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2010年9月13日 (月)

日本振興銀行の取り付け騒ぎ(預金引き出し)にかかる6000億円は誰が支払うのか!?

 預金保険機構って、太っ腹。

 日本振興銀に対し、総預金量を上回る6000億円も貸し出すらしい。

 人間には、年収の三分の一しか貸さないのに。

 年収がないから金借りるんだよ!

 6000億円あったら何ができたか?

 わが祖国は、半導体輸出で、細々と、ではあるが食いつないでいくことができた。

 液晶パネルで世界シェア1位を確保できた。

 構造改革とは、競争力を高めるための方策であるはずなのに、わが祖国の世界一の技術をみんなつぶしてしまった。

 奇怪である。

 結局、日本銀行券は、この20年間、「金融システム維持」のためだけに投資された。

 稼ぎのない、損ばっかりしているやつに、金をジャブジャブくれてやったんだから、そりゃ、国民は貧乏になるよ。

 もっと奇怪なのは、木村剛君の論理である。彼はなんと言ったか?

 物を作っても、それが好きな人もいれば、嫌いな人もいる。ものを売るためには「これを買えば幸せになりますよ」と宣伝、説得しなくてはならない。しかし、お金は全人類が「ほしい」と思う商品なんで、お金を扱う商売ほど楽なものはない。

 そう言ったんだよ、本気で。

 誰がお金を欲しがっているのか?

 中小企業の親父である。

 木村くんは、中小零細企業向けの高利貸をやれば絶対に儲かる、と考えたんだよ、本気で。

 従業員、仲間に給料を払うために、金策に駆け回り、万策つき、車に乗っていて「このままフルスピードで対向車線に突っ込んだるか」とか考えている親父が、結局、行っちゃいけない高利貸から金を借りてくる。

 ハッピーな人間がどこにいる!?

 顔面真っ青、肩が落ちて、斜めにかしいで、背中は煤けているよ。

 今、現在、現代の地獄。それは金策だ。

 地獄、絶望からお金を生み出そうとする、なんざあ悪魔の所業でしょ?

 悪魔の所業をほぼ「国策」として推し進めたんだから、竹中平蔵くん、小泉純一郎くんの責任は重大だ。

 6000億円あったら、、やきとん屋でホッピーが飲めて、週末は競馬に100円賭けて(これはわしの願望だが)仕事があってささやかな楽しみが持てる日本人が今の倍はいるはずなのだ。

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コメント

そうだ!そのとおり。個人的には中田さんに6000億あったら,いや なくても文学の道を極めて頂けたら…と思ってるけど。

投稿: CAYONG | 2010年9月13日 (月) 23時01分

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