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2010年6月23日 (水)

カルロス・ゴーンの年収 菅くんの経済対策 マツダ工場に突っ込んだダメ人間

 声を大にして言いたい!

 なぜ、気づかないのか!?

 資本主義社会は何度も崩壊するが、前の大恐慌の時にはまだ、製造業の成長の余地があったのだ。効率化もできるし、大量生産でのコストダウンもできるし、なによりも「誰もがほしい商品」があった。

 フォードの工場で普通に働けば、フォードの大衆車が買える、というのは、笑い話のようだけど、資本主義の崩壊をぎりぎりのところで救った寓話である。

 製造業の「成長の余地」がなくなったから、唯一の超大国であるアメリカは、金融に最後の望みを託したのである。金融工学とかね。

 金融資本主義という最後の砦がむちゃくちゃな終わり方をしたんだから、「ヘルプレス」と歌うのが普通で、「何かある」と考えるのは希望的観測でしかない。

 危機感を持っている人間はいるか!?

 わしの知る限り「サムソン製品はすべて10年後にはなくなっている」と言った韓国人の返り咲き経営者だけだ。

 あのおっさんに負け続けてきたのが、ソニーであり、東芝であり、パナソニックなのではないか?

 多分、それに気がついても、もう遅い。トゥー・レイト。

 でもね、今のシステムを維持して日本人が生きていくためには、「売れている商品の世界シェア1位」を取ることだけなんじゃないだろうか?

 たとえば、事業仕分けだが、本当にバカバカしい。

 本当に資本主義社会を維持し、法人税で国家を運営したいのならば、無駄を見つけたら、すぐに現金化して、「シェア1位」を取れる企業に投資すべきなのである。

 ソニーに投資して、電子書籍リーダーでなにがなんでも「シェア1位」を取ることなんじゃないか? 違うか?

 日本のマスコミがとことんダメなのは、「信者の行列」を作る、ってだけのアップルの戦略に踊らされ、「ぐぁんばれ、ソニー」と言わないことだ。

 わしは、紙の本も生き残ると思う。

 しかし、電子書籍リーダーは、今年のクリスマス頃に飛躍的に普及する、と予想する。

 出版社は、ソニーとともに、「世界規格」を奪わなきゃ本当にやばいと思うぞ。

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