「甲府」さん、コメントありがとう!
ファンから見る「チームカラー」ってのは、「弱い」でもいいのよ。
でも、今の阪神タイガースには、「プロの弱さ」がない。
わしが好きだったタイガースは……。
選手個人の美学のために「いらんこと」をする。
その美学は、近代的個人のそれとしては「わけがわからん」もの。
ゆえに、合理性から逸脱して、チームは負ける。
しかし、そこには笑いがある。「ひとネタ」がある。
それをファンは「愛嬌がある」などと言って偏愛する。
選手、監督個人の「わけのわからなさ」が価値となる。
2日間、球場で見ていたが、今の阪神にそんな「チームカラー」があるか!?
おそらく、読売に追随して、札束のみで「すでに出来上がった個性」を引っ張ってきて、つぎはぎした結果がこれだ。
偶然性の要素がバカみたいに高い(ポテンヒットなど)野球というジャンルは、貨幣価値を逆転、無意味化するところにこそ、存在意義があったのでは?
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コメント
中田先生、本当にありがとうございます。
「川藤さんは、(昭和60年の)優勝の立役者のように言われてますけど、実はあの年、ヒットを5本しか打ってないんですよ(笑)」
「5点取られて4回で降板したのに、川藤さんに”ナイスピッチング!”って言われたんです。”5点取られたら6点取ればエエ。ウチなら取れる。だから、よう投げた”と・・」
池田親興さんが、仰っていました。
春団治氏は、まさに「いらんこと」の象徴でしたよね。
つまらないですよね、今のタイガースは。
徹底的に「いらんこと」を排除してしまう落合さんの野球は、もっとつまらないですが・・。
今宵は「新庄くんはアホじゃない」を再読しながら、しみじみします。
投稿: 甲府 | 2009年10月13日 (火) 21時18分