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2009年4月16日 (木)

スピード指数とラップタイム

 いやはや、ともに桜花賞の予想には、まったく役に立たない、ということだよなあ。

 ブエナビスタのスピード指数は、500万条件→GⅠ阪神JF→チューリップ賞、数値を下げ続けてきたわけで、指数では買えない馬。

 かなり時間がかかって、それだけしかわからなかったので、詳しくは調べていないが、今の指数系予想ではワンカラットが上位になるのかもしれない。

 がんばったけど、ハズレ、という結果。

 じゃあ、今、大流行の血統予想は?

 というと大ハズレだよねえ。

 確か、桜花賞はサンデーサイレンス系が不振で、ノーザンダンサー系の天下だったはず。

 サンデーサイレンス産駒の不在によって、血統予想が息を吹き返してきたのは明らかなのだが、いきなり、3着までサンデーサイレンス系だ。

 で、すべて社台にいた馬(だよねえ。レッドディザイアは新興クラブの馬だが、社台から買った馬だったはず)。

「血のロマン」のようなものは、風前の灯である。

 じゃあ、サンデーサイレンス系の内国産種牡馬が世界の競馬を塗り替えるか、というと、今のところ、ノーザンダンサーの足元にも及ばないし、高額の売買によって世界に広がってもいないし、島国根性、鎖国競馬の状況は何も変わっていない。

 ストームキャットの血のほうが、多分、グローバルに展開しているし、ノーザンダンサー・バブルは、カナダからヨーロッパ、南米まで波及していった。

 日本では、ノーザンテースト・バブルとして記憶されている。

 で、繁殖牝馬がノーザンダンサー系の飽和状態になったとき、「救世主」として現れたのが、ウィッシングウエルとかアンダースタンディング、プロミストランドと「聞いたことがない種牡馬」の母系を持つサンデーサイレンスだった。

 オグリキャップの祖先、ネイティブダンサーを寺山修司は「ドサ回りの踊り子」と呼んだが、大衆演劇のような辺境の競馬場を今なお多く抱えているアメリカだからこそ、サンデーサイレンスは誕生した。

 じゃなきゃ、6代遡ってやっとGⅠ馬に出会えるような母系が残っているわけがないのである。

 じゃあ、サンデーサイレンス系という至宝を今、持っている日本競馬の現状はどうか?

 地方競馬場は次々に閉鎖に追い込まれ、弱小牧場は廃業を余儀なくされ、サンデーサイレンス系種牡馬の所有者に、「海外に出る」「世界のてっぺんを獲る」という意識は皆無なのである。

 フェデリコ・テシオが100年前に教えてくれたこととは何か?

 魔術師と呼ばれた血統理論以前に、単に、海を渡る勇気、なのではないか?

 テシオだって、競馬小国、競馬鎖国のイタリアの貧乏牧場主だった。

 テシオは、牝馬とともに何度も海を渡った。

 ノーザンダンサーの生産者、テイラーは金持ちだったが、全世界の競馬に革命をもたらしたのは、年の半分は競馬ができない辺境、カナダの馬だったのである。

 ノーザンテーストはその血を受け継ぎながら「どう見ても牛」という理由で辺境に捨て置かれていた馬だった。

 サンデーサイレンスの死は、アメリカの辺境に生き残っていた活力のある血が、極東の極北、北海道で「わしらが守り育む」と言いつつ、実際は捨て置かれ、活力を失ってゆくことを警告しているのではないか。

 あ、長々と書いてきたが、最初の議題は、スピード指数とラップタイム、だったっけ?

 ああ、競馬の予想はむずかしい。

 って、それが結論かい!?

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コメント

いつも楽しく拝見しております。
桜花賞前日、阪神芝戦の3着以内馬15頭中7頭が、
ニジンスキーの血を持つ馬でした。

桜花賞も2着レッドディザイアが母父カーリアン、
勝ったブエナビスタはニジンスキーの4×3というクロスを持っていました。

しかも前日はスペシャルウィーク産駒が4頭馬券に絡み、
そのほかで馬券になったサンデー系はダンスインザダーク、
アドマイヤベガ、ニューイングランドと重い馬ばかり。
僭越ながら、血統で狙えた! と断言させていただきます。

だから私はブエナ→レッドディザイアの1→2着固定で、
ヴィーヴァヴォドカ(父ダンス)
ルージュバンブー(父父カーリアン)
この2頭に流してハズしました!

やっぱりダメじゃん、血統!

投稿: 廣須田一輝 | 2009年4月16日 (木) 17時24分

サンデーに母父ノーザンダンサー系で楽勝。
馬連、3連単まとめ取り。

投稿: ピース | 2009年4月16日 (木) 17時57分

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