政治ジャーナリズムなんてものは、そもそもなかった
上杉隆さんの主張はそうだ。
新聞記者がメモをとる。それをデスクに渡す。デスクがまた、上に持っていって、上がそれを官邸に買い取ってもらっている、としたら、ジャーナリズムなど、ありえない。
わしが「足代」としてもらったのは、新日本プロレスからの5000円だけだ。
前田日明が解雇された直後、海賊亡霊が天花粉をまいた記者会見場を出ると、お土産の紙袋を渡され、底に5000円札があった。
「こんなもん、もらっていんですか!?」
わしは聞いたが、カメラマンが、
「慣例だから」
と言った。
それが日本という国だ。
ジャーナリズムの危機、などと言っているやつが、一番信用できないんだよ。
でもね、確実に、世界は変わりつつある。
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