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2009年7月 7日 (火)

阿佐田哲也と安酒

 結局、昨日は多摩川競艇には行かず、家で仕事。

 やっぱり、それが大正解で、金田幸子選手は最終日になって人気で、堀之内紀代子選手は、まあまあのスタートだったが、アタマは獲れない。平高奈菜選手も。

 そんで、1リットル紙ハックの麦焼酎に梅干を入れて、

阿佐田哲也コレクション〈1〉天和をつくれ (小学館文庫) Book 阿佐田哲也コレクション〈1〉天和をつくれ (小学館文庫)

著者:阿佐田 哲也
販売元:小学館
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 なんで、これが発売されていることに気がつかなかったんだろう。

 ここのところ、映画を観に行ってもがっかりするだけだし、本屋に行っても読む本がない。

 経済モノやノンフィクションは、佐藤優とか勝間女史とかばっかでしょ?

 ヤン・ソギルや町田康や団鬼六が多作だったらいいんだけど……。

 で、東武デパートの旭屋書店で、この本を見つけたときには、

 いや、阿佐田哲也は全部読んでいるよ。

 そう思った。

 立ち読みしていて、興奮してきた。

『競輪円舞曲』って短編、確かに初見なんだよ!!

 大学に入って、麻雀をおぼえて、19歳くらいのときって、わしの人生最高の読書体験であった。

『麻雀放浪記』を一晩で読んでも、角川文庫の書棚には、まだたっぷりと博打小説がある!

 パチンコか麻雀をやって、本屋に立ち寄って、一冊づつ抜き取って、酒を買って帰る。

 あんな楽しい一時期はなかった。

 で、それが蘇ってきた。

 文庫本未収録の短編なんで、駄作なのか、って思ったわしがアホでした。

 すみません! 戦後大衆文学の巨星よ!!

 阿佐田哲也先生のテキストは、ちっとも古くならないし、ダメで崇高で自堕落で教訓にあふれている!

 オールタイム・ベストとは、まさにこれ!

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