萩原朔太郎 寺山修司 町田康 杉作J太郎
といった「変な日本語を書く人」がわしは好きだ。
わしも朔太郎たらんとし、寺山のように「言葉の達人」たらんとし、雑誌の世界に入った。
で、変な日本語を書くと、まあ、怒られますな。
「読者に伝わらない」
「雑誌にはその雑誌特有の語法がある」
書き直し。
またわしは変な日本語を書く。
また書き直し。
偉大なる先人たちは、それに朝まで付き合ってくれたのである。
君たちがいて僕がいる(チャーリー浜)。
このブログは「自慢」がテーマなんで、自慢するが、朝日新聞で書評を書いて、一字一句直されなかったときは、先人たちに手を合わせたよ。
おそらく、世界一の校正マンを擁する文芸春秋社の『ナンバー』の記事で、編集者から「こんなに赤が少ない原稿は初めて」と言われたときも手を合わせた。
だから、『週刊現代』にもチャレンジでしょ?
変な日本語を書いて、編集者が「書き直しをお願いします」。
それは、承知の介。
雑誌にはその雑誌特有の語法があるから。
当然そうなって、編集部に行って、粘って……だから、この稼業は面白いんだよ。
今回、わしは、午前2時に「印刷所に行くよ」と言った。
まず、わしらのアホアホ合戦を印刷の人に詫びて、粘れるところまで粘ろうと思ったから。それも、この稼業のコク。印刷やってる人は「アホ! いらんことすな!」だろうけど。
馬鹿、わからずやと闘っているのではない。人間と人間が言葉を突き詰めていく過程が最高なのである。
編集者とわしの前には、大衆という、わけのわからない化け物がいて。
それをやろう!
はしょるな!
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