映画『アバター』のテーマは資源だが
戦争の本質はそこにはない。
「利子」と「差異」こそが問題なんだけど、それは映画や小説で描くのがすごく難しい。
エンデの『モモ』も違う解釈をされている。
国家があり、国家とは別の独立した組織が紙幣を印刷し、紙幣を得た人間がすべて金利に縛られる社会は、戦争や植民地支配が不可避だ。
差異が消滅した世界で、冒険、ベンチャーは、利子、紙幣のない場所でしか起きることはない、とわしは思う。
会社組織でベンチャーはもうありえない、とわしは思う。
映画や物語は、資本主義社会の対抗軸として自然や共同体を謳い上げるよね。
わしはものすごく歯がゆい。
キャメロン監督は偉い。わしも考える。
物語はきっとある。
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