「たわけ」さん、コメントありがとう!
返事が遅くなってしまったが、同感。
この二日の、ニフティのアホさ加減を見ても「ただ効率化する」IT資本主義、死すべしだ。
でも、わしが思うのは、ウォール街の強欲金融屋、ITバブル、ニューエコノミーに対し、「日本のモノづくり」の優位性を説く構図が成り立っているか、である。
GMは、モノづくりを捨て、金融業者になったから破綻した、と言われるが、我が祖国のトヨタはどうか?
やっぱ、ダメなのよ。正直にモノづくりだけやっても。
つまりは、モノに差異がなくなったの現在で、その現実を、ITだ、デリバティブだ、リスクヘッジだ、証券化だ、とかなんとか言ってごまかしてきたのがこの20年である。
20年前から、世界は終っていたのである。
株が上がっても、製造業が5年前の水準に戻ることは絶対にない。
ゆえに、雇用が回復したり個人消費が回復することもない。
アメリカの証券会社が全部潰れ、銀行がほぼ国有化されたんだから、つまりは、資本主義は終った。
オバマが、元証券会社重役や銀行重役を経済顧問にしているんだから、アメリカに未来はない。
ITは全部ただになったんだから、こんないい話はない。
終ったのよ。
だから、絶望すべき、ではない。
だから、明日は面白い。
観たことないものが観られる、ホラー映画の世界なんだから。
いや、ファンタジーと言っとかないと観客満足度的にダメか。
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