« カワサキ・ガケップチ・バトル | トップページ | 福島記念の美しいラップ!! »

2010年11月19日 (金)

黒沢清監督の役者論がちょっと面白かった

 まず、こう言うわけ。

 テレビは、大多数に共有されたものを提示する。

 でも、映画は、新しい価値観、考え方を提示する。

 映画は、大多数に共有されたものではないから、当然、普通に出したら、拒絶される。

 ここで、わしが思うのは、テレビ以上に、雑誌が、新しい価値観、考え方を捨てた、ということである。もう、探そうとしないんだよ。

 で、黒沢さんが、大衆の拒絶に対して、持ってきたのが、役所さんというスターなんだな。

 さらに、スターの「声」だと言う。

 70年代に表現をしようとした人は、ほぼすべて、新しい価値観、考え方を提示しようとしたよね。

 で、ジレンマ。

 売れなくては意味がない。

 しかし、大衆が共有している価値観に迎合したんでは、自分を裏切る(みたいな)ことに、なる(んじゃないか? 本当か?)。

 黒沢さんは、このジレンマを、スターの「声」で乗り切ろうとした、と言うのである。

 ちょっと考えるよね。

 物書きとして、そういうもんがある?

 文体?

 笑い?

 バンドをやっているときは共同作業がつらかったけど、わしの無茶な思いに通路をつけてくれたのは、箕輪くんであり、石黒くんであった、と思う。

 もちろん、映画を撮る、なんていうめんどくさいことが今のわしにできるわけもないが。

 迎合せず、ただ売れるものを目指さず、通路を見つけるにはどうすればいいんだろう?

|

« カワサキ・ガケップチ・バトル | トップページ | 福島記念の美しいラップ!! »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/81762/37730345

この記事へのトラックバック一覧です: 黒沢清監督の役者論がちょっと面白かった:

« カワサキ・ガケップチ・バトル | トップページ | 福島記念の美しいラップ!! »