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2010年5月27日 (木)

ああ、スペインよ!

 人間はなぜ、同じ愚かなことを繰り返すのか。

 うちのかみさんは仕事上、ヨーロッパの国に行くことが多いが、かみさんが「住みたい国」の一番に挙げていたのがスペインだ。

 その国で、10年ほど前から住宅バブルが起きていたんだな。

 今回、破綻した貯蓄銀行は、非上場の地域密着型の銀行だったようなのだが、バブルの先頭に立って、不動産屋、土建屋、住宅販売会社に信じられない額を貸し付けていたらしい。

 リーマン・ショック以降、IMFなどの指導で政府が推し進めてきたのは、40行を超える貯蓄銀行を十数行に統合すること。

 日本とまったく同じじゃん!

 そしてついに、銀行破綻、国有化、不良債権処理に血税投入、という事態になった。

 驚くべきは、それと同時に、まるでこの時期を計っていたかのように、IMFが牙をむいて吠え立てたこと。

 強直化した労働市場を改善せよ(ようは時給を下げろ、ということ)!

 規制を撤廃せよ(金融屋がより儲かるようにね)!

 構造改革を推し進めよ!

 日本とそっくりそのままじゃん!

 これ、定期的に行っているIMFの調査報告を受けての声明だが、タイミングが絶妙すぎだ。

 ちなみに、IMFは日本に対して今、どんな声明を出していると思う?

 消費税を上げろ!

 それだけ(それだけでも、大きなお世話だし、わしらは喰えなくなるんだが)。

 日本からは、ほしいものすべてを盗んでいったからね。

 このミッションが、ヨーロッパの小国を一巡りしたら、世界はどんなところになってしまうのだろう。

 わしは、中国という国が大嫌いだが、対IMFに関しては、最後の希望なのかもしれない。

 中国人民元についてのIMFの調査報告を中国が発表していない、という話がある(IMF声明の公表はその国の政府の判断にゆだねられている、という話もわしは始めて知った)。

 IMFが「中国政府は為替操作をしている」という証拠をつかんで報告したが、中国がもみ消した、と主張するアメリカの議員が複数いる。

 発表しなくていいのなら、「消費税を上げろ」なんて日本への要求を日本のマスコミは報道せんでよろしい。

 本当にひでえ世だが、心配しないでもいいと思うぞ。

 IMFから最もひどい目に合わされたアルゼンチンの人々は、その頃からハッピーだったし、今は、政治も安定し、日本よりずっと景気がいい。

 なぜ?

 反米国家になったからだよ、鳩山くん!!

 働いたことのない最高権力を選んでしまったわしらは不幸だが、しっかり喰って、しっかり寝て、適度の運動をして、健康でいれば乗り切れるって!

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