思想書を読んでも無駄な時代
いい時代になった。さばさばすらあ。
そういえば、このブログに「このクソ左翼が!」ってコメントしてくる人もいなくなった。
ちょっと前なら、北朝鮮の飛翔体発射に、日本共産党が反対し、社民党が棄権したことに、ネットは激怒する書き込みの嵐となっただろうけど、今はどう?
ジュンク堂は、アナーキズム関連の書物を1階に並べたが、売れた?
今の不況が、新自由主義によって引き起こされた、って書いてひとり悦に入って何になる?
「中国が大嫌いだ!」って書き続けている『スパ!』は売れてる?
まるで関係ない。
今、重要なのは、「死」をポケットに入れて、常に「死」と語り合うことだ。
サブプライムローンを売って、1億円のボーナスをもらった人も死ぬな。
グローバリズム、資本主義に反対して、デモをやる人も死ぬな。
絶望して、爆発物を体に巻きつけて、バスに乗るイスラム教徒は、本当に、ちょっと、待ってくれ。
満開の靖国神社で『同期の桜』を歌い続けているじいさんたちは……あ、この人たちは心配ないよね。
アナーキスト? そんやつ、どこにいる?
コミュニスト? みんな後期高齢者だよ。
思想書を読んでも無駄。イデオロギーが無意味化した世界にわしは生きているわけで、長く生きるのは絶対に悪くない。
ジョニー・ロットンは歌った。
俺はアンチ・クライストだ。俺はアナーキストだ。
ジョン・レノンは歌った。
神はものさしだ。あんたの痛みを計るためのね。
ルイ・アームストロングは歌った。
ああ、なんて、素晴しい世界。
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