ギリシャとゴールドマン・サックス もう、わけがわからん!
ギリシャの政治状況について、ネットを眺めていたら、とんでもない情報に行き着いた。
21世紀初頭、ギリシャはユーロ圏に入ったが、その条件は、どう考えてもクリアできるものではなかった。
そこに現れたのが、ゴールドマン・サックス。銀行屋は、財政赤字に苦しむギリシャに金を貸して、債務を借り替えさせ、それを借金ではなく、「通貨スワップ」というデリバティブ取引に見せかけたんだって!
本当か?
わしが多重債務者であるとしよう。
ゴールドマン・サックスは「金を貸しますよ」と擦り寄ってくる。わしは金を借りて他の金融屋に支払いたいが、それでは自転車操業。
しかし、ゴールドマン・サックスはこう言うんだな。
「これは借金ではない。あなたが投資するためのお金だ」
馬券ドロ親父として、こう翻訳できる。
「絶対王者、松井繁選手の舟券を買う金を貸してあげる。ゆえにこれは借金ではない」
将来、増えるかもしれない金だから?
そうやって、ギリシャは財政赤字の対GDP比率を下げた?
本当か?
わけがわからん!
で、ゴールドマン・サックスは博打に負けた?
でもまあ、ゴールドマン・サックスのおかげでユーロ圏に入れたんだから、あとは、欧州中央銀行がなんとかしてくれるだろ?
もしそうだとしたら、究極のケツ持ちたらい回しだ。
IMFに最大の金を提供しているのは、我が祖国、日本。
日本の対GDP累計債務は、ギリシャをはるかに超える160%じゃん!
ユーロ圏加入の条件が確か40%なので、日本はグローバル経済圏に入る資格なぞ、ハナっからない。却下だ。
どの口で「アジア経済圏」なの、鳩山くん!
なんで、日本国債について、ムーディーズは黙ってんの?
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