ちっとも知らなかった。

 ご冥福、お祈りいたします。

 村崎さんとは、わし、面識はなかったのだが、3階の文庫本コーナーに行くと、根本敬さんの『人生解毒波止場』が今頃、文庫になっていて、解説で町山智浩さんが、根本さんの『因果鉄道の旅』としか言いようのない事柄を書いている。

 で、今、読み返している。

因果鉄道の旅―根本敬の人間紀行 (ワニの本) Book 因果鉄道の旅―根本敬の人間紀行 (ワニの本)

著者:根本 敬
販売元:ベストセラーズ
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 名著です。

『平凡パンチ』編集部にいた頃、わし、髪の毛を中途半端に刈って編集部に行ったら、根本さんがいて、同じく散髪してたことがある。

 編集長の武智京太郎さんが「お前ら兄弟か?」って言って、ガハハと笑って、多分、根本さんは気分がよろしくなかったと思う。

 その後、わしは競馬の世界でとぐろを巻いて、根本さんの言う「星」をしみじみ思い知らされることになる。

 町田康さんが芥川賞をとっても、チャールズ・ブコウスキーがプールつきの家で死んでも、地べたにいるほうが幸せじゃん?

 そういう話じゃないかもしれないけど……とにかく。

 根本敬さんは偉大だ。

|

« 中山競馬場から帰ってきた クタクタ 死ぬほど博打をやってきたわしに「国益」を教えてくれ? それは何? | トップページ | この歌に応えるもの それをわしは作りたい »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 村崎さんから始まる因果鉄道の旅:

» 平凡パンチをヤフオクでゲットする [平凡パンチをヤフオクでゲットする]
平凡パンチをヤフオクでゲットする .. [続きを読む]

受信: 2010年12月14日 (火) 21時39分

« 中山競馬場から帰ってきた クタクタ 死ぬほど博打をやってきたわしに「国益」を教えてくれ? それは何? | トップページ | この歌に応えるもの それをわしは作りたい »